学生時代にすべきこと(アスリート/H・Y)

時の流れは早く、大学を卒業して9年が経とうとしている。

社会人としてはまだまだ若輩者ながら、学生の皆さんとは一回り年が離れ、子供からすればもうおじさん。
そんな自分が学生の皆さんに伝えたいことは、時間の大切さについて。
学生のうちにすべきことは目標の有無や将来の方向性によって異なるが、一つ確信を持って言えることは、”時間軸を意識する習慣”を身につけておくといいということ。

人生を時間という概念から切り離して考えることは不可能で、何をやるにしても時間という概念はついて回る。ということを、社会人になって日々実感している。
ビジネスマンであれ、アスリートであれ、主婦であれ、時間軸を意識し、時間を正しくマネジメントできる人は、パフォーマンスと幸福度を能動的に高められるのではないか。


まず、時間軸を意識するためには、大局的な視点が必要になる。
例えば物事がうまくいかない時に、時間を費やし愚直にやり続けるべき局面なのか、目標や方法を変えるべき局面か。
自分は今、プロセスにおけるどのフェーズにいるのか。
大局的な視点を持って、時間軸を正しく意識できるか否かは、結果や将来を大きく左右する。

そして、時間をマネジメントするためには、小局的な視点が必要になる。
今自分がしたいこと、すべきことを把握し、整理し、優先順位をつける。
努力か休養か、勉強か遊びか、ストイックに前者を優先し続けても、そこに幸せがあるわけではない。自分を律する力は時間をマネジメントする上で必要不可欠な能力だが、我慢や忍耐が必ずしも正しいわけではない。
小局的な視点を持って、時間を正しくマネジメントできるか否かは、心身両面のコンディションや、日々のパフォーマンスと生産性を大きく左右する。

大局的な視点、小局的な視点。
時間軸を意識すること、時間をマネジメントすること。
学生時代にこれらの能力を身につけておくと、仕事や家事に追われても、現状に悩んでも、きっと乗り越えていけると思う。


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