高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【395】

妄想家・夢想家無名居士の夢物語の記録です
無名作家高山のエッセイ「ガーターベルトの女」の映画化芝居化・・・
その他いろいろ作品化できれば
なんて途方もない夢を観ています

画像1

📖 無名居士のたわごと〜「小林長太郎の負荷」の0コメント記事~その11から・・・少年A論1〜2005/5/7(土) 午後 3:22

明暗
2005/5/7(土) 午後 4:01
フリーキックのチャンス
2005/5/7(土) 午後 3:59
グループ8
2005/5/7(土) 午後 3:57
あわやの場面で
2005/5/7(土) 午後 3:53
終了間際
2005/5/7(土) 午後 3:51
攻勢に出る
2005/5/7(土) 午後 3:50
熱い魂
2005/5/7(土) 午後 3:49
上手く立ち回る
2005/5/7(土) 午後 3:48
同点とされる
2005/5/7(土) 午後 3:46
決めること
2005/5/7(土) 午後 3:45
2013/4/21(日) 午前 6:38

確率の高い
2005/5/7(土) 午後 3:44
高さに強い
2005/5/7(土) 午後 3:41
いつのまにか
2005/5/7(土) 午後 3:41
らしさ
2005/5/7(土) 午後 3:40
売り切れだった
2005/5/7(土) 午後 3:39
チョコレート
2005/5/7(土) 午後 3:37
みなぎれ!
2005/5/7(土) 午後 3:34
和田君が
2005/5/7(土) 午後 3:32
猫が部屋を
2005/5/7(土) 午後 3:31
三島由紀夫について(8875)
2005/5/7(土) 午後 3:25
2013/4/21(日) 午前 6:38

少年A論 1
2005/5/7(土) 午後 3:22
少年A論2
2005/5/7(土) 午後 3:19
少,年A論3
2005/5/7(土) 午後 3:18
少年A論5
2005/5/7(土) 午後 3:13
少年A論6
2005/5/7(土) 午後 3:08
少年A論7
2005/5/7(土) 午後 3:06
少年A論8
2005/5/7(土) 午後 3:04
少年A論10
2005/5/7(土) 午後 2:53
少年A論11
2005/5/7(土) 午後 2:50
少年A論12
2005/5/7(土) 午後 2:34
2013/4/21(日) 午前 6:40


以上50件
続く

保存されていたゼロコメント記事のタイトルの「少年A論 1」からイメージして
「少女A論 」をフィクションとして書いてみる

「少女A論 」

〜序〜
アイドルに興味はなかったが
デビューしてまだ間がなかった中森明菜を「少女A」と言う楽曲で知った
彼女は若い子の間では誰もが彼女の名を挙げるほどの人気者になった
タイトルから連想するのは未成年で保護された不良少女を表する言葉
明るく元気なアイドルのイメージから少し離れた所に中森明菜は居たのではないか
家庭から弾かれ 社会の底辺でもてあそばれ堕落していく少女たちを象徴するような言葉「少女A」
しかし私はそこに
無名で未知の存在ではあるが
そして社会的には見捨てられがちではあるが
それだけに社会や人間や組織に抗うエネルギーを内在させた可能性の塊を
「少女A」たちに見る
歌手 中森明菜に内在する彼女の個性が
「少女A」と言う楽曲のタイトルから受けるイメージがマッチして
歌手としても楽曲としてもその後の人気と活躍を後押しして行った
「少女A」は反社会的イメージから脱してアイドル歌手として羽ばたき
誰もが認める大歌手に成長して行く
勿論 行く手には様々な困難が待ち受ける事になる…

〜「少女A」から少女活動家へ〜
「少女A」は その無垢で純粋な心ゆえに様々な大人社会の問題の核心を敏感に把握し理解する
そしてちゅうちょ無く解決策を見出し主張し行動する
少女の家庭環境 当然両親の影響は大きい
ある問題意識との出会いが少女を変える
問題意識が芽生えたとして変わる子も居るし変わらない子も居る
問題意識が次なる行動の学びに進む子は
次なる過程・・・行動へと進む
それには親の適切なアドバイスと支援が必要になるが
子ども自身の判断と意志で行動する勇気ある子も居るだろう

