高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【379】

高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して

高山近影

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📖 無名居士のたわごと〜高山と電話で話した事の続き・・・「ガーターべルトの女」の主人公Mについて

前回はコロナ感染防止対策に関連して
高山のトンネル工事現場の坑夫たちと
自衛隊員との格闘技対抗戦があったことを書きました
今回はそもそものこのマガジン発行のきっかけである
エッセイシリーズ「ガーターべルトの女」の主人公Mについて
現在の様子を少しだけ電話で話してくれたので
その事を書いてみたいと思います

「ガーターべルトの女」について
なぜ私が映画化を考えたかとか
これは高山の25歳頃の実際の青春記録で
主な登場人物三人の魅力
中でも高山の恋人だったMの
性にも生き方にも自由で自立的で
それでいて小悪魔的な可愛い魅力を
読者の方に伝えたいと言う思いが
ますます強くなっています
だから今後このコーナーでは
それらについてより多く発信していくつもりです

高山とMは事情があって別れたのですが
20数年後に偶然再会します
その事は「新・ガーターベルトの女1〜8」のエッセイシリーズに書かれています
そこでMの最近の様子ですが
事務機器の販売リース会社を辞めて独立したようです
コロナ不況の中での会社設立
思い切った行動です
「ガーターべルトの女」シリーズを読むと分かるのですが
Mは男勝りの性格で
相手がどんな立場の男でも物怖じしません
高山と一緒にケンカの修羅場も乗り越えた女性です
私が想像するに高山との再会が
Mの自立独立心の精神的にも経済的にも
後押しになったと思います
高山の会社はトンネル工事の下請けで
大小合わせて10現場ほどあります
高山はその全部の総責任者で
工事受注の責任者でもあります
各現場では様々な事務機器を使用
二人が再会したあとはビジネスパートナーの関係になったようです
そこはシビアに情ではなく採算的に計算しての付き合いで
Mにしたら高山の会社の全現場と販路を拡大できた訳で
それまで2位のセールスに甘んじていたのがトップになったのです
高山の知人の会社にも販路拡大出来たようで
二人のいい関係が続くことになります
この関係は二人のみならず
高山が積極的に採用している女子社員にも
Mの存在は刺激にもなり相談相手にもなり
とてもいい関係が築けています
今女子社員は3名だったと思います
5名にしたいと高山は考えているようですが
その中心メンバーで高山に次ぐナンバー2のえり子ちゃんとMの関係も良く
相談相手としてMの存在は大きいはずです

勝手な私の思いとしては
高山とMが昔の関係に戻ったらと・・・
どうやらえり子ちゃんは高山に行為を持っているようですが
こればかりは先の事は分かりません

📖 管理人の「twitter」から~リツイート・・・初心を忘れないために

2015/07/20 無名居士の日記など

いまどうしてる?
twitter見てる
IWJの動画も見てる
岩上安身さんのツイートから
記事をたどっていったら
7月18日京都円山公園音楽堂での
「戦争法」反対集会の動画があったから
twitterのリツイートで
SEALDsKANSAI ともかさんのスピーチもSGIも知った

SHELLYのことも
SEALDsのU.C.Dさんがボロ泣きしたという
元予科練の新聞への投降記事も
「デモ参加者はアルバイト」とデマを流している人たちがいることも
SEALDsのコールに
同じように感動して動画をアップしている人が多かったことも
だから何度もその動画を見てしまう

いまどうしてる?
twitter見てる
気付かされ教えられ感動することが多い
だからツイートすることも忘れ twitterを見ている

MoviIWJ
熱量あがる国会前抗議「私は声をあげることをやめない!」(2015年7月17日)

