学生時代にすべきこと(D大/S.K)

今、私は大学生です。


大学生である私が、このテーマについて意見を述べるべきなのかどうかは分からないですが、1人の大学生が感じていることに少し耳を傾けていただければと思います。

私は1年間の浪人を経て大学に入学しました。同期よりも1年遅れて入学したので、何でも良いから遅れを取り戻そうと、就活の1歩目である合同説明会に参加しました。


そこには、リクルートスーツを着て、真っ黒のカバンを持ち、同じような髪型(特に女性)をした人たちで溢れかえっていました。各ブースには企業の人たちがいて笑顔でチラシを配ったり、「うちの会社の説明聞いていきなよ」という感じで誘ってくる。


色々なブースをまわってみたけど、どこも調べば出てくるようなことばかりを熱弁していた。その説明を真剣に聞いてメモする上回生。

大学1年生の私はこの時思った。
「これが就活なら俺は就活なんてしない。絶対に個性を失う」

その後、少し時間が経って、私はある人に出会った。この人が私にとっての現在の師匠にあたる人です。その人と出会ってから、私の人生は大きな転換点を迎えました。師匠はあらゆるネットワークを持っており、様々な価値観を持つ人たちと会う機会をつくってくれました。

プロスポーツ選手。社会起業家。ベンチャーの社長や大手会社の役員。個人事業主。本当に多くの方とお会いしたのですが、私が出会ってきた人たちはみなイキイキしていました。今自分のやっていることが楽しい‼️という感じで、笑顔が絶えなかったです。

反対に、私が見てきた就活生はみな目が死んでいます。説明会終わりの学生を見た時、同じ格好をして見分けのつかない人たちが、あーだこーだと言って話し合いながら、スマホゲームに熱中していました。行き帰りの電車でも、仕事終わりの人たちの顔はどことなく、疲労感が表れています。

「本当にこのままで良いのか?」皆さんは今の社会をどう思いますか?
私はこのままでは確実にまずいと思います。

これからの社会を担う若者の将来を奪うような社会が近づいていると感じています。就活が悪いこととは思いません。ただ、私はそこに価値を見出せなかった。それだけのことです。

本題に戻ります。学生時代にすべきこと。

「多くの人と出会うこと」「様々なコミュニティをつくること」「本を読むこと」「経験に投資すること」「健康な状態を保つこと」

他にもたくさんあると思いますが、この5つが私のなかで伝えたいことです。実際私も、多くの人と出会い、様々なコミュニティをつくったことで、多種多様な考え方があることを学び、本を読むことの大切さ、経験に投資することの大切さを学びました。そして、行動に移すにあたって、健康でないと、上手くいかないということも分かりました。

就活ルールの廃止によって、学生は早くから将来について考えざるを得なくなります。多くの壁にぶち当たり、悩み、もがき、苦しむこともあります。

そんな時に自らを救ってくれるのは「人」「発想の転換」です。
繋がりが時には心の安らぎになったり、時には貴重なアドバイスをもたらすこともあります。考え方を変えることによって、今まで悩んでいたことが馬鹿馬鹿しくなるかもしれません。

今の自分に満足していますか?もしそうでないなら、勇気をもって一歩を踏み出してみることをオススメします。
世界は変わると思います。

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