行動に立ち上がった子は
もはや擁護は必要としても
庇護は必要でなくなる
いわゆる賢明な大人たちからの賢明な説得や未熟を諌めることは
活動家となった少女の敵ではない
忖度も妥協も打算も駆け引きも必要無いし通用しない
何故なら少女であるから
未熟であるから
大人社会の常識に幸いにも無知であるから
少女の行動と訴えは若者の共感を呼び
大人たちへと波及して行く
無垢なゆえに純粋なゆえに
信頼と支持と連帯は世界に広がって行く

彼女は世界の指導者にリーダーに
問題解決を訴える
その責任を果たす事を訴える
問題解決を先送りし
妥協し続ける事を許さない
それは先進国の傲慢と国益優先の大国主義のサボタージュ
問題意識の許し難いまでの欠如と犯罪的と言えるほどの怠慢
それが許せないのは
未来に生きる少女だから
自分たちの未来だから
その生存
地球そのものの存亡がかかっているから
今の世界の指導者たちには解決できない

真の指導者は
「少女A」から生まれ育って行く
「少女A」の目覚めと活動にこそ
未来はある

参考
リトル・ウーマンーー
活動家として声をあげる
たくましき少女たち
https://www.tjapan.jp/entertainment/17415687/p2

(未校正 未定稿)
2021/11/20

📖 マガジン発行の初心を忘れない為に〜マガジン16号から①・・・ある人へのメール~映画化のために~2018/6/2(土) 午前 10:41 

舞台化プロジェクト 日々の出来事

返事があれば
その時にこのメールを
公開しようと思っていましたが
もう返事はないだろうと判断しましたので
その内容を公開します
あきらめずに
またほかの人に
何らかの縁を頼りに
せっせとメールを送ります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

仮にYと呼ぶトンネル抗夫がいます
彼の年齢は50歳前
その年齢で
トンネル掘削現場の
最前線で働いています
彼が働いている下請け会社の
抗夫出身の管理者は
Yと若いころ働いたことがあるのですが
Yの抗夫としての腕前を
天才的と表現しています
抗夫の能力によって
トンネルの掘削距離・速度に差が出て
それが収入の差になります
耳に障害があっても
抗夫としての能力に気が付いていた管理者の下で
掘削現場の先端で働くことで
その能力がさらに開花していったと言います
それまでは耳の障害を理由に
後方での下働きが多かったのです
彼はそんな扱いをされても腐ることなく
地道に仕事を続けていました
そして現在の下請け会社の管理者と
再会することになりました
その管理者は
自身が足に小さな歩行障害があるのですが
それでも他の者に負けない働きを認められ
現在は八つのトンネル現場の管理者となっています
その管理者はケイタイ小説サイトに
高山というペンネームで
小説やエッセイを書いています
そしてYahoo!ブログ「無名魂」で
ケイタイ小説サイトでは書けない作品を公開しています
その中のエッセイ
『Yとの嬉しい再会』全15話で
Yの様々なエピソードを綴っています

トンネル工事という特異な現場で
耳に障害を持ちながらも
他の抗夫が太刀打ちできないほどの働きをしている
その彼のことを知って欲しいと思います
トンネルの元請けの所長の中には
障害者を差別し無理解な人が居ます
管理者は
仕事ができれば
障害は問題ないという立場で
ある意味差別と無理解とたたかっています
それは現在
女人禁制の厳しいトンネル現場に
女性を入れるというチャレンジにつながっています
その様子もエッセイに綴っています
『濡れる女子事務員」シリーズ全15話(他外伝6話)がそれです

Yのことで付け加えるなら
彼には耳の障害だけでなく
おそらくある種の発達障害があるようです
人とのコミュニケーションが苦手で
会話も普通にできないようです
だが彼には抗夫としての特殊な能力と
物についての記憶がすごいそうです
どこに何があるか記憶しているといいます
見たものを写真で脳に写しているようだといいます
Yのことを書いたエッセイを読む人の中に
発達障害児を抱えた数人の母親がいます
Yの活躍を我が子に重ね
いつも感動して読んでいると言います

