「織田作之助賞」受賞作家の小林長太郎と彼が残したブログ「負荷」と記事を忘れない為に〜#82

ブログ「負荷」には およそ2年半のあいだに1842本もの記事がアップロードされています
ブログにアクセス出来なくなったので読むことがで出来るのは
「負荷」読者の手によって残されたわずかな記事と
私が記録した未コメントの記事のタイトルだけ
このマガジンはそれらに出来るだけコメントしようという試みです
【参考】
第2回 小林長太郎まつり
https://nonajun.hatenablog.com/entry/62449645
BUNGAKU@モダン日本

ブログ「負荷」の0コメント記事~その15

ブログ「負荷」の0コメント記事~その15
#18 作家の誕生

2005/3/11(金) 午後 10:51

作家の誕生…と言うか
ある作家を知った日…それがきのう
どうしても書いておきたいと思った
何を観ようかと動画をチェックしていた
武田砂鉄 × 柚木麻子【アシタノカレッジ】
このサムネが目に留まった
武田砂鉄の名は前から知ってはいたが
何故か…なぜかなんだけど
スルーしていた
それは案外彼の童顔が
何となく気に入らなかった…
と言うだけの理由にもならない理由
保積ぺぺという子役からの俳優がいた
彼を思い出させる風貌をしていた
ゲストの柚木麻子氏は知らなかった
これが男性ゲストなら
観る気にならなかっただろう
きのうは何となく
時間つぶしに観ようか…と言った体だった
それがそれが…大当たりだった
柚木麻子氏を知ったのは
わたし的には大事件…大収穫
直ぐには名前を思い出せずに
検索でやっとたどり着いた西加奈子氏
彼女を知った時の衝撃に似ている


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#17 絶対君主

2005/3/11(金) 午後 10:43

何気に毎日書いてるけど
ゼロコメのタイトルだけなんだよね
取り掛かる前は…果たして書けるのか
…って不安だったんだよね…ホントは
でも何とか書けてる…自分的にはね
コバチョウさんが付けたタイトル
作家さんだけに興味をそそられる
上手いなあと思う
何を書きたかったのかと推測しても
正直それは不可能
だから自分の関心あることに近づけて
書くしかないよね
さて…今回は絶対君主
わたし的な直感は
戦前の絶対君主…現人神と称された
天皇制のことかと思うけど
作家的にはタブーなんだよね
昔…トラブったことあるし
しかし…私が思うに
コバチョウさんはそんな事を
気にする人じゃない…そう思いたい
時代や社会の大勢に迎合
おもねる人じゃない…とね
阿る…って書くんだ
知らなかったし…殆ど使わないから
漢字で書くことはしないけど
今は知らなくても自動で変換入力出来る
でも知らない漢字は使わない主義
天皇について書かないとしたら
自分が絶対君主になる
そんな願望が…正直有る
フェミニスト党を若い時に
立ち上げようとした私だが
その正反対に絶対的存在の
御主人様的存在に憧れている
あくまで妄想の世界でだが
性的欲望としての嗜虐趣味
女性に対して尊敬し
優しくあらねばと思う
だがその反動形成として
嗜虐的性向が宿ってしまった自己分析
幾度となく抗ってきたが
克服出来ぬ病と理解し
共存することを選んだ
経済的に実行できないのを幸いに
妄想で欲望を叶える
思うことは妨げられないし
罪ではない
思うことすら罪で許されないなら
大方の人は罪人になるだろう
たしかに…内心を覗かれたら
イヤラシイ人間だ
ある意味で偽善者だ
そんな自分がイヤになる…
しかし…それも私だ
イヤシサも私
許してやろうと思った
イヤシイ自分に妥協した
聖人君子になれない平凡な男だ
それでいいさ
イヤな自分が居る事を自覚していれば
忘れなければ

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#16 喪章つきの帽子

2005/3/11(金) 午後 10:42

喪章
喪章は故人の死を悼み弔う気持ちを示すために使用する黒い布のことです。一般的に「リボン型」と「腕章型」が使用されます。リボン型の場合は左胸ポケットの上に安全ピンで留め、腕章型であれば左腕に黒い布を巻き付けます。

冠婚葬祭は苦手なので
つとめて避けてきた
両親の葬式も
長男であるにも関わらず
遠いということ
仕事を休めないのを口実に
田舎に返らなかった
不義理の限りを尽くしたといえる
それが数年前
長年の同居人が高齢で無くなった
やむなく見送ることになった
担当医に連絡死て死亡を確認
医師から葬儀社を教えてもらい
すぐ手配
あとは葬儀社任せ
区役所に届け出をして
火葬の段取り
通夜も葬式も略
一人で付き添った
出棺にはケアセンターから
お世話になったマネージャーと
リハビリの先生
そして洋裁時代からの友だちの
恵美子さんは火葬にも
付き添ってくれた
火葬場も当然私は初めて
淡々と時間の流れに任せた
小さな骨壷に入るだけの
骨を少しだけ拾った
その骨壷は今も部屋にある
さて…
喪章つきの帽子…だが
喪章の意味は初めに調べて分かった
帽子は普通…葬式に縁が無いと思われるが
果たしてコバチョウさんは
何故このようなタイトルを付けたか
何を書きたかったか
いつもの疑問だが
葬式の場は厳粛な空気が流れる
それだけに意外にこっけいな事も起こり
場が場だけに
コッケイさが際立ち
いわゆる緊張と緩和の
お笑いの原則の証明の場となる
しばしば映画のカッコウの材料とされ
名作も生まれている
作家コバチョウさんも
創作を刺激されたシーンに出くわしたのか
それが…喪章の帽子…だったのか

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