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スイス・モントルーでのギター合宿8

夜にコンサートを観た翌日の夜も再びローザンヌへ行きました。
今度はジャムセッションを見学します。私達も参加するつもりでギターを持っていきます。

ギターギャング達。

まずは腹ごしらえ。この日の夕食はピザでした。

ジャムセッションは20時からで、会場は昨夜と同じクラブです。
まず驚いたのは人の数!

入場した時の様子。

ジャムセッションのイベントは日本だと会場が人混みになるほど人が集まることはまずないです。また、基本的に会場内にいる人は演奏者・出演者であることが多いのですが、ここでは違うようで、ジャムセッションを観に来ている人が沢山います。むしろ観客の方が多いくらいです。

セッションが始まって1時間後の様子。

音が出始めると、あれよあれよと人が集まりました。

平日に夜遅くのジャムセッションとは思えない盛り上がり!

セッションのスタイルは純然たるジャムセッション。
基本的に決め事なしのフリーで飛び入り参加です。事前に曲を決めたり、演奏者がエントリーしたりということはありません。

一応、ホストバンドがいて必要そうなパートがあれば穴埋めしますが、それも必要なさそうであれば彼らは演奏中に抜けます。演奏は何となく落ちがつけば終わりで、終わらずに演奏が続いている間に演者が交代したりもします。
演奏される楽器も様々で、フルートやサックスといった管楽器、バイオリンやウードといった弦楽器、さらには洗濯板まで登場しました。ポエトリー・リーディング(詩の朗読)をした人がいたのはフランス語圏らしく感じました。

クラブの外も盛り上がっています。

このジャムセッション見学では、この地域のミュージックシーンの層の厚さと質の高さ、日本との違いを見せつけられた気がしました。演奏技術の高さもさることながら、音楽的コミュニケーション能力の高さと音楽的背景の幅広さは日本にはないものです。ここでも音楽が文化としてどれだけ定着・浸透しているか、ということなのだと思います。

ローザンヌ駅で電車を待つこと40分。宿に着いたのは2時半でした。

ジャムセッションに参加するつもりで楽器を持っていきましたが、翌日も朝からレッスンなのと、24時を過ぎていて順番待ちをするといつが出番になるかわからなかったので私とレッスン仲間数名は途中退場しました。
残った若いレッスン仲間の話だと明け方近くまでセッションは続いたそうです。

レッスンについてのお問い合わせはこちらまで。
森本教室
電話0586-55-8865
千秋教室
電話0586-76-7787
両教室共用のEメール mm_guitarschool@hotmail.co.jp

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