Yのことはほんの一例です
世の中には様々なところに
「Y」はいます
それはあなた自身もそうであるし
あなた自身がたくさん「Y」と出会っていることでしょう
そんな人たちの記録は
多くの人に感動と勇気を与えます
障害がある人にもない人にも
あなたの映像によって
多くの「Y]との出会いが出来れば
そのきっかけになれば
そう思って
このメールを送ります

ちなみに私は
京都在住の
無職で無名の70歳
縁あって
「無名魂」の管理人をしています
なお私は
やはりケイタイ小説作家・高山のエッセイ
『ガーターベルトの女』全15話を映画化できないかと
それを私のラストチャレンジとして
無謀にも取り組んでいる者です
高山のエッセイに目を通していただけるだけで
嬉しく思います
突然で失礼なお願いですが
私の年に免じてどうかお許しください

📖 マガジン発行の初心を忘れない為に〜マガジン16号から②・・・支援がありましたとの連絡~2018/10/10(水) 午後 9:17 

日記 日々の出来事

Ready forから
連絡が入りました
まだページの支援金額には
表示されていませんが
1万円支援の振込予約があったとの通知です
振り込みが確認されたら
ページに金額が反映されます
支援者第1号です
有難いことです

Ready forを介して
その方にお礼のメッセージを送りました
私の知り合いの方でした
高山ともメールのやり取りをしています
まだこのことを彼には話していませんが
高山も喜ぶと思います
ほかのプロジェクトの目標金額は
100万円以上が多い
私の目標額は6万円
ほかのよりも少ないからといって
集まるかどうかは分かりません
人の為にお金を出そうという話です
よほどのことがないと
手出ししませんよね
それぞれ自分だって余裕は無いでしょうから
私のことで言えば
毎月なにがしかの援助はしています
彼から電話があった時
父親の会社が倒産して
大変な時だったようです
それ以来の付き合い
私の主義として
来る者は拒まず
去る者は追わず
彼が連絡してくるから
彼との縁は続いています
いい作品を書いています
それらが何らかの作品にならないかと思っています
そんなこともあり
彼との縁は続いています
私と同じように
彼を支えるパトロンになってほしい
そう思って始めたプロジェクト
私ひとりでは
支えきれなくなったというのが
正直なところです
だから彼への支援は
持続する必要があります
今回は12月半ばまでが取り組み期間
来年1月に6万円を贈りたい
その後もまた・・・
と願っているのです
プロジェクトを再スタートするか
ほかの方法を取るか
考えたいと思います
以上のような事情をお汲み取り頂いて
支援を考えて欲しいと思います
彼の作品をきっと世にだす
きっと世に出ると信じています
それは私の感
いいものを書いている
いい素材の宝庫だと

私を助けてください
彼を支援してください
よろしくお願いします
失礼しました

無名居士こと
藤川一郎

📖 マガジン発行の初心を忘れない為に〜マガジン16号から③・・・信じて待つこと〜2018/10/22(月) 午後 9:12 

日記 日々の出来事

久しぶりの更新になります
10日にクラウドファンディングがスタートしました
ほんとは先月15日の予定でしたが
公開する手続きに不備があり
ほぼ一か月かかって公開となりました
すぐに1万円の支援者がありましたが
その後はなし

頼りは高山の作品の読者
仕事仲間の抗夫には
書いていることを話していません
だから仕事仲間は当てにできない
彼が書いていると知っていたとしても
彼からは絶対頼まない
頼めない
私が始めたことだから
私も彼の仕事仲間というか
知人というか
空が作家活動をしていることを知っている人がいるのを
数人知ってはいるが
私からは連絡のしようがない
だから
待つしかない
じっと待っている
作品をアップした時
その作品を投稿するのだが
そんページにメッセージを書いている
彼の作品を読む人に訴えている
だが今のところ
なんの変化もない
12月14日まで続く
それまでに目標額に届かなければ
お金は返却される
彼には何も支援できないことになる
私が毎月いくらかの支援しているが
それだけのこと
これまでと変わらない
ただ私がこれまでのようにはできなくなった
そんな事情で支援を呼び掛けた
12月で終わったとして
支援は続けなければならないが
この方法でまた支援を呼び掛けるのは
無理だろう
個人的な支援者が数人出来ればいいが
私の事情を訴えたところで
人にはよそ事だろう

