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エリザベス女王杯 と 騎手のお話

奥野でございます。いつもご訪問ありがとうございます🙇

今週のバナーはむちゃ気に入ってます!(^^♪

デアリングタクトの凄みがあふれ出ているワンショット。エッグハミも光り輝いてます✨

作はもちろん、専属のカメラマン・グラフィックデザイナーの Sleepさんです!

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さて、今週から、新たに2騎手が中央競馬に参戦してきました。

皆さん大好き、ムーア騎手レーン騎手です。

土曜の成績は、ムーア騎手が2勝2着2回。
レーン騎手が、1勝2着1回。

 さらに、マーカンド騎手やCデムーロ騎手、ドイル騎手と、5名の外国人騎手がすでに活躍しており、ルメール騎手も寝てる暇がなくなってきました(笑)

 そう。ルメール騎手は、まだ目を覚ましてないのか?
 確かに、今年のルメール騎手は、例年になく不調で、G1・G2の勝率は8%にも達していません。

 G1勝ちは天皇賞秋のイクイノックスとオークスのスターズオンアースの2つだけ。「だけ」って、それはそれで凄いことでも、ルメール騎手に課せられた使命において、この結果は認められません。

 秋華賞はスタート後に大きな不利を受けて3着まで、宝塚記念は発走前除外、皐月賞・ダービーは枠の不利に泣き、ヴィクトリアMは不利やら躓きやらで勝ち切れず…。

 どうです? 凄いでしょ(笑)
 馬が悪いわけではなく、人が悪いわけではない。単にツイてないだけ。
 「運も実力のうち」とよく言われますが、不可抗力だけはどうしようもないよなぁ…。神様の悪戯なのでね。

 だから、実際はそんなに悲観することはありません。

 次の表をご覧ください。
 今季のトップジョッキーのG1・G2の成績をまとめてみました。

 ルメール騎手は、確かに勝率は出ていません。しかし連対率は34.6%と実質トップで、今期絶好調の田辺騎手を大きく引き離しています。

 だから心配はそこまで心配しないでもいいのではないでしょうか。

 エリザベス女王杯では、⑦イズジョーノキセキに代打騎乗します。今週は大人しくしといてもらいましょう(笑)

 こうやって改めてデータでみてみると、武豊騎手の凄みがひしひしと感じられます。

 決して派手さはなく、「いつの間にそこにいたの?」といった意表を突く騎乗で、着を拾います。零細の馬主さんにとってはユタカ様様でしょうね。

 エリザベス女王杯では➀クリノプレミアムに騎乗。大人しくしておいてもらいましょう(笑)。

 福永騎手も、今年は大人しい感じがします。
 なんでも調教師試験の一次試験をパスしたとか。そろそろ鞭を置くことを考えられているのかも(?)
 ちなみに、来年栗東のほうでは4名の調教師が定年で引退されます。再来年も4名。あとはどの厩舎を引き継ぐのか…ですね。

 でも、G1はフェブラリーSと皐月賞を勝っています。掴みどころもインパクトもないから記憶に残らないんですよね。
 5月以降、重賞勝ちは無し。
 エリザベス女王杯に出走するジェラルディーナアンドヴァラナウトで馬券には絡んでいます。

 どちらも外国人騎手の手に渡ってしまいました。結果が結果だけに、仕方ないでしょう。

 横山武史騎手は、非常に元気があって、最も目立っている存在。
 昨年は、エフフォーリアでG1を3つ、タイトルホルダーで1つ。キラーアビリティで1つ。若干23歳のフレッシュな騎手が、1年でG1を5勝して、世間に名を轟かせました。
 しかしG1・G2ではまだ安定はしません。
 勝率は10%、連対率もトップジョッキーの中では最低ランク。しかし非常の興味深いジョッキーの一人ではあります。

 エリザベス女王杯ではナミュールに騎乗します。3度ダメで今回が4度目だから何が何でも勝たないといけない状況。

 川田将雅騎手は、G1を1番人気で取りこぼすことで有名です。たしか、ここ3年のG1の1番人気では福永騎手よりも勝っててなかったはず。

 -ゴールドジェネレーターで集計中-

 はい、間違いありません。
 1番人気で9回中1勝。
 福永騎手は4勝。馬の質に違いはあるにせよ、9回のれば3回は勝ってもらわないと私たちが困ります(笑)

 でも、反対に、人気を背負わなければ…。

 たとえば、4番人気以下では、30戦5勝。単勝回収率は約300%。これ、ちょっと意外じゃないですか?

