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いつでも喜びは苦労と対になっている「苦楽表裏」の考え方

いつもお読み頂きありがとうございます。
Enjin代表の本田幸大(@kohdai_enjin)です。みなさまのお仕事や健康のお役に立てればと、毎月第1・第3月曜日の8:00に更新をしています。

noteでは何度も言っていると思うのですが、Enjinは社会に役に立つ立派な人間を一人でも多く輩出するという山に登っています。山登りですから簡単ではなく険しい道です。当然ですが、雨もあれば雷もあれば晴れもあり、曇りもある。

その中で、絶対的な真理としては「苦楽表裏」という考え方があります。良いことと悪いことは両方セットだという考え方。この考え方は私はとても大好きです。

良いことだけ続くことはないし、悪いことだけも絶対続かない。もっと言えば良い悪いという考えそのものがないという考え方です。

▶︎本当の苦労を経なければ、本当の喜びを味わうことはできない。

そこそこの苦労では、そこそこの喜びしか得られません。

皆さんも、過去を振り返って、中学校、高校、大学時代最悪だと思った瞬間ってあると思います。その時に、最悪だと思った瞬間があったからこそ今があるということもあると思います。

結果、今幸せだなと思う瞬間があった人にも過去に最悪だと思った瞬間もあったわけです。

つまり、良いこと、悪いことはセット。楽しいことがあったら楽をしたりすると、その先に待っているのは苦しみだったり、苦を乗り越えるとその先に待っているのは楽であるということもセットで言える。

そしてその苦楽の幅は、その人の厚みを形成します。もし、自分がある不幸や不遇、悲しみや辛さのなかにあるなら、それとは対称の位置にある幸福や喜びを得られる可能性があります。

フランスの哲学者アレンは、このようなことを次のように言っています。

「登山家は、自分自身の力を発揮して、それを自分に証明する。この高級な喜びが雪景色をいっそう美しいものにする。だが、名高い山頂まで電車で運ばれた人は、この登山家と同じ太陽を見ることはできない」

アレン 幸福論

つまり、苦しいことを自分の力で乗り越えたからこそ、大きな喜びや幸福を味わうことができるのです。

▶︎20代のうちは特に目先のことを焦らずコツコツやっていくことで成長できる!

最近では、世の中が便利になっていることもあり、楽に、すぐに、簡単にできる方法はないか?というテクニックを探している人が非常に多いです。ですが、仕事も人生も「知識」や「経験」は自分自身がコツコツやってきたことで養われていきます。その間には、苦しい、辞めたいと思うこともあるでしょう。

一方、苦楽表裏から導かれる考え方は、まず、目先を焦らず弛まずにコツコツやっていくことです。楽をすると、その後苦が待っている。苦しいことがあったとしてもその先楽があるという考え方をしていくと精神が安定し、コツコツと知識や経験を積み上げていく結果成長していきます。ですので、どんな時でも、必ず苦楽はセットで訪れることを先に知っておけば焦らずに弛まずにコツコツやることができます。

▶︎どんな山に登るのか自分自身が明確にし、登る決意をすること

20代のうちは仕事でも経済力や人間力をつけていく上でも苦しいことが多いでしょう。山登りは苦しいし、平坦な道のりではなく、様々な山があります。例えば、何も考えずに会社に入って、入った先が険しい山の会社であったらやめますよね。

しかし、逆にこのような山を登っている会社だとわかって入れば、その会社の中でエースとなり成功できるかもしれない。つまり、登る山を明確にしないとみんな不幸になってしまいます。彼氏、彼女、パートナー、会社も同じように、どの山を登るのかを一致させていかないとお互い不幸になってしまいます。

どんな山に登るのか、また、今登っている山が目指す先は自分が考えている頂上と一致しているのか?そこを一緒に目指せる仲間、パートナーはいるのか?自分自身で明確にし、登る決意をすることで大きく成長し仲間やパートナーからの応援、協力なども得られることでしょう。

これから先の未来も、私たちは、苦楽を乗り越えていかないといけません。その時に一緒の方向性でこの山を登ると決めることができる仲間がいたら辛い時も乗り越えていけます。

Enjinでは、社会の役に立つ立派な人間になるためにみな山を登っています。そのための苦しみはありますが、その苦しみを乗り越えていった時に、皆さんの経済的な豊かさも併せて獲得することができますし、その応援を私はしていきます。

苦労があるから喜びもある。このことを知っておくことで、どんな険しい山でも一緒に登っていくことができるのではないでしょうか。ぜひ、頂上の景色を一緒に見ていきましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。

株式会社Enjin
代表取締役社長 本田幸大


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