高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【322】
妄想家・夢想家無名居士の夢物語の記録です
無名作家高山のエッセイ「ガーターベルトの女」の
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【 随筆 】糸井重里的な物への批判
高山の作品から
随筆「木村太郎氏の発言からの雑感」
2017/11/13
木村太郎氏が、フジテレビの番組で真木よう子さんの映画降板について、準備が出来てない女優失格的な発言をしたらしいですね。
細かいのはYouTubeで一度見ただけですが、木村太郎の、言うのは根性論なんですよね。
それと、一応ジャーナリストがいちいち女優或いは芸能人について、コメントするのも何だかなです。
フジテレビは僕の時代は、フジテレビと言えばバラエティーで全盛を誇ってたですが、このところの凋落ぶりはなかなか酷いね。
僕は、真木よう子のファンです。
しかし、これが他の俳優でもえ!?と思う。
今の日本を覆うのは、精神的な病や弱者の自殺ですね。
自分自身が、精神的な病と今でも戦いながら仕事してるから分かるんですが、最初はあれ?俺って根性ないのかなから始まります。
起きれない、仕事にどうしても段々行けなくなるから始まるけど、自分自身精神的な病と思わないからおかしいなです。
所が、しばらくすると完全に動けなくなって、初めてこれは何かしらの精神的な病だと気付きます。
実は、随分前からその予兆は有るんですよね。
髪の毛がゴソッと抜けて10円玉ほどの禿ができたりね。
円形脱毛症ですね。
人前に出ると急に恐怖に教われたりです。
パニック障害ですね。
夜なかなか眠れず考え込んだりね。
鬱です。
この度に無視して進むんですよ。
俺はこんなことで、休んだりしないぞと言う根性論が身に付いてますからね。
しかし、根性では治りません。
悪化するばかりです。
自分自身が思ってる、自分自身との乖離に苦しみます。
僕の場合は、わりと早めに病院に行ったからまだ良かったかもですが、これが、病院に行けない状況等だと苦しんで自殺とかあると思います。
昭和四十三年生まれの僕が、そうなったかは色々原因はあります。
一つは家庭環境でしょうね。
これを正直否定したかったけど、やはり大きく原因としてあると思います。
小さな頃に両親と離れたとか、転校を繰り返したとかです。
それでもならない人はなりませんよ。
昔からこういうのはあったと思うけど、簡単にノイローゼとか気違いと言われて終わったでしょう。
僕より少し下の世代からは、当たり前のようにそういう人が増えてる。
これも時代だと思います。
中には悪くないのに、悪いようなふりをするのもいるけどね。
時代ってのは歪んで来てる、つけがそうして回ってるのだと思いますね。
景気は良くない、その中でも低賃金で働けです。
そうしてたら、心労がたまって倒れるってのです。
昔は真面目な人ほどなりやすいと言われたけど、一概にそうではないと今は言われてますね。
しかし、がんばり屋ってタイプがなりやすいのではと、自分自身を何処かで過信してしまうのがなりやすいかもです。
僕は、自分自身を過信してましたからね。
俺がこの程度で参るわけが無いが、逆に悪かったですね。
自分自身の精神を過信しない事ですよ。
体力もそうですし、何でもそうなんですけどね。
冷静さと客観視する事ですね。
それと根性論が通った時代も有ると思います。
教育者が良い場合ですね。
僕は転校してるけど、違う県で今でも二人の先生に幼い頃助けられたなと思ってます。
一人は女性で既におばさんのようでしたが、最後に父の会社が倒産した時に十万円程口座に入れてくれました。
その後、何度か連絡してるうちに電話帳無くして調べたけど、なかなか繋がらなくなってどうなったか分かりません。
この先生は普段とても優しく穏やかでしたが、僕ではないクラスの男の子が嘘をついたんですね。
そしたら、嘘はダメと言って諭すように話して、それでも聞かないから廊下に立たせたのを覚えてます。
優しい先生が怒ったと驚きましたが、ヒステリックじゃなくて諭しました。
小学校低学年ですから記憶は細かいことは覚えてないけど、良い部分はとても誉めてくれましたよ。
それから転校した先の先生が、社会の先生で担任でした。
この先生の授業は脱線ばかりなんですよね。
僅かながら戦争経験者でしたから戦争の話しを、時には滑稽に時には真面目に話して聞かせてくれました。
しかし、根には平和を尊ぶ心が有りましたね。
この先生には良く叩かれましたよ。
ビンタとかお尻をとか色々です。
時には物差しで叩かれたりね。
廊下に正座とかも有りましたね。
だけど、この先生は生徒が本当に痛いところは外すんですよ。
それと感情で叩かなかったです。
卑怯な事や嘘が嫌いで、男の子には男らしくあれと良く言いましたね。
一つ書いてて思い出したんですが、今問題になってる組体操を僕らもやってました。
今のは、どんどん過激になってると言うので幾つか見たんですが、僕らの街は漁師町でしたから複雑さはなかったけど、高さとかは非常に高くて過激でしたよ。
それと安全対策も今のように取られないから、ピラミッドを高いのを作って落ちて怪我とか良く有りましたよ。
それでも生徒同士が、ここまでとかの要領が何となく分かってたんでしょうね。
死人もいなかったです。