📖 高山の作品から〜濡れる穴の中9 意外な男

2018/09/25 未分類
「濡れる穴の中9 意外な男」

「濡れる女子事務員」シリーズのえり子ちゃん、火薬の甲(火薬類取扱保安責任者 甲種)に合格しました。

火薬の甲種と言う、トンネル屋では最高の発破の免許です。

これは、なかなか受かりにくいって言うのでこの世界では有名ですが、見事に一発合格しましたね。

作業員も、驚きと喜びで迎えました。

実際、長くこの世界に居ても発破技士だけって多いです。

何度も甲にチャレンジして、落ちたのも居ます。

僕も、確か四度目で取ってますからね。

これで、ある意味大きな難関を突破して、女だからと言わせないぞって有りますし、作業にも出てかなり出来るようになりました。 

まあ、実戦はまだまだですが、短期間で色々出来るようになったのと、とにかく貪欲ですよ。

二週間程、二人で坑夫とほとんど同じようにやりましたが、最初は相当僕から怒られてましたが、少しずつそれが少なくなりました。

それに、日曜日も高山さんお願いが有ると言って、機械の練習や色々を教えましたね。

若い作業員にも言うんですよ。  

教えて欲しいなら言えよとね。

その代わり、相当厳しいぞです。

なかなか、今のところ来ませんけどね。

えり子ちゃんも、一時期は体力付いて行かないし、僕から後ろから蹴られたりしてましたよ。

頭を持って、そりゃ違うだろうとか見せたりしましたし、周りから見たら女の子なのに厳し過ぎないかとも出ましたが、彼女の方が、それは違うと言って周りを説得するくらいでした。

