『里恋詩くて・・・熊野・高野』紀伊を愛した怒涛詩人さとちゃんを忘れない【276】2009/1/21~2009/1/22

さとちゃんがYahoo!ブログに書き残した詩や文章
そしてさとちゃんの
紀伊の山里の暮らしを愛する心を記憶するために
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里恋詩くて1/22・ねこやなぎ

2009/01/22 里恋日記

黄金色のねこやなぎは、去年2月、城戸の福寿草を見にゆき里でいただいたのです。切り花として栽培しているのです。

ねこやなぎは…黄金色?
…と少し疑問に思いながら
つぼみから花へと
成長の過程では様々な姿
様々な印象を人に与えるのだろう
わたし的には銀白色に
光に反射して輝く印象がある
一番美しい時期のねこやなぎ
花穂は伸び続け…
銀白色の絹毛はやがて色あせ
さながら毛虫のような異様さに
人は美しい時の記憶を持ち続け
それ以外は視界から消す
目にしてはいるのに見えない
記憶に残さない
いきとしいけるものは…すべて
かつて美しく
やがて老いて汚くなっていく
いや…違う
それすらも美しいと
思えばいい
いや…美しいのだ
美とは…存在そのもの
ありのままの姿
そう思うか…思えるか
美は対象物の見た目では無く
見る者の心に有る

ぶつぶつ川の下里を歩く3

2009/01/21 熊野の里巡り

西行法師が玉の浦で和歌を残している。山家集という和歌集に記されている。
ぬれてほす沖の鴎の毛衣に
また打かくる玉の浦なみ
と詠んでいる。

記事からの引用
西行の出家の原因は失恋説が有力だとか
諸説あるだろうが
もし妻子があっての出家ならば
身勝手とのそしりを受けるだろう
出家を潔しともとれるが
さて…偶然だがここに来る前に
noteの一つに書き込みしていた
この時期だから西行の辞世の句を
noteを書きながら思い出したからだ
その歌は置いといて…
さとちゃんが紹介した西行の
玉の浦にちなんだ歌を読んで詠む
何のこっちゃと思われるだろうが
私の遊びの一つで歌合わせ…
習い歌と言った方がいいのかも
元歌を読み…感じた事や
使われている言葉を参考にして
自分なりの歌を詠むという遊び
真似の様でもあり手習いの様でもある
だから…習い歌
歌まねとはこっぱずかしくて言えない
西行
ぬれてほす沖の鴎の毛衣に
また打かくる玉の浦なみ

ちなみに…万葉集には
作者不詳の2首があるようです
荒磯(ありそ)ゆもまして思へや 玉の浦の離れ小島(こしま)の夢(いめ)にし見ゆ

わが恋ふる妹(いも)は会はさず 玉の浦に衣(ころも)片敷き ひとりかも寝む

無名居士
玉の浦
岬を見れば
さながらに
涅槃なるかな
熊野遍路路

わが歌は
和歌には非ず
書捨ての
五行に言葉
並べただけの

五行歌…五行書きの不定型自由詩

ぶつぶつ川の下里を歩く2

2009/01/21 熊野の里巡り

川の水源には、杓子がある。真水だから飲めるのです。湧き水です。ぶつぶつ名水。ぶつぶつとあわがうきあがってきます。その先は、道、その先は、民家、その先は、断崖絶壁の岩山。

「湧き水です。ぶつぶつ名水。」
すぐに思い浮かんだのが富士山の湧き水
名前が出て来ない…柿田川?
調べてみる
柿田川湧水群がヒットした
静岡県駿東郡清水町伏見  柿田川公園内
清水町伏見と言う地名もそれらしい
久しぶりに動画を観たくなった
冬ならばそうは思わないだろうが
水温む真っ盛りの春ともなれば
https://youtu.be/4-51tf9aXuM

https://youtu.be/zAoxXgFfQy8

水中の映像を観た記憶があるが…
これは三島の湧き水の動画
愉しかったのでチェック
https://youtu.be/CXoLLrk3O0I

今回は湧き水の動画鑑賞タイムになった
こんな展開もたまにはいいだろう
目の保養…癒やしになった

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