そういう中で一度だけ、その先生が見てる時に一番上の生徒がかなり危ない角度で落ちたんですよね。
先生は背が低くガッチリしたもう初老で、普段はノロノロ動いてました。
多分僕はピラミッドの中ば位から見てたと思うけど、先生がかなりの距離から走ってきてその子のスライディングするようにその子の落ちるところに行ったんですよ。
その子のクッションになるためです。
先生の背中に見事に落ちたけど、その子は無事でしたが先生はしばらく腰を痛めたのと顔面を打って鼻血を出してました。
友達同士の喧嘩とか自分自身の喧嘩とか、大人の喧嘩で血は見てたから驚かなかったけど、先生の鼻血と校庭に落ちる鼻血はかなり場違いでショックでしたね。
それに、先生が早く察知して走ったのも驚きました。
運動とは無縁のような感じでしたからね。
その後大人になっても何度か会いますが、そういう先生に出会えたのは良かったです。
今は教育者はがんじがらめってのもの有るけど、教育者が教育者らしくないです。
僕の中学や高校位から、段々とそういう先生が増えましたね。
自分自身がイライラしてるから、生徒を殴るとかざらでしたからね。
教育の問題と、今は環境が変わりましたよ。
地球温暖化で気温も上がってるし、運動部でも水分を取るのは当たり前ですからね。
僕の頃は剣道部は水を飲んではいけなくて、顔を洗いに行くのは良くて顔を洗うふりをしながら少しの水を必死に飲みました。
死人が出なかったのは、生徒の自己防衛意識が高かったからですね。
単純に言うと逞しかったです。
それでも、学校に馴染めない子供は出始めてました。
そういう生徒の受け皿は田舎はまるでなかったです。
今の時代は少子高齢化です。
子供が逞しく育つには、環境が整えられてないです。
そうなるとどんどん、心の闇を抱える人も増えるからね。
今回の真木よう子さんの映画の降板は、心の問題ではないでしょう。それは分かりません。
体調の問題でしょうね。
昔、渡哲也さんも何かの番組を体調問題で途中から代わったらしいけど、批判はなかったようですね。
プロ意識に欠けるは、一見正論のようですが正論は時に人を傷つけるし、世の中正論だけで通るならどんなに良いでしょうね。
万全を期そうとしてても体調問題で降板した女優に対して、女優失格とか言うのはもはや老害ですよ。
それと、ジャーナリストが本来追うべきは巨大な物ですよ。
政治や社会問題でしょう。
芸能問題は、ワイドショーに任せたらです。
だから僕は、テレビからどんどん遠ざかるんですよ。
これが真木よう子じゃなくても、あーあと言いますね。
相撲を見てても思うんですよね。
一時期の不祥事で相撲自体がヤバかった時は、色々な人を解決に呼んでましたね。
デーモン小暮とかね。彼の相撲マニアぶりは昔から有名ですし、的確ですよ。
それと力士対して愛がある。
これですね。相撲人気が戻ると、またもや北の富士が戻って毒を吐いてる。
あれが良いと言うのも分かるけど、そろそろ色々な物を取り込んで改革すべきではです。
老害って言葉は嫌いですが、自分自身がもうそういう第一線から退く時期って考えるべきです。
年齢よりも、年齢からくる頭の固さをとるべきです。
ジャーナリストは大きな物を追えよです。
真木よう子が今、色々責められることは無いのに責められてる時に、わざわざ女優失格とか言うかなです。
それと真木よう子って女優は映画で沢山見る限りとテレビを幾つか見る限り、ハマる役をした時のオーラは素晴らしいです。
『さよなら渓谷』『ゆれる』とか、『そして父になる』とか、『海よりもまだ深く』とか傑作です。
三十代女優では、ナンバーワンかもです。
演技力とかよりも一種のオーラです。
これを持ってる人が生き残ると思ってます。
危ない部分も感じるけど、そこも含めて魅力ですね。
木村太郎の発言が、真木よう子でなくても時代錯誤と言いますよ。
もちろん、頑固に自分自身を通すのも良いけど、それをやるなら政治とかにやってよと思いますね。
木村太郎の発言から、今の日本の縮図が見えるようです。
弱いものは叩け、強いものに従えです。
これでは国は良くならないし、マスコミも考えないといけないですよ。
年齢が悪いので無くて、硬直した考えが悪いんですよ。
硬直した考えは、新しいものを生まないですよ。
頑固は良いけど柔軟さも必要ですし、人に対しての愛情が大事ですよ。
昔の先生は、それを見せてくれましたからね。
一億総幼児化かよと、最近は思いますね。
年齢の問題では無くて硬直した考えは新しい物を産みませんし、このところのマスコミの幼児性にうんざりですね。
真木よう子さんの事は、どうして降板なのか分からないけど、今後も良い女優が良い仕事をして欲しいです。
先生の鼻血を思い出して驚きましたね。
おわり
高山の作品紹介
次回は随筆「五百円玉の思い出と雑感」
「ガーターベルトの女」~映画化のために
「ガーターベルトの女」 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 番外編 番外編2 14 15 番外編3
「ガーターベルトの女 外伝」(フィクション編) 1
「新・ガーターベルトの女 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
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