僕から蹴られるなんてのは普通でしたし、頭を叩かれるも普通でしたね。

一度か二度は、その場に投げ飛ばしましたからね。

とにかく、危ない事をしたり何度も同じ事を失敗したらそういう感じでした。

これをパワハラと取る人も居ますが、五十歳の僕が体力使うだけで無くて、二人で汗だくになりながら説明したりです。

昔は、教える時に相手を投げるとか手が出るのが、僕は普通でしたね。

それに比べたら、彼女には優しかったと思いますね。

女の子だからと言うより、素人だからですね。

それと、女の子って意識するのは、怪我をとにかくさせないを徹底しましたね。

嫁入り前の若い女性ですからね。

たった二週間で、作業員として一人前にはなりませんでしたが、才能があるなあと言うのを随所に見せてくれました。

それに、個人的には作業員にするつもりは無いから、事務面や色々を仕切れたら良いんですよ。
 
本人は、作業面も作業員に負けない位出来るようになりたいようですがね。

こうして、何度も時間を取って少しずつやれば、不可能では無いでしょう。

女性ですから、重い物はどうてしても持てないとかは周りがフォローすれば良いんです。

その代わり、女性独特の器用さや細やかさが有るから、腕力の無い部分はそれで補えます。

女性を入れて良かったなあとは思いますが、えり子ちゃんは特殊かも知れないですね。

それと、彼女は作業員に慕われてます。

それは、一つは持ってる雰囲気でしょうが、皆、彼女が一生懸命だと見てるんですよね。

そういう時に、パワーショベルが調子がいまいちで、業者に一時的に替えて貰うことになりました。

パワーショベルを積んだ車が来たんですが、何時まで絶っても下ろしてないから何をしてるんだろうと他の社員に言いました。

すると、業者は来るけどそのパワーショベルを乗せた車の運転手は下ろせないから、下ろして欲しいと業者から電話があったそうです。

僕は、半分呆れましたね。

普通は、運転手が板を敷いてその板に合わせてゆっくり下ろすんですよ。

たまたまえり子ちゃんが居たから、お前が下ろして来いと言いました。

彼女なら、ゆっくりやれば下ろせるだろうと思いましたからね。

ところが、普通は下ろす時の板くらいは運転手が用意するのにしてないから、えり子ちゃんに板も設置出来るかと聞くと、出来ますと答えたので任せました。

板は結構重いけど、上手く設置してましたね。

その時僕は、班長と近くで打ち合わせしてました。

えり子ちゃんは板を設置すると、パワーショベルに乗ってゆっくり下ろしてました。

そしたら、運転手がそれを見ながら、ここはお姉ちゃんがこういうのやるのかと、車からやっと降りて来て言いました。

完全に馬鹿にした口調でしたね。

僕も班長も一瞬、てめえが下ろせないのに色々言うなよと行きそうになりましたよ。

近くで元請けも測量をしてました。

僕達が行く前に元請けの測量班の男が走っていって、業者の男に、あんたふざけんなよ!と噛みつきました。

僕も班長も驚きましたね。

その測量班の男は三十代後半ですが、普段ほとんど話さないんですよ。

無愛想と言うより無口ですね。

きちんと挨拶はするし、仕事の事は丁寧です。

僕とも個人的に話したのは数回ですが、あー、この男は仕事熱心だけど人付き合いが苦手なんだなと思いました。

えり子ちゃんにもたまに測量を手伝って貰う事はあっても、個人的に話したってないそうです。

礼儀正しいけど、木訥って感じですね。

坑夫に対してもえり子ちゃんに対しても、僕に対しても変わりませんね。

良い大学を出てるらしくて、測量はとても上手いようです。

僕は、最初は無愛想な奴と見てたけど、違うんだな、性格的こういうタイプなんだと思うようになりました。

そういう無口で木訥なタイプが、まさか業者に噛みつくとは思いませんでしたよ。

結婚もしてて子供居ますし、元請けが言うには愛妻家らしいですから、えり子ちゃん目当てってのも無いですね。

しかし、噛みつかれた方は太って身体も大きい、いかにも田舎の運転手って感じの三十代です。

測量の元請けの彼は、細身の瀬の高い男です。

運転手が、ふざけんなよって何だよと凄むと、負けてないんですよ。

細身の彼は一歩も引かずに、彼女はあんたの代わりに重機を下ろしてるのに女だからとか、馬鹿じゃないのかと言いました。

測量の彼は、建設業に見えないタイプです。

片方の運転手は、いかにもチンピラ上がりって感じですから対照的でした。

僕も坑夫の班長も、これは凄い展開だなと見てました。

業者の男が、彼の胸を平手で思い切り押してナメんなよと言うと、彼は業者の男の襟首を持つと足払いをして倒しました。

その早いのに驚きましたが、これは不味いと思って大声を出して、坑夫の班長と走って止めに行きましたね。

えり子ちゃんは、ゆっくりパワーショベルを下ろした所で、何が起こってるのか分かって無かったです。

僕が、業者の男にあんたが悪いだろう、と言って前に出ました。

雇ってるのはうちだぞと言うと、まさか足払いを喰らうと思って無かったようでまだ怒ってましたが、坑夫の班長も囲むようにして居るから大人しくなりましたね。

とにかくその場は収まりましたが、業者にあんなの連れて来るなと苦情の電話を入れると、すいませんでしたと謝ってましたね。

測量の彼は僕に謝りに来ましたが、僕は笑って凄いねと言いました。 

昔、柔道を少しやってたらしくて咄嗟に出たらしいです。

自販機で缶コーヒー買ってくると、外で話しました。

いやあ、自分でも驚きましたし申し訳ないですと繰り返してましたが、僕はあれは問題ないよと笑いました。

えり子ちゃん一生懸命やってるのに、どうしても許せなくてと苦笑いでしたね。

そして、高山さん煙草一本くれませんかと言うから煙草を出して渡すと、火をつけてあげました。
 
三ヶ月ほど禁煙してましたが、やはり旨いですねと笑いました。

普段は無口で木訥な男も、えり子ちゃんを良く観てたんですね。

えり子ちゃんには、事の顛末を教えました。

彼女は、僕以上に驚いてましたね。

しかし、観てる人はきちんと居るって事ですね。

坑夫の班長とも、驚いたけど痛快だったなあと笑いましたよ。

観てる人は、意外な所にも居るって嬉しい事ですね。

えり子ちゃんにもそう言うと、嬉しいですねと喜んでました。

一生懸命やるのに、男も女も関係ないんですよね。

おわり

📖「ガーターベルトの女」の映画化のためにエッセイをお読み下さい

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