配信ライブはビジネスなので継続しておこなう場合はイノベーション(一行大姉訳:方法をガラリと変えて新しい方法を取り入れること)は必要ないと言う話

最近、あるアーティストさんの配信ライブに全通している。

全通して、そのアーティストさんの配信ライブに関連するハッシュタグ付きのつぶやきをみて、ニヨニヨしていた。

ある日もそのハッシュタグで検索をかけていると、
不愉快になるツイートが、目に飛び込んできた。

しかも、話題のツイートの、一番上に。

わたしには、アンチツイートに見えた。

で。
それからしばらく、その、自分にとって不愉快なツイートが1位に来ていた。

まぁ、さすがに見たくないので、どーしたか。

アーティストさんに、歌って欲しい曲を大量にリクエストしたのである!!

そうすることで、結果、
自分が見て不愉快になるツイートは、
1位のままであった。

強い。アンチに見えるツイート、強い。

しかしながら、数打ちゃ当たるもので。

自分のツイートが見られた回数を確認したら、
まぁ、確実にアーティストさん本人がツイートを見た形跡がありまして。

配信ライブに反映されたかどうかは知らんけど、実は。

リクエストしたアーティストさんは同じだけど違う曲。
リクエストした曲とは違うけど同じジャンルの曲。
リクエストしたかどうかは忘れたけど、
聞きたかったアーティストさんの、私の知らなかった曲。

まぁ、密かによろこんでました。

で、配信ライブはシビアなビジネスなので、
おそらく、
「その意見を聞けばチケットを買ってくれるかもしれない」という意見、要望であれば、アーティストさんは取り入れる。

所詮はビジネスなので。

しかも、リアルとは見る人の桁が違うから、
現状維持の方が確実に数字が取れるなら、
イノベーション、つまり、新しい方法を取り入れてそちらの方法を取ること、はまずない。

私は、大学時代にイノベーションについて学んだんですが。

そこで聞いたのは、
「イノベーションは失敗することが多い」
「ビジネスにおいて新しい方法は
 失敗する確率が高い」
「成功しているビジネスにおいては
 新しい方法を試すよりは
 今まで通りの方法を続けた方が 
 確実に利益につながるし
 利益も高い」
「イノベーション
 改革
 ガラッと変えることを
 目標にかかげている企業に
 まともな企業はいない。
 その企業は仕事の方法を変える気はない」

ので、積極的に今までの方法から 
ガラッと変えるのは、
よっぽどのことがないと、難しいです。

明らかにガツンと人が減っているわけではなく、
新規のお客様が増えているのであれば、
「新しい方法を取り入れて欲しい」と運営に言っても、
聞き入れてもらえない可能性が高いのだ!!

芸能界って、めちゃくちゃ厳しい世界です。

音楽業界のことは知らんけど、
わたし、養成所止まりの声優さんは何人か見たし、声優さん志望の人と何人かあったけど、デビューしたのは
確か50人中1人かな??

子役として会った同期で、今でも芸能界にいるのは、
確か150人中1人。

結構シビアな世界なので、
ビジネスとしては投資しても回収できる可能性が非常に低い。

だから、10年以上芸能界にいる人って、
それだけですごいことだから、ビジネスについては詳しい、
って言うか、
ビジネスについてシビアな視線が身につかざるを得ない。

そのはずだから、
もう、推しを信じるしかないよ。

ちなみに、
聞いた話によると、
芸能界のビジネス、
特に東京の場合は、バブル崩壊の影響がすごくて。

だから、その、エンタメ業界、
ビジネスとしては、もともとバブル崩壊の時点で終わっていて、
だましだましここまで来たのが一気に崩れただけなので、
最近のエンタメ業界の苦境については、
すげー冷めた目で見ています。

「元からじゃん。
 20年ぐらい前から
 指導者の質低下、
 パワハラ、セクハラ、
 ビジネスモデルの崩壊と、
 愚痴るだけで
 何もして来なかったのが
 この結果じゃん。

 今、芸能界で活躍している人は、
 昔のことを知らないから
 知らないかもしれないけど、
 君たちのせいじゃないから。

 上の世代は、
 声を上げる必要があった。

 若い役者さんの話を聞くと
 質の低い指導者が多くて
 気の毒に感じるし、
 パワハラじみた指導が当たり前の
 舞台演出家の指導はおかしいし、
 セクハラまがいの身体稽古はおかしいし
 ビジネスが崩壊した途端に
 保証がないのはおかしい!

 芸能界の冷たさを経験したことは
 あるので、
 正直、
 イノベーションが大切な時に
 さしかかっているかもしれない」

という、愚痴。

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