asoman氏の野外ギター弾き語り動画にコメントする試み〜10

asoman氏のYoutubeチャンネル概要欄から(一部抜粋)
この時代、ネットという全世界中の人達が参加できるアイテムの登場は、
決して偶然ではない。
このアイテムの前で、
ただ「傍観者」で終わるとするのならば、永遠に何もできない魂でさまようだろう。
魂の求めるままに、このネットの世界で自分の好きな分野で、
思う存分に命のエネルギーを燃やし続けてみろ!
メジャーな人間だけがヒーローではない!
2020/02/13

YELL・エール(いきものがかり)カバー / ギター弾き語り・ドラム入り

朝6時…更新されているかと思ったら
先日聴いた曲…まだ更新されていないと思った
ドラマを数回分観て…また戻ってみてやっと気付いた
同じ曲だが別バージョンだったと…
私は早とちり迷人だ
聴きながら何を書こうかと考えていた
曲半ば…ある瞬間に歌が泣いてると思った
泣き歌って言葉はあるだろうか
泣ける歌…なら曲を集めた動画はある
それらは聴いている人が泣ける曲
歌っている人が泣ける曲…泣いては歌えない
心で泣いている歌…プロなら出来る
想い浮ぶのは…美空ひばりの悲しい酒
彼女の瞳は歌とともに涙ににじむ
いまにもしずくとなってこぼれ落ちそう
だが彼女はまばたきもせず
涙を流すこともなく歌い切る
歌を聴いている者…歌う姿を観ている者は涙を誘われる
彼女は…本当に泣いているのか
それは彼女しか分からない
女優や歌手は涙を自在にあやつれると言う
それでこそプロだと…

この歌を聴きながら…一瞬泣いていると聴こえた
泣き歌と言う言葉が浮かんだ
その一瞬の私の感情は
自分自身の感傷から来たものか
歌い手のこころの泣き歌だったのか
それを知るのは歌い手のみ

応援団のエールの交換の事でも書こうかと思っていたが
自分でも意外な展開になった
直前に観ていた中国ドラマ…武則天(72話)の影響かもしれない

SOMEDAY・サムデイ(佐野元春)カバー / ギター弾き語り

佐野元春がCMに出でいた記憶もあるし
その名が大きいことは知っているが…私はほとんど関心が無かった
私は概してミュージックシーンに疎く…レコードやカセットテープを買う事のはよほど関心を持った歌手…
CDの時代になると買ったことは無く…聴きたい曲や歌手がいればすべてレンタルで間に合わせていた
そんな事をしていたのすらすでに昔の事のように想う
今なら音楽配信だろうが…私にはまったく縁の無い世界になっている
Youtubeで聴いて愉しんでいる
若い頃はステレオがステイタスのシンボルでいつかはと憧れていた事もあった
ステレオもどきみたいな物で満足するしかなかった
陽水の氷の世界と断絶のアルバムを買った記憶がある
同じ頃だと思うが小椋佳のいくつかのアルバムも買った
あと男性では同世代の布施明…買ったのはカセットの時代で夢を捨てないでと言う曲をコンサートで聴いたあとに求めた
レコードでは内藤やす子としばたはつみを買ったぐらいか…
ああ…大事な人を忘れていた…思い出しても名前が出て来ない
てんびんばかりで検索…河島英五だった
思い出せないほど遠い過去の記憶になってしまったか…単なる私の老化現象か
はたち半ば…大阪から移り住んだ名古屋で買ったレコードを思い出した
それが検索で見つかるかどうか試してみよう…手掛かりは石坂浩二のナレーションで60年代後半から70年代始めにヒットした曲を集めたもの
でも覚えているのは千賀かほるの真夜中のギターだけ…これだけでは探しきれなかった
四畳半のアパートの二階でそのレコードを聴いて慰められていた

YELL・エール(いきものがかり)カバー / ギター弾き語り

動画説明欄で「歌詞が膨大」と書いてあった
その膨大な歌詞の中で私が共感する言葉はどの位あるだろう
あったとして…一番共感したのはどんな言葉だろう

サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL

僕らはなぜ 答えを焦って 宛の無い暗がりに
自己(じぶん)を探すのだろう

ありのままの弱さと 向き合う強さを つかみ

僕らまた変われる 強くなれるかな

"わたし"を 生きていくよと

飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ

これ等のそれぞれの言葉に私は胸を打たれる
あえて一つを選ぶとしたら…その言葉ゆえに今の自分があると確信したのだろう
それは…
「ありのままの弱さと 向き合う強さを つかみ」
「ありのまま」という言葉にある本で出会った…まだ20代の頃だった
「向き合う強さを」つかんだ訳じゃなかった
ただ…「ありのまま」の自分を良くも悪くも認め好きになるよう心がけた
嫌いな自分も好きになる…何故なら丸ごと自分だから
自分を好きになれたら…楽になった

卒業写真(荒井由実)カバー / ギター弾き語り

父が遺した言葉についてここに書いたことがあった気がするが…
あちこちに書いているので同じ事を書くことになるかもしれない
でも卒業写真…卒業アルバムの事では
父のことに触れたくなる
私の年代…団塊の世代のど真ん中の小学生の卒業アルバムは小さく薄かった
私が高校生の頃だったか…その薄いアルバムの写真の裏の白いページに
父は様々な書き込みを残していた
父はすでに他界したのでそれらを私は父の遺書だと思っている
その一つに父はロマン・ロランの小説から一文を書いていた
その小説は何か…私は探した
『ジャン・クリストフ』だとやっと分かった
当時の私は世界文学などとは縁がなかったのだが…それを機会に本を読み始めた気がする
それは父を知る作業だったのだろう
私のあるブログでアルバムに書かれた父の字を記録しておきたいと思った
https://ichiro2512.muragon.com/

その小学卒業アルバムで忘れられないのはクラスの寄せ書き
中央の担任の先生の言葉は
今でも私の日々の戒めにしている
「真実を大切にしよう」
尾崎豊の曲の歌詞に真実の二文字を見て反応するのはその為だろう

同じ事を書いているかもしれないが…どうかお許しを

なごり雪(イルカ・伊勢正三)カバー / ギター弾き語り

伊勢正三の名前を知った…意識したのは
姪の手紙だった
その頃の私は家出して数年経った頃
姪との手紙のやり取りで慰められていた
姪の手紙で好きな歌手を知っては…当時はまだレコードだったと思うが姪に送っていた
月に一度の姪への送り物を私は愉しみにしていた
『22才の別れ』が好きだと手紙で知った
その作曲が伊勢正三だった
「かぐや姫」の存在は知っていたが彼の名は意識になかった
またある時の手紙で野口五郎が好きだと知って全集を送った
私にとって生きがいでもあった姪は…そのご結婚して2児の母になった
それから何十年経っただろうか
いつしか手紙も電話も来なくなった
それが普通になった
姪のことを思い出した動画になった

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