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第5回イチさばラジオ

イチさば
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駆け抜けるイチさばラジオ、第5回です!
今回も「キーワードお題」やってます。
今回は、さばこが書いたショートな創作文を、イチマツが初見で読みます!
今回からキーワードが変わります!
(読んだ創作文は下の方にあります。)

【キーワードお題とは】
①二人で事前に、いくつか単語を出す。
②出た単語をくじ引きにてランダムにチョイス。2単語で1組とする。
③その2単語が入った創作文をそれぞれ作成。
・お題は~300文字程度。台詞・朗読・掛け合いでも何でもOK。
・お互いがお互いの書いたお題を、ラジオ本番にて"初見"で読む。
・同じキーワードでも、書き手が異なる事でどう違いが出るのか、はたまたシンクロするのか、そこもポイント。
・書いても読んでも自分の首を絞める。でも楽しい。そんな企画。

今回は『歯車』『猫』 この2単語が必ず入った創作文。
書き手:さばこ 読み手:イチマツ

今回の創作文。
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ママ:「このネコも動かなくなったから、捨てましょ。あの子に気付かれない内に」

きみが3才になった日、ぼくときみは出会った。 きみはぼくとの出会いをすごく喜んでくれた。毎日、思いっきり遊んだね。
でもね、少しずつ、少しずつ。僕の体の歯車は、かみ合わせが悪くなっていったんだ。
そして、ぼくは、ついに動けなくなってしまった。もう、きみと遊べなくなってしまった。
遊べなくなったおもちゃのさだめ。ぼくは、生み出された時から知っていた。こうなる事も知っていたさ。
きみがお昼寝をしている間に、ぼくは行くよ。
さよなら。遊んでくれてありがとう。――またね。

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ラジオ使用BGM:DOVA-SYNDROME https://dova-s.jp/

(2017年10月06日 公開)

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