SAV-Over100+チャンピオンズCの見解
奥野でございます。いつもご覧いただきありがとうございます🙇
ミュー、ニュー、グザイ~からのオミクロンです。数学か物理だかの時間に言わされた記憶があります。
これがまたオミクロン株のせいで、ゲンナジー・ゴロフキン VS 村田諒太、同日の中谷潤人選手の防衛戦、大晦日の井岡一翔 VS ジェルウィン・アンカハスがすべて白紙に。。ボクシングです(汗)
幸い、海外で行われる多くのビッグマッチは決行されるようなで、その点は安心しました。
何せ今はバンタム級からスーパーフェザー級の中量級からは目が離せません! 村田選手はミドル級ですけどね(笑)
そういえば先日、世界ライト級タイトルマッチで、テオフィモ・ロペス選手がジョージ・カンボソス選手に破れて、一夜にしてアンディスピューデットチャンピオンの座を奪われてしまいました。判定負けです。一度ずつダウンして、実力伯仲した熾烈な戦いとなりましたが、カンボソス選手が序盤から冷静に立ち回ったことが主な勝因となりますでしょうか。
勝負事は冷静さを見失っては百戦錬磨の名チャンピオンでも負けてしまう、その最たる例かもしれません。
勝負事は当然相手との闘い。何かの奪い合いです。競馬ならお金。ボクシングも競馬も、当てるための頭脳戦というところでは一致しています。
馬券で勝ちたかったら、その手元の1000円を、勝つ確率(馬券になる確率)が最も高く、かつ、儲かる馬に投じ続けるだけです。それを続けていくしかありません。
今日の阪神メインレースで行われたチャレンジCの勝ち馬はソーヴァリアントでしたね。確定単勝オッズは1.7倍でした。そして凡そ1分前は1.8倍。SAVは99で100を超えませんでした。
一方、ヒートオンビートはSAV96と僅差の2位。1分前オッズは8.9倍でした。複勝オッズは? 驚きます。1.6~3.2倍もついていました。
ということは?
ソーヴァリアントは99しかでていないにも関わらず、単オッズは1.7倍とバカ売れ。ほぼ同じ値のヒートオンビートは複オッズ1.6倍。単複馬券を買うなら、どの馬券をどう買うのが効率(期待値が高い)がいいでしょうか?
言うまでもなく、ヒートオンビートの複勝です。
結果的にどちらも的中にはなりますが、ソーヴァリアントの馬券は期待値が非常に低く、こういう馬の単勝を買い続けたらすぐに破産します。
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上表は、単純な集計結果ですが、これだけでも知っているだけで、馬券の収益が全然違ってきます。
こちらは、単オッズが3倍以上の場合。ちゃんと結果がでていますね。
ちなみにこちらは、今年の9月以降に、べた買いしたときの結果。なかなか優秀でしょ?
人気薄分析ではまた話は変わってきますが、人気馬においては、べた買いでプラスになることはまずありません。相手(他の馬券購入者)がどういう馬券を買っているのかを、オッズの値とその動き、相対能力とオッズとのバランスを測り、乗っているシーソーが少しでも上に持ち上がっているかどうかを知らなければ本当の意味での利益を出すことができないんですね。それを知ることが戦術です
「戦術なくして戦略なし」「戦略なくして戦術なし」
馬券も勝負事ですから、戦略無しに勝てることは99.9%ありません。優れた指数や予想理論をいかに戦術に落とし込めるか。それがすべて。
でも、金・金・マニー!ばっかりになるとちょっと冷めてしまいますよね~。やっぱり競馬はロマンも大事!
さあ、今年のチャンピオンズカップは、紅一点ソダシが出走してきました!
