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MBSラジオ『北野誠の茶屋町怪談2014夏』。盛況にて終了!!【中山市朗ブログ】

中山市朗です。

今や夏の風物詩となったMBSラジオ『北野誠の茶屋町怪談2014夏』。
盛況にて終わりました。
晴れてたんですけどね、リハが始まるとたちまち暗雲立ち込め大雨となり雷が!!
幸先よろしいなあ。
今回のテーマは「悪霊」。
死霊のことを一般的に悪霊というのですが、まあこの場合、生きている人間に取り憑く霊、邪気、悪魔、悪鬼というべきものでしょうか。呪いや祟りによって生じた霊障、障りも悪霊です。


今回は七人ミサキに関する怪談が続けて語られたり、七がキーポイントとなる話が披露され、たまたまなんですが七という数字がクローズアップされました。
7というとラッキーセブンといって縁起の良い数字と思われがちですが、日本においては必ずしもそうではない、という話になりました。
死に纏わる数字として初七日、三十五日、四十九日があり、七人ミサキも死を招く死霊です。
ただ七福神もありまして、大黒天、毘沙門天、弁財天,恵比寿、布袋、福禄寿、寿老人の七柱の神様は福徳の神として信仰されます。また七宝といって極楽浄土の荘厳さを現す七つの宝も出てきます。
だから決して七は悪い数字ということではなく、特別な数字ということでしょう。

キリスト教においても七は決していい数字というわけではなく、カトリックは七つの大罪を定めていて、高慢、物欲、嫉妬、怒り、色欲、貧食、怠惰がそれとされます。また2003年ローマ教皇庁は新しい七つの大罪を定めて、遺伝子改革、人体実験、環境汚染、社会的不公正、貧困、過度な裕福、麻薬中毒がそれであると定めています。
どうやら、七というのは、悪い良いということより、やっぱり特別な数字であると解釈するべきかもしれません。

実は、古代ギリシャにて正七角形はコンパスと定規では描けないということで、畏れられたということから、七を特別視したというのが、どうやらその根底にあるようです。


ちなみになぜラッキーセブンなのかというと、1885年シカゴ・ホワイトストッキング(現カブス)の優勝のかかった七回、ある選手が打ち上げた凡フライが強風に乗ってスタンドイン。ホームランとなって優勝したということがあったそうです。この時勝利投手となったジョン・クラーソンが「幸福な七回(ラッキーセブン)」とインタビューに答えたことからはじまって、野球の世界とパチンコの世界でラッキーセブンと言われるようになった、ということでキリスト教とは関係ないようです。

あれ、何の話やったっけ。
ああ、『茶屋町怪談』やった。そんなんで、怨霊についての怪談が、北野誠司会、藤林温子アシスタントの元、黒木あるじ、私、松原タニシ、夜馬裕、桜井館長、そしてオンラインで小原猛によって語られました。



トリというのは少々プレッシャーもありますが、私自身は楽しく語らせていただきました。



トレンド入りしましたよ。


出演者一同で。




打ち上げも怪談!!
仕事の後のビールは、格別じゃ!!







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