あなたは今、どこで何をしていますか?

最近、朝3時に起きているから
毎日眠くて仕方ない。
わたしゃ戦隊ヒーローか、
東映のスタッフか?!

さて、今回の引用は。

「マジか。」です。
引用は、岸洋佑のスタートアップ、
ホリエモンこと堀江貴文ゲスト回の
岸洋佑の発言より

水戸の芸能界にいた時、
炎上を経験してボロボロになった後、
私は、知名度を捨てて、
東京で、ボランティアエキストラ
として一から芸能活動を始めた。

結果は。
今は絶版になった、
アクタージュの凪と同じような
失敗で終わった。
要するに、エキストラとしては
私は壊滅的な欠点をかかえていた。
目立ちたがり。

そもそも、名優はトラ芝居、
つまり、エキストラの芝居が上手い
という。

そりゃあ、実写版「累(かさね)」での
浅野忠信は、エキストラとしても
優秀で、最初から画面にいたのに
アップになるまで、
気づかなかったしなぁ。

だから、アクタージュは絶版に
なっちゃったけど、
「名優はエキストラの演技も上手い」
となると、
エキストラの演技ができなかった
凪は、最終的には女優としては
破滅エンドだった可能性がある。
だからあの作品は、初期段階で
凪には破滅フラグが立っていた。
最初からバッドエンドを迎えることが
確定しているから、
未完で終わってよかったかもよ?

余談ですが、実写版「累」は
ifストーリーで、
「もしも」の話なんですが、
結局、ガラスの仮面より先に
連載終了しまして。
破滅エンドでした。

ちなみに、