「織田作之助賞」受賞作家の小林長太郎と彼が残したブログ「負荷」と記事を忘れない為に〜#8

ブログ「負荷」には およそ2年半のあいだに1842本もの記事がアップロードされています
ブログにアクセス出来なくなったので
読むことがで出来るのは「負荷」読者の手によって残されたわずかな記事と
私が記録した未コメントの記事のタイトルだけ
このマガジンはそれらに出来るだけコメントしようという試みです
【参考】
第2回 小林長太郎まつり
https://manyo1000.blog.fc2.com/blog-category-7.html
BUNGAKU@モダン日本
https://nonajun.hatenablog.com/

【村上春樹】…(むらかみ・はるき)

 昭和の白鳥、平成の漱石などと呼ばれた不世出の人気作家。
 一言で言えば、「頑固な人」。

記事の冒頭部分
負荷さんによる分析は「頑固な人」だそうな…
そのあと6作品を順次簡単に紹介しているが

作品についていちいち書いていたらきりがない。
 吉本隆明はもっとも優れた作家であると評する。
 その通りである。

との記述
「貶下」という漢字が出てきたが
意味はなんとなく「さげすむ」かなと分かるが読み方が分からない
私などあまり使わない漢字だ
調べると「へんげ」と読むそうな
ネットニュースをチェックしていると
なんと読みますかという記事が出てくる
ほとんど読めない
読めないような漢字を探して出してるから私のように本を読まない凡人には難しい
読めなかったらツイートしている
ちなみに今日出てきた漢字は…

「小半損」ってなんと読む?「こはんそん」ではありません。どういう意味?

「小半損(しょうはんそん)」〜とは、地震保険の損害区分の一つで、「保険金額の30%が支払われる程度の損害範囲」を意味します。

こんな感じです
これは割と簡単な方でしたがとにかく読めない漢字が多い
貶下を持って来た負荷さんはさすがだと思いました
その貶下を使った文章の少し下の方にこんな記述がある
(『終焉をめぐって』/柄谷行人/福武書店/1990年 /p.83)
つまり…

 有意味なものを貶下し、無意味なものに真剣に取り組んで見せること。

などの引用は柄谷行人氏の著書からの引用だったのか
以下同様に著書と著者のいくつかの記述がある
それらによって村上春樹を語らせている
とまあこの記事の成り立ちがやっと分かった

(『私の見た昭和の思想と文学の五十年』小田切秀雄/集英社/1988年/下巻P.443/)

(『ウォーク・ドント・ラン』村上春樹/村上龍/1981年/ 講談社/p.19)

(『夜になると鮭は……』レイモンド・カーヴァー著/村上春樹訳/中公文庫/あとがきの中にあったインタヴュー)

(『心臓を貫かれて』マイケル・ギルモア著/村上春樹訳/文藝春秋             /1996年/訳者あとがきより)

(『(『本当の戦争の話をしよう』ティム・オブライエン著/村上春樹訳/文藝春秋/1990年/あとがきより)

(『心臓を貫かれて』訳者あとがきより)

(『やがて悲しき外国語』/村上春樹/講談社1994年 /P.62)

…とかなりの引用が続く
ざっと読んだが負荷さんにとっては意味のある箇所なのだろうが
私にはさして気になる文章では無かった

さてこのあとおまけの記事が続く
例の私には難解なオシム語録だ

また、初期の三島、そして定家に関する文学観には、コンプレックスの附属物とはいい難い何かがある。
 それを今、じっくり読み解いている最中です。
 時間はかかりますが、そうした作業を通じてしか、前に進めないと考えています」

   なんて言うわけないですね。

と引用だけにしておこう
2022/01/26

ねむりうさぎと豆はんみょう

 うっそうとみどりの木々がおいしげり、
すきとおったみずうみがあって、
色とりどりの草花が咲き乱れ、
まだ人間は誰も足をふみいれたことのないようなふかい森林の奥に、
一羽の年若いねむりうさぎがいました

