プロキオンS -見解-

奥野です。
今日は、裏では七夕賞のハンデ戦、表では東京都知事選、メインイベントが井岡一翔選手の統一戦(笑)。

プロキオンSの見解です。

プロキオンS

2年ぶりに小倉でのプロキオンS。ステージはダート1700mコース。
2021年、2022年が同じステージでした。荒れました。大荒れです。

 近1走、2走の成績IDM偏差値が60を超えている馬が人気して飛び、それより前に60を超えている馬が好走しました。

 人気する馬とは、今も昔も、直近で好走している馬です。これは普遍的で、3走よりも前の好走についてはほぼ無視されています。

 でも、前走と同じパフォーマンを発揮できることって基本的にはありえません。条件が変わって格が上がればなおさら。G1は別ですが、ハンデ・別定G3レベルではそれが当たり前。

 今年でいえば、ヤマニンウルスは、ずっと60~70超を出しています・・・。すみません、これは別格の扱いでお願いします💦
 それでも、ここは昇級初戦で、初の重賞挑戦。5戦目です。いつもどおり間隔をあけてしっかりと作り込んできているでしょうが、大きい馬で仕上げに不安がないわけでもない。

 ハピは確かに安定しています。しかし1800~1900mを主戦場としていて、ここ最近は、フラットで高速な小回りコースは未経験。疑ってもいいタイミングだと思います。

 スレイマンが一番疑っていいタイプ。たしかに能力は高いです。同コースの実績もある。ただ、ブリンカーを装着しているように、少し気を遣う面があって、この内めの枠は、この馬にとっては絶対的に不利です。

 そこで今回持ち上げたい人気薄は、⑫デシエルトです。
たしかに、前走は近2戦はさえない結果です。しかし、前走の三宮Sは、位置取りも良く、抜けていた勝ち馬に擦られたこと、あと距離も1ハロン長かった。
我慢もできるようになってきているのでこの距離も問題なし。実質1ハロン長くても、前走比較では距離短縮になって感覚的に競馬がしやすくなります。

②ヴァンヤールも注目すべき馬。疝痛で手術し、それ以来の競馬。かなり久々で、たしかに急仕上げ感はあります。
しかし能力はG2レベル。なのに57Kの斤量はお得すぎます。器用なタイプなので距離も全く問題ありません。

超高配当を狙うなら、この2頭を軸にした3連単総流し。28点買い。井岡戦の視聴料程度。
100万馬券も含まれるので狙ってみる価値はあるんじゃないでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?