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何かが起きている

最近毎週のように報道される、畜産農家の火事。
兵糧攻めにあっている、食糧危機がつくられているという説など色々ネットで噂されていますね。
僕はもしかしたら、廃業する人が畜産動物の殺処分費用と畜舎を解体するよりも燃やした方が安くつくし、あわよくば保険金が入ってくるからそうしてるのかなとか一瞬考えましたが分からないし聞いてもそう答えるわけもなく。
例年よりも多いのかどうか、まだ分かりません。


実はここ数年、年間100件近く畜舎の火事が起きているそうです。
あまり報道されてなかっただけなのかもしれませんね。
アニマルライツさんのHOPE for animalsというホームページでわかりやすくまとめられてました。
火事により犠牲になる命は鶏が99.1%を占め、豚が0.7%、牛は0.1%以下。
鶏はバタリーケージで体育館くらいの広さに10万羽育てられているので一件の火事でものすごい数の犠牲が出ます。

上記ホームページによると火災の原因は令和元年で

  • 電灯電話等の配線 12 (10.3%)

  • たき⽕ 10 (8.6%)

  • 電気機器 7 (6.0%)

  • 電気装置 6 (5.2%)

  • コンロ 5 (4.3%)

  • 溶接機・切断機 5 (4.3%)

  • ストーブ 4 (3.4%)

  • ⽕⼊れ 3 (2.6%)

  • 灯⽕ 3 (2.6%)

  • 放⽕ 2 (1.7%)

  • 配線器具 2 (1.7%)

  • 交通機関内配線 2 (1.7%)

  • 焼却炉 2 (1.7%)

  • 取灰 2 (1.7%)

  • 合計:65件(※誤差51件)

配線は、ネズミなどが齧ってそこから火が出たりするようです。
餌が豊富なのでネズミや野鳥にとってはオアシスのようなもので、確かに配線がかじられるかも。
原因不明な誤差の部分が一番怪しいと思ってるのですが、仮説をつらつらと書いても意味がないので、結論を。

常に動物はこういうリスクに晒されています。
火事が起きても逃げることができない。
そのリスクの上に安い卵、肉が成り立っている。
全てをいきなり変えることはできないかもしれませんが、少しずつお肉を減らしたり、動物が生きる環境を良くしようと取り組む方から購入したり。
そういうことを意識する人が増えると少しずつ畜産動物の生きる環境が変わってきます。

完璧を目指すのはしんどい。
ちょっとずつできることから。
僕の人生を賭けたミッションの一つ、美味しく週一肉なし生活を。
儲かることよりも命を重んじる社会へ。

ベジニャンシリーズ食べて応援してください🍛🍜🍝


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