3歳牝馬、初ダート、最内枠、馬体重470キロ台…。なかなか難しい状況です。
血統的には、競馬歴がある方ならお判りの通り「ダートのほうが良い」ということになります。
世間の多くの玄人の評価は、おそらく「さすがに好走は難しいだろう」ということになっていると思われます。過去データに基づけば当然です。
しかし前例がないことは、得するケースのほうが多いのも事実。
たとえば、45歳で世界タイトルに挑戦したジョージ・フォアマン。相手はい凡そ20歳年下の選手で勢いがありました。フォアマンは当然アンダードッグ。これに勝利しチャンピオンに。最年長王座獲得記録。オッズは3-1でした。
競馬でも最も有名な話は、やはりオグリキャップでしょう。中央デビュー戦は芝のG3。結果は大楽勝。最後は流しての3馬身差。単勝3.8倍の2番人気でした。
福島デビューだったアパパネは、デビュー2戦目で勝ち上がり。福島デビュー馬は出世しないと言われていましたが、見事牝馬三冠を制覇に。3レースとも1番人気に支持されたものの、単オッズは2.8倍、3.8倍(1着同着)、2.3倍と、不味いものではなかった。
前例がないことはむしろプラスに捉える姿勢も大切です。
2019年(2014年産)を境に、この一族がオープンでバンバン好走しだしている…。まぁ大金持ちの大馬主様でありますから、こそっと品種改良したんちゃう?って勘ぐってしまいたくなりますが、仮にそうであってもそれはそれ(してないと思います)。これもいうなれば確率の問題。生まれてくる頭数が少ないんだからオープン馬になる確率も必然的に下がります。かの金子さんでも毎年G1を勝てるわけではない!でしょ? 白毛がもし年間100頭生産出来ていたら今と状況は違っていたはずです。
このチャンピオンズCは、3歳牝馬が初ダートで古馬相手のダートG1に出走してきたのも前例が無いし、そもそも、斤量54kgでG1でどんな走りになるのか想像することができません。前例がないんだから(2009年に3歳牝馬ラヴェリータがJCダートに(斤量54kg)で出走し13着)。
ソダシのSAVは68で5番手。想定していたよりも低くでました。3歳馬で初ダートということで、ベースの指数が高くなることはないですから、仕方ありませんね。
今回は”ノーザンファームしがらき”から帰厩しての初戦。
前走は違っていました。”ノーザンファーム空港”→札幌記念→栗東滞在→秋華賞のパターン。ソダシにとっては、「ココはドコ?ワタシはソダシ?」みたいな感じで、どことなく落ち着かなかったのではないかと思います(想像の域を出ません)。こういうローテと外厩の使われ方はあまり前例が無く、不安視された部分ではありました。
秋華賞(前走)のレースを振り返ると、道中の雰囲気は決して悪くありませんでしたが、ラップが急激に速くなった勝負所(残り3ハロン地点)では、札幌記念で見せた速い脚が使えず、逃げるエイシンヒテンに体を合わせにいくことができませんでした。
吉田隼人騎手がレース後に「走るのを嫌がっていた」というようなコメントを残しています。精神面のケアが上手くいかなかったということが最大の敗因なのかもしれません。
今回はいわゆる好走時のパターンです。体は見てお分かりの通り、グレードアップしてますよね。あとはしっかりと精神面のケアがなされているかどうか。
馬券はソダシから組み立てます。
テーオーケインズ、チュウワウィザードらは、好調維持でもちろん勝ち負けの域。
ランク外からは、インティが少し気になります。このところずっと勝ちに行く競馬をせずに馬券圏内に来たり来なかったりしています。また、展開を考えると、カジノフォンテン、ダノンファラオらが逃げ番手の取り合いとなるのは明白で、そのあとにソダシやテーオーケインズが付ける隊列を想定すると、今回はインティも好位で競馬ができるのではないかと。鞍上も武豊騎手に手が戻ります。3年連続で3着も想定しておきます。
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では最後に、12月5日(日)のSAV Over100を。
土曜とは違い、120以上がたくさん出力されました。
中京の芝は想定していた以上に掴みどころがなく、何を起点に組み立ててよいのかわかん状況。高SAV馬たちもボロボロの結果で、まともに予想してたら病んでしまいます。。
ただ、日曜中京は騎手が揃いますので、そんなにおかしな結果にはならなそう…。
あと、吉田隼人騎手だけ、先に中京に乗り込んできて、コースの感覚を馴らしているあたりに勝負掛かり感がでいてイイですよね!まぁ0勝でしたけど…。
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本日は以上です!
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