 エリザベス女王杯では、ピンハイに騎乗。前日段階で6番人気。天気次第では7番人気に落ちる可能性はありますが、適度な人気薄であることは間違いなし。
 一番のダークホースといえるのではないでしょうか。

 最後は、松山弘平騎手
 大人しそうな顔をして、やることは大胆? ということもなくて、自分がいま置かれている立場をしっかりと理解して克服しようとしている面があります。言うなれば努力家。

 たとえば、こないだの毎日王冠のサリオス。
 非常に乗り難しそうな馬で、ブリンカーやチークピースを装着したり、時には1200mを走らされたり、紆余曲折という言葉がぴったり当てはまる馬。
 松山騎手は、それまで3回騎乗して5着が最高。すべてG1の舞台だったので、仕方ないところはあります。しかし本人からすると、上手く乗れずに悔しい思いをしていたはず。なにせレーン騎手やルメール騎手ではちゃんと好走しているわけですから。
 そして毎日王冠でその鬱憤を晴らしました。道中、きっちりと折り合って脚がたまり、直線狭くなったところをグッグッと突き抜けて先頭でゴール。
 非常に落ち着いた騎乗で、文句なしの内容。
 ゴールした瞬間、ご本人もガッツポーズがでてました。よほど嬉しかったんだとおもいます。
 翌日の京都大賞典も制し、徐々に勢いを取り戻してきた感じ。

 ただ、今期はG1未勝利。そろそろ1つ欲しいところでしょうし、ここを勝って、来週のG1に弾みをつけたいところでしょう。
 ちなみに、マイルCSでは、サリオスではなく、ソウルラッシュに騎乗予定となっています。

 で、エリザベス女王杯では、デアリングタクトに騎乗。
 1時30分現在のオッズは、5.0倍の1番人気。
 1番人気と言っていいのかどうかの値ですが、エリザベス女王杯の1番人気の成績は決して悪くありません。
 過去15回、3勝、11回馬券圏内。よって複勝回収率は非常に高く出ています。
 本当に強い牝馬はジャパンCを目指しますから、どうしても混戦となってしまいますよね。
 自身も、3歳時は、秋華賞のあとにジャパンCに参戦して3着に好走しています。その実績を考えれば、ここのメンツに負けるわけにはいきません。

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阪神11R エリザベス女王杯(G1)

馬番 馬名         SAV 基準単オッズ 基準人気 放牧先
11番 ナミュール      99 8.1 ④ ノーザンファームしがらき
18番 ジェラルディーナ   95 6.2 ③ ノーザンファームしがらき
10番 スタニングローズ   88 4.5 ① ノーザンファームしがらき
13番 ウインマリリン    86 11.9 ⑦ ビッグレッドF鉾田
03番 ピンハイ       80 8.8 ⑤
08番 アンドヴァラナウト  73 16.0 ⑨ ノーザンファームしがらき
07番 イズジョーノキセキ  68 15.0 ⑧
04番 デアリングタクト   66 6.0 ② チャンピオンヒルズ
17番 ウインマイティー   65 11.3 ⑥ 

 SAV1位は100を超えてこず。
 オッズが示す通り、上位が大混戦で、「軸を決めて…」という馬券の組み方だと心許ない…。

 でも、ここは軸を決めて勝負したいと思います!

 本命◎は、いうまでもなく④デアリングタクト

 良い枠を引き当てました。この枠からなら、多少後方になったとしてもロスを最小限に抑えられます。

 ここにきてようやく本来のデキを取り戻し、完全に息を吹き返しました。

 前走は、鞍上も心苦しかったところがあったかもしれません。本当は肩泣いとけない状況で着外。2.0倍の1番人気だったからなおさらです。
 ただ、ここへのステップだったと考えれば、無理をさせなくて正解でした。
 レースはスローの流れを後方待機。コースもコースで、無理に仕掛けても馬に負担をかけるだけ。できるだけ馬場の良いところを走らせてやろうという思いと、本番に向けたシミュレーションを意識した感じの競馬。小回りの上がり勝負で、4コーナー手前から仕掛けていけば、当然直線坂で脚が止まります。
 そこで無理させなかったことが功を奏したのか、今回のデキは、復帰後最高といってもいいほど。いえ、3歳時の最も良かったころを凌ぐかもしれません。
 調教後の馬体重が前走とほぼ同じなら、当日もそれぐらいで出てきそうです。追い切りの内容も秀逸でした。
 オールカマーで失った💸は、ここで返してもらいます。

