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SAV-Over100 4月17日(日)+ 皐月賞の見解

奥野でございます。いつもご覧いただきありがとうございます🙇

「真実はそんなに怖くない。本当に怖いのは真実を知らないでいることだ。」

急になんやねん!
ってなりますよね(笑)
これ、映画「ドライブ・マイ・カー」の、ストーリーのキーとなるワンフレーズなんですが、ちょっとドキッとしません?

ブラックボックスな世界で、見えてるトコ知ってるトコだけで評価しようとしている自分らのその神経が怖くなりました(汗)。
競馬予想の話です。もちろん、それこそが競馬"予想"なので、それで楽しむ分には良いと思います。その箱の中身を見る(知る)には限界がありますからね。ただ、プロである以上は、見えていない部分をどうにかして見ようとする意識は必要だし、見えている部分をできるだけ精査して、自分の評価を真実に近づけようとする努力もまた必要だと思っています。

馬券においては、そのときの馬券の結果が真実ではなくて、当たったはずした結果を含め、その中(真実)をみようとする意識が、本当に当てたいレースの的中を導いてくれます。
なので、馬券が外れても嘆く必要はありません(笑)。むしろ外れこそ、ビッグヒットへの布石(ジャブ)である!と思って、意味のあるはずれ馬券を作りましょう!

というわけで、今日は時間も時間ですので、皐月賞の見解だけ。

皐月賞(G1)の見解

【中山11R 皐月賞・G1】
馬番 馬名         SAV 基準単オッズ 基準人気 放牧先 
04番 キラーアビリティ   98  7.4 ④ ノーザンファームしがらき
18番 イクイノックス    88  4.8 ③ ノーザンファーム天栄
12番 ドウデュース     88  3.8 ① 
16番 デシエルト      88 15.8 ⑦ ノーザンファームしがらき
01番 ダノンベルーガ    83  4.4 ② 
02番 アスクビクターモア  73 12.7 ⑥ 山元トレーニングセンター
14番 ジオグリフ      65  9.0 ⑤ ノーザンファーム天栄
09番 サトノヘリオス    55 41.4 ⑫ 
07番 ボーンディスウェイ  54 48.1 ⑬ 
13番 ビーアストニッシド  53 31.1 ⑩ 
11番 オニャンコポン    52 51.3 ⑭ 山元トレーニングセンター
06番 ジャスティンロック  45 27.3 ⑩ チャンピオンヒルズ

ご覧の通り、SAV1位が98と、このG1も100を超えてきませんでした。
また、80P台が4頭もいて、70台と60台がそれぞれ一頭しかいないという、上位がかなり縺れた状況になっています。

こういうときはどう予想したらいいのでしょうか…。

妙味あるところを狙うなら、おもったほど人気していない④キラーアビリティから組むのがベターかなと思います。

キラーアビリティは、スタートはほぼミスせず、安定的に先行できる脚質が最大の魅力。こういった混沌としたレースでこそ、そういう基礎の基礎が安定している馬をしっかりと評価すべきでしょう。
前走のホープフルSは、難しい枠順ながら、1コーナーへの入り方が完璧でした。攻めと守りの形がスムーズに組め、楽に戦うことができました。

しかしそれでも気になることが無いわけではありません。
まず、闘争心が少し弱いのかなぁという点。
荻ステークスでは、先に抜け出して押し切る流れだったのに、ダノンスコーピオンの猛追を退けず2着。
ホープフルSでも、4コーナーで、一度見せムチを打たれました。攻めて出していきたいところで、鞍上が期待していたほど手ごたえが良くなかったせいでしょう。
一週前の追いきりでは、主戦が騎乗しての3頭併せで併走遅れ。長めに終われたということもありますが王者らしくない走り。当週追いは、コーナーで少し掛かり気味で、直線は、余力のある併走馬に頑張って先着させていた感じがしました。
そのへんがちょっと不安…。

個人的に最も注目していた①ダノンベルーガは、スケール感だけをみるとキラーアビリティよりも上。前走(共同通信杯)は、まだ緩いし、気持ちも整っていない状態だったのに圧勝。単純比較になりますが、当日の古馬牝馬3勝クラスのレースレベルを上回る内容でした。
もちろん、それはそれでデメリットもあります。体ができていない状態で、高負荷を掛けてしまうと、疲労が非常に大きくなってしまうことです。
中間は、外厩に出されずにトレセンで調整。右回り対策も施されながら調教されています。ただそれでも今週の追い切りでまだ手前のスイッチがぎこちなく映りました。
共同通信杯を使ってきたということは、早い段階でダービーを意識しているということで、ダービーを目指すうえで、どの道どっかのレースを使わなければならない。左回りのトライアルは青葉賞とプリンシパルSで、レース間隔を考えるとそこは使いたくない…。京都新聞杯は前哨戦にはふさわしくない…。となると皐月賞を使うしかない…。
ダービー馬を目指すなら、ここでは無理をさせずに、ステップレース的な内容で…という指示なります。。
それがこの6.5倍前後のオッズに現れている気がします。本気で狙うならダービーで…ということになるでしょう。

もう一頭注目しているのが⑯デシエルトです。馬も鞍上も、いい意味で癖が強くて、個人的には好きです(笑)
ただの逃げ馬ではありません。セイウンスカイ(古いけど)のような速くて強い逃げ馬になれる可能性を秘めています。
前走の若葉Sは圧巻の部類。ダートで心肺機能を育くんできたというのも、体力勝負になりそうな今年の皐月賞では大きな強みです。中3週でノーザンファームしがらきに出してきているのも加点材料。

穴っぽいところで、⑨サトノヘリオスを。少し硬めの作りでもう一叩き欲しい感じもありましたが、輸送があり、あくまでも叩き台ということを考えるとそれでよかったのでしょう。レースは前残りの展開で、後方から脚を伸ばして3着。上がりタイムは最速。小気味のいいピッチ走法は当然中山向き。距離が伸びるのもプラス。この人気なら…というところでの推奨となります。

他は、もう同じような評価になるので割愛。

馬券は思い切って、デシエルトからの総流し!
これはちょっと”プロっぽくない”ですね(汗)

絞っても手広くいっても当たる気があまりしないので、組んでみて配当の良いところを拾い上げる感じで。
ダービーを的中させるための予想と結果になればいいかな~と(笑)

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本日は以上です!

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