為すべきことは
待つことだけ
いよいよとなったら
私の知り合いに手紙でも出すべきか
日頃不義理をしているのに
お金は頼めない
私にできることは
待つこと
きっと支援者が現れる
時期を待っているのだ
様子を見ているのだ
そう思って待っている
あの人がいる
あの人も
そしてあの人ももし知ったら
力になってくれまいか
そしてあの人も

よく私は自分に言い聞かせている言葉
信じ切ること
信じ抜くこと
それが愛だと

信じて
待つこと

今こんなこと
始めた
note
路地裏奇譚
https://note.mu/ichiro70

📖 高山の作品から〜「濡れる穴の中26 びしょびしょ」

古い因習から脱却して改革をする事が、いかに難しいか最近思いますね。

たかが、トンネル工事の世界でもこんなにややこしいんだから、国政レベルになると色々な絡みが有るんだろうなと思いながら、山本太郎氏を応援してますよ。

山本太郎氏は落選しましたが、れいわ新選組は今後躍進するでしょうし、山本太郎氏もまた必ず戻るでしょうね。

四十代の彼が、頑張ってるのに五十代で、この世界に約三十年居る僕が負けてはいけないなとも思いますが、それでもうんざりする事も多いですよ。

今回は、本当にちょっとした事なんですが、こんな事で揉めててはいけないなと言う話しですね。

「濡れる女子事務員」シリーズのAちゃん、相変わらず、現場に事務に営業にと活躍してます。

ただ、やはり若い女性だからと見られる事も有りますね。

普通に、やっててもちょっとしたミスとか、ミスにさえ入らない物でも若い女性だからと言われますね。

昨日、トンネルから出る土砂を二人で処理してました。

これをトンネル用語で、ズリ処理と言います。

普段は、油圧ショベルバックホーに彼女が乗って、僕が油圧ブレーカーに乗るんですが、その日は、油圧ショベルバックホーが雨で足場が悪かったから、僕がそちらに乗りました。

