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手紙が好きっていう話

こんばんは。壱ノ瀬です。

今日は私の好きなものの話について書こうと思います。

作品とか制作とかあんまり関係ないただの深夜のひとりごとです。

タイトルにも書いてますが、私は手紙が大好きです。

手紙に関わらず、昔から未開封のものにすごく惹かれるんですよね。未開封のプレゼントとか、未開封のメールとか、なぜかわからないけどすごく惹かれます。

昔ガラケーを使ってた時、未開封のメールが来るとトップ画面の左下に✉️マークが出てて、それを見るといつもドキドキしてました。

そんな中で特に未開封の手紙が好きなんです。普段DMや必要書類しか入ってないような家のポストに、誰かから届いた手紙が入ってるとわくわくします。もちろん手渡しされる手紙も好きだけれど。

分厚めのレターセットとかだと中に数枚便箋が入って封筒がもっちりしているフォルムを眺めるのが好きだし、手渡しされた手紙だと口を閉じてあるシールを人差し指でピンッて剝がす瞬間が好きだし、どんな色のペンで、どんな文字で、どんなことが書いてあるんだろう、と開ける瞬間は本当にいつも楽しみです。

手紙を書くときも、どのレターセットを使おうかな、どの色のインクがいいかな、切手はどの柄のものにしようかな、と相手に合わせて色々考えて書くのが楽しいです。文章書くのが苦手なのでいつも内容はまとまってないんですけどね。

それから、手書きの文字がまた好きなんですよね。すごく性格が出てるなーと思います。大きさ、文字間、形、筆圧。几帳面な人だな、とかおおらかな人だな、とか、賑やかな人だな、とか、文字に顕著に現れますよね。出会った人に対してこの人はどんな字を書くんだろうと想像したりしますし、文字だけを見てこの人はどんな人なんだろうと想像したりもします。綺麗な字に見惚れることも多く、子供の頃はよく綺麗な字を書く人の真似をしたりしてました。

それに加えて、紙雑貨やシール、インクが大好きな私にとって、手紙を好きにならない世界線なんてないんですよ…。

子供の頃から文通に対してすごく憧れがあって、習い事の教室に置いてあった雑誌のペンフレンド募集のコーナーとか必死に読んで、自分が文通した時のことを想像したりしてました。結局勇気がなくて送れたことはないんですけどね。今でもペンフレンド募集コーナーのある雑誌とかあるのかな。個人情報の観点的なもので減ってきてるかもしれない。
最近文通村というサービスを見つけて、少し気になってます。知らない人との交流とか楽しそうだよね。


まあ、そんな感じで手紙がすごく好きだったのでレターセットはずっと作りたいと思っていました。紙が厚めで、封筒に入れた時にもっちりしたフォルムになって、万年筆で文字を書いても滲まないもの。作ったものは理想通りに仕上がってて、すごく満足です。今は2種類のレターセットを作って販売しているけれど、今後もっともっといろんなものを作れたらいいな。

私の作ったレターセットを使って誰かが誰かに手紙を書いてくれたら、それってすごく嬉しいことだなと思います。ぜひお友達とか、家族とか、推しとかに手紙を書いてください。こんな時期ですしね。

LINEとかが普及して、いろんな人とすぐに連絡が取れるようになった時代ですけど、手紙ならではのスピード感とか、自分のタイミングでお返事できるところとか、アナログ感とか、そういうところも手紙の魅力だなと思います。

ぜひみなさんお手紙書きましょう。こんな話してたら文通したくなって来ちゃった。手紙欲しい。送りたい。
手紙はいいぞ。

それでは。

2020.4.27 壱ノ瀬

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