 次は、3歳の2頭。勢いがあって、今後もマーク必須。
 
 ⑩スタニングローズは秋華賞を勝利。ただ、指数に変換すると3着が妥当です。1番人気のスターズオンアースが、スタートで出遅れて隣のナミュールとアートハウスに挟まれほぼ最後方からの競馬になりました。
 その原因を生んだのがスタニングローズで、自身は何もなかったように好位に取り付き、いつもどおりの競馬をするだけ。何も難しくはありません。
 2着のナミュールは、スタートでスタニングローズに体当たりされたものの、スターズオンアースに当たって跳ねえり、結果的にいつもの位置取りを確保できました。なんてことはありません。
 すべてスムーズならスターズオンアースが勝っているレースでしたね。私の◎がスターズオンアースだったので、死ぬまで根に持ちつづけてやります(笑)。

 スタニングローズはこれで秋3走目。間隔も間隔で、上積みは薄いでしょう。内厩調整…と思っていたら違いました。ノーザンFしがらきに出していました。現状をキープするのが精いっぱいでしょうし、牝馬なので、疲労やストレスが当日どこかに何らかの形で現れる可能性があります。
 パドック要チェック。

 ⑪ナミュールは、またまたスタニングローズの一つ外。
 本当に器用な馬で、どんな状況でもしっかりと走り切ります。決め手があって、非常にタフで、勝負根性もあります。
 でも勝てていない。
 坂路主体の調教のせいか、先天的なものなのか、肩が持ち上がらない。トモはしっかりしていて、ヒザ、繋に柔らかさがあるからキレるのはキレるが、距離を稼げない。インでじっくりと脚を溜めるとか、相当上手く乗らないと勝ち切れないだろう。

 もう一頭、注目すべき3歳馬がいます。
 ③ピンハイです。
 チューリップ賞、桜花賞、オークスと、不利の連続で、一度もまともな競馬ができないまま3歳秋を迎えました。
 前走は川田騎手に替って、イメージ通りの勝ちっぷり。余力を残しており、この枠ならロスなく優位に立ち回れるます。あとは外に出すタイミングだけ。

 3歳はこんなところでしょうか。

 4歳から、注目馬を一頭挙げておきます。
 ⑧アンドヴァラナウトです。
 3歳時はローズSを勝利し、秋華賞で3着。
 今年初戦の愛知杯は何もできずに大敗。2戦目の阪神牝馬Sは、勝ち切れずも地力の高さを証明。
 次走のヴィクトリアMは、枠も良くなく、レース内容もさっぱり。伸びない外に出して、頑張って脚を伸ばそうとするも、そんな都合よく伸びるわけがありません。
 前走の府中牝馬Sは、馬群できっちりと折り合って、直線に向いては高い瞬発力をもって抜け出そうとしたところに、ソダシに寄られて減速。あれがなければ2着はあったはず。
 好走レンジは1600~2000m。体型的には2200mや2400mのほうが競馬しやすいでしょう。道悪も問題なし。
 気性もマイルドになってきている今なら、このベストディスタンスで真価を発揮してくれるはず。
 ムーア騎手の手腕にも期待。

 馬券は、当日の天候・馬場状態を確認してから買いたいので、前日購入は無しです(汗)。

 ◎デアリングタクトの複勝が2倍ほどつきそうなので、単勝・複勝だけでいいですか?(笑)

 ④デアリングタクトと⑧アンドヴァラナウトのワイドが13倍ほど。
 ④と③ピンハイのワイドが17倍ほど…。
 罠っぽいなぁ…。

 ちなみに、こういう大混戦レースは、あれもこれもになると収拾がつかなくなります。
 なので、もう4,5頭に絞って、ハズレても痛くない額で流しましょう。また来週マイルCSがあって、その次は楽しみなジャパンカップもあります。
 無理して当てに行かず、当たった外れたの外野の声に惑わされず、あくまでも競馬を楽しむことを心掛けて、自分自身が納得のいく馬券を買いましょう!

 最後に余談。

 レース直前に、ちょいちょいツイッターで呟くことがあるので、そちらも要チェックで👍

https://twitter.com/kenichi_okuno

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 本日は以上です!
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