冒頭の文章です
まだ読んでないので内容は分かりません
童話のような…寓話かもしれない…
寓話って?
童話とどう違うの?
疑問だらけの私
疑問があったら調べたくなります
大体のことは分かっていても
自信がないと確認したくなる
そんな性格ですから書き始めてもなかなか先に進まない
さほど難しく考えないでいいかもしれない
要は寓話も童話同じで
擬人化した話に教訓的な意味を込めたものが寓話…という理解でいいかな
では…負荷さんの話を読んて行こう
負荷さんの性格人柄からして寓話的はなしだとそうぞうするが…
童話にしろ小説にしろ作家の伝えたい事考えが元になっているはずだから
すべて教訓的だと言えるのかもね

予備知識
マメハンミョウ
サムネイル画像
マメハンミョウは、コウチュウ目・ツチハンミョウ科に属する有毒昆虫として知られている。 「ハンミョウ」と名がついているが、ハンミョウとは別の科に属する。しかし、ハンミョウの方が派手で目立つこと、名前が似ていることから、混同される場合がある。 ウィキペディア

読まずに予備知識として引用したが
それが適当な判断かはまだ分からない
有毒昆虫らしいが
それが案外深い意味を持っているのかも
読む前から推理して何になるっちゅぅねん

 ねむりうさぎというのは、ただずっと、いつまでもねむりつづけるふしぎなうさぎで、全身を真っ白なふさふさの毛におおわれた、とても美しい生き物です。
そのねむりうさぎの名前はハルシャ。

動物がハルシャに気づくと皆起こさないように静かにするといいます
騒いでも眠ったままなのに…
眠り続けるお姫様の話がありましたか…

ハルシャがねむっている場所は、幹からじかに葉っぱの生える大きな樹、森林のみんなからはパルラと呼ばれる樹の根元でした。

パルラに意味があるかと思って引用しておきました
さて年若い豆はんみょうが登場しました
「名はカンタリ」

 カンタリは自分が特別な生き物であることを知っていました。
 豆はんみょうは、毒虫と呼ばれていました。

これからどんな話になるのかは読んでもらって
私が気になる箇所だけ引用してみます
昨今の世相事件を思い浮かべましたので

せめてぼくは君に食べられて
みんなをがっかりさせてやりたい
ぼくの悲しみは消えないけれど
ぼくは独りじゃなくなるのさ

2022/01/25

村上春樹さんの『海辺のカフカ』の負荷7/もしかしてみんな野球選手?

この記事では小説の登場人物の名前について書かれている
海辺では野球選手のしかも中日の選手の名前が使われているのではないかなど…
色々述べたあと負荷さんはこうまとめている

だから実際に登場人物の何人かは、野球選手でも構わなかったのではなかったか。

 そして本当に、名前などどうでもよ
いことではなかったのではないか。

負荷さんは名前に関してこう書きながらも
カフカと言う名について深読みし過ぎているのではないかと私は思った
つまり「可・不可」
これすら分解して「可・負荷」
ブログ『負荷』の負荷たる由縁がここにあるのでは無いかと私などは推測する
かように負荷さんは深読みが好き
好きを通り越してマニアックの域にあるとすら思えるのだが
こんな深読みする私もお友達かなと…

私の場合は運命・宿命論者では無いので単なる偶然で済ませるが…
そんなことより先日から気づいた事は…
私が読んでいる記事は投稿日を遡っているようだ
つまり…読む順序が逆なのはマズくない?って事
投稿の内容に発展性があるならその流れに逆らったコメントしてる事になる
読む順序を変えるべきではないか…
そうしたらまた感じるものが違うかもしれない
変わらないかもしれないがここはやはり
投稿順に読んで行くことにしよう
それが出来ないなら仕方ないが出来るのだから…
そう告知して今回は終わろう
2022/01/24

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