彼女も相当上手くなってるとは言え、まだまだ失敗も有るので難しいなと思ったら、時には僕が代わります。

その日は、ズリを大量にダンプに積んで出さないといけなくて、彼女ではちょっとしんどいなってあったからです。

このところの雨で、土砂ズリも溜まってましたからね。

彼女が、油圧ブレーカーで叩いて大きな岩などを砕いてそれを僕は集めながらダンプが来たら積み込んでました。

油圧ブレーカーの資格も今は持ってますし、僕がどういう動きをするかはAちゃんは分かってますから、その辺りのコンビネーションは、バッチリでしたね。

これは、大抵何処のトンネルでもブレーカーで砕かないと、ダンプに積めない岩が等が出るんですよ。

ブレーカーで砕いて、油圧ショベルでそれを積み込むってやります。

一般のダンプに積むのには、ある程度細かく砕かないといけないからです。

時には、これを一人でやったりもしますね。


それでも、その日はとにかく量が多いのと雨で足場が悪いので、こりゃ時間がかかるなあと思いながらやってましたよ。

それと、外に出すダンプは違う業者がやりますが、現在はなるべくうちがそこを雇うようにしてます。

つまり、うちの下請けとして入れないと、トラブルになると面倒なんですよ。

トラブルは、彼等は新品のピカピカの飾ったダンプ等で来ますが、トンネル業者は荒いからついつい軽くぶつけたりしてトラブルになります。

自分自身が、作業員時代にそういうトラブルが絶えなかったから、なるべく下請けに入れます。

今回も下請けで入ってましたが、ダンプの人間が大抵同じ人間が多いんですが、その日はそれでは間に合わないからか知らない顔も居ましたね。

多分下請けに出してる所が、更に何処かに頼んだんでしょうね。

そういう中でやってました。

足場は、悪いし途中凄い雨は降るしでしたが、Aちゃんも僕も濡れながらも焦って仕事はしてなかったです。

しかし、Aちゃんが砕いた岩があるダンプのドアに当たりました。

何処に、飛ぶか分からないから特に珍しい事でもないんですけどね。

ダンプの運転手の中には降りて見ようとするのも居ますが、岩を砕いたのが人に当たるかも知れないぞと言って、運転席に戻します。

僕は、ドアに当てた時もあ!やったなあ位ですよ。

Aちゃんのミスとかでは無くて、自分自身がやっててもそういう事は有りますからね。

しかし、ダンプの運転手がホーンを何度も鳴らすから面倒くさいなでした。

見たことない運転手で、三十代後半位のいかにもダンプの運転手って感じの男が雨の中に降りて来ました。

口ひげをたくわえて、がに股で歩くタイプですね。

僕がAちゃんに合図して、一旦ストップを掛けました。

僕が油圧ショベルから降りて、ドアに当たったのは仕方ないだろうと言いました。

もうこのトラブルには、慣れてますね。

それに、こちらは契約の中にダンプのこういう破損に関しては、責任を持てないと入れてます。

例えば、油圧ショベルがひっくり返ってダンプに当たったとかなら別ですが、積み込み時の軽い破損に関しては責任を持てないと入れてますし、特に岩を砕いての飛び石には、こちらに非はないと書いてます。

これは、ここの業者の社長に何度も確認してます。

ここの業者は二度目ですが、前回もそれを入れてるのに飛び石で揉めたから念を押してます。

しかし、このダンプの運転手は、俺はフリーで来てるからこういうのは、弁償してもらうと言いました。

非常に怒ってるが分かりましたが、フリーで来てても雇われたのは、うちが雇ってる所なんですよね。

当たり前ですが、全くのフリーの人間が入れる訳はないんですよ。

雨の中で僕は、あんたがフリーだろうとなんだろうとうちは、あんたを雇ってる所ときちんと契約してるからそこの社長か責任者に言え、と言いました。

Aちゃんが、揉めてるのが分かって降りて来たので、お前はコーヒー買ってきてくれと言いました。

俺とお前の分だけで良いからな、と付け加えました。

ダンプの運転手は、そこで初めてブレーカーに乗ってたのが若い女性だと気付いたようなのと、コーヒーは二人分で良いと言ったのに混乱と頭に血が登ったようです。

Aちゃんも僕もその日は、この後の予定もあったから昼食もまともに食べてないような状況だったので、ここで少し休憩しようと考えたんです。

しかし、ダンプの男は、女なんか使うからこんなのが飛んで来るんだと言い出しました。

僕は馬鹿馬鹿しくて、とにかく社長に電話して見ろよと言いましたが、引きません。

Aちゃんが缶コーヒーを買ってきて僕に渡したので、ちょっと雨の無い所で休憩しようやと言いました。

ブレーカーにも油圧ショベルにも一応屋根は付いてますが、横からの雨で二人ともびしょびしょでした。

ブレーカーには、特に厳重に網も付いてるんですが、これだけ雨が降ると無駄ですね。

僕はダンプの運転手に、こういう事の細かい契約はしてるからとっとと帰れと言って、Aちゃんと休憩所に走ろうとしました。

しかし、後ろから殴りかかろうとしたので避けました。

男は、僕では駄目と思ったのかAちゃんに向かって行こうとしました。

しかし、Aちゃんは待ってましたとばかりに、蹴りを思い切り腹に入れましたよ。

男がうずくまった所に、もう一度上から頭を蹴りました。

あーあ、やっちゃったですが、仕方ないなです。

男は、何か吠えながらダンプで去りました。

僕とAちゃんは、休憩室でコーヒーを飲んで少しだけ休むと、直ぐに仕事に戻って続けました。

その後、二人で着替えて他の業者に会いに車で走ってると、例のダンプの会社の社長から電話がケータイに有りました。

僕は、謝罪の電話だろうと思ってたら少し違いましたね。

社長が言うには、ダンプの事は良いとしても女の子をいつまで使うのかです。

僕は、Aちゃんは僕の右腕で、今回の件に関してもあんな風に襲われてたら、俺ならズリの中に突っ込んで二度と立てないようにしてると言いました。

社長は、Aちゃんを使うのは了解してるのにそういう事を言うので、おかしいじゃないかと言うと向こうは、男と同じに扱うなら女子トイレを作るとか更衣室を作るってのもおかしくないか、と来ましたね。

