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重賞VISION💨毎日王冠(GⅡ)

奥野です。

今週は毎日王冠の見解を。

👉東京競馬場の芝1800mコース

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東京芝コースは、最もはっきりしているのに、最も予想が難しい、というのが私の印象です。

POINT1⃣ 芝1800mのスタート地点は、3コーナーを斜めに約200m引き込んだところにあります。最初のコーナーが、引き込み元の3コーナー。1ハロン13秒の間で、他馬の動きからある程度ポジションを決めてしまわないと、大きなロスを生むことになるので、どこよりもスタートからの1ハロンに気を遣います。

POINT2⃣ コーナーの径が大きいため、外回しは🚫。ゴール前のキレを失う原因となります。

最初のコーナーで位置取りが悪くなると、最後まで外々を回らされる恐れがあります。”追込んだ馬”が不利なレースとなっているのは、”スローになりやすいコース”ということもありますが、基本的にはそれが影響しているのです。

一番の理想は、差し馬により前に行く競馬をさせることです。好位で競馬ができる性格の良いタイプを選びましょう。

POINT3⃣ 好走満たすアビリティのタイプは、「持続力型」と「瞬発力型」です。

というよりも、持続力型のみを重視すればいいと思います。瞬発力はその延長線上にあるだけ、という見方です。

👇持続力値5pごとの成績

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👇瞬発力値5pごとの成績

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👉東京競馬場外回りのアビリティをチェック

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前日の馬場は”不良”でした。よって、そのままこの傾向が反映されることは無いと思います。

過去1年をみると、持続力型が抜けている印象。つづいて瞬発力型。概ね、うえで求めたタイプと合致します。

👉各馬のアビリティをチェック

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持続力が高い順に見ていきましょう。

⑦サンレイポケット  持続64 SAV66
⑨サリオス      持続59 SAV102
④ザダル       持続58 SAV93
③アイスストーム   持続56 SAV63🌟
⑧サトノインプレッサ 持続55 SAV80
②ワンダープチュック 持続54 SAV44

⑦サンレイポケットは、今年の春にオープンに昇級して、重賞初挑戦の次走で好走。天皇賞・秋でもダークホースの一頭になることが想像されます。しかし現時点でのSAVは66と高くなく、今はまだG2は荷が重そうです。

⑨サリオスは、SAVが100を越してきました。当然といえばそうなりますね。個人的には130ぐらいでるのかなぁと想定していたので、もしかすると、あまり成長していないのか、馬格が馬格だけに、びっしりと仕上げ切れていないのかもしれません。そこは関東パドック班にしっかりとチェックしてもらいましょう。

④ザダルは決め手が安定してきました。気になるのは位置取り。前走のようなポジションが理想。川田騎手から乗り替わっての田辺騎手がどう処理するかがポイントになるでしょう。

アビリティ注目馬は③アイスストームです。

ここ2戦は全く振るわず二桁で負けています。スタートがそれほど上手くないため他頭数だとどうしても外々追走になってしまいます。

3走前メイステークス(東京芝1800m)では、後方待機でも終始ラチ沿いを行き、ロスを最小限に抑えた競馬。直線に入ってからも余裕綽々。力強い捌きで馬群を縫って上がってきて、ゴール前でソーグリッタリングを捉えて勝利。頭数が少ないとこの馬の持ち味が生かせるわけです。インベタ追走した武騎手のファインプレーとも言えます。

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今回は、石橋脩騎手。テン乗りです。得意アビリティをみたら、「先行力型」「追走力型」となっています。残念…。

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気になるのはそこだけ。最高に上手に乗っての”4着”も想定した形で馬券を組みたいとおもいます。

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ゴール前の脚色チャートを。

道中ロスなく立ち回るのは絶対条件。勝負どころで人気の差し馬3頭に牽引してもらうイメージで追走できれば、ゴール前で持続力の高さを示し2、3着争いに加われるはず。

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ストライド競馬新聞の会員サイトでは、レース直前の「直前展開予想」もやってます。最終決断にはこちらのチェックは欠かせません!

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本日は以上です。

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