僕は、余りに馬鹿馬鹿しくなって、Aちゃんが女性であると言うのは彼女の属性であって、それをある程度憂慮してやる事は当たり前だと返しました。

しかし、社長は男と同じならの論法をまたもや言うのでそれなら、れいわ新選組の今回の当選者に重度の障がい者が居るが、その人達に対して国会が何らかの改築等をするのは当たり前で、それと同じだと返しました。

しかし、社長があんな障がい者に何が出来ると言ったので、障がい者だから分かる事が有るように女性だから分かる事が有るんだと言い、それに対して俺達が、女性でも働き易い職場を作るのは一つの大きな改革だと言いました。


僕は、社長、あんたの所じゃなくても他にこの仕事をやりたい所はあるから途中だが、きりの良い所で契約を解除しようと言うと、それは、違うだろうと言って来たので、お前が言ってる事は契約上も違えば俺の信条ともまるで違うから契約を途中で切ろう、と言ってケータイも切りました。

直ぐに電話が掛かって来ましたが、無視して親しい会社の社長に事の次第を話して、あんたの所のダンプか他の所との連合でも良いから何とかならないかと聞きました。

そこの社長は、田舎とは言え元請けで外の仕事を主にやっていて二つ年下ですが、男気があって非常に親しくさせて貰ってます。

来月の締め日で向こうを切るから何とか出来るか?と聞くと、出来ると答えて来ました。

彼は、難しくても、こちらの事情を聞くと先ず難しいとは言いません。

難しいと言う時は、非常に難しい時だけですね。

僕が、大体の金額を言うと、高山さんそれは美味しいよねと言って来ました。

今回は、元請けが結構な金額を提示してくれてるので、何時もより二割増しくらいなんです。

僕は、大体の話しだけをして、とりあえず細かい事はまたそちらに行った時に、と言いました。

そして、助かると言うとそこの社長は、そんな会社切るべきだよと笑ってました。

僕は、切ると言った会社の社長が、女性だから女子トイレを作ったり更衣室を作るのはおかしいが、切る理由になりましたね。

女性と言うのは、彼女達が持つ属性であり個性なんですよ。

Aちゃんだけじゃなくて、他にも居ますからね。

女性を入れる事で、良い部分が非常に有るんですね。

それなら、彼女達に対していかに働き易くしてやるかです。

これは、あちこちからの反発も有れば応援もありますね。

彼女達の個性を潰すべきでは無い、が今の僕の所の改革です。

今回、れいわ新選組から重度の障がい者が二名当選してますが、それは一つの個性です。

例え上手く話せなくても、山本太郎代表が代わりに話すでしょうが、二人の意見ですよ。

国会と言う場所に、今まで何故こういう人達が沢山入って来なかったのかです。

彼等にしか分からない事があるはずです。

それを、差別したり人気取り等と言ってる人は、柔軟性がまるで無いんですよ。

国会も二人の為に、バリアフリーや様々な事をするべきです。

れいわ新選組がやってる事とは規模が違っても、僕らの世界も様々な人間をどんどん入れるべきです。

その尖兵になるのが、女性です。

先ず女性を入れて、徐々に改革をして行きます。

そして、いずれ女性が先頭に立つ時代が来るでしょう。

そうなると、更に色々な人をとなると思います。

自分自身がやれる範囲は、女性をいかにして育て結果を出して行くかですが、実際にAちゃんを始めとして結果を出してますからね。

しかし、この程度の改革でさえも、つまらない邪魔が沢山入るのにはうんざりですけどね。


最終的に、女性を入れてもと言った社長に最後通告を、Aちゃんに言わせましたよ。

Aちゃんは、女性だからどうとか言う時点で理解が無さすぎですよと社長に柔らかく言いましたが、社長は怒ってましたね。

余り、どうこう更に言うなら会社に乗り込んで、契約書関係をきちんと見せて来いとAちゃんに言うと、分かってますと答えました。

多分、こういうトラブルの度に精神的参るのは本人でしょうが、そのくらいで、へこたれて貰っては困りますからね。

Aちゃん本人の気質からして参ると言うより、負けてたまるかって感じでしょうからその辺りは、安心してます。


おわり

📖「ガーターベルトの女」の映画化のためにエッセイをお読み下さい

画像2

「ガーターベルトの女」          10 11  番外編 番外編2 14 15 番外編3
「ガーターベルトの女 外伝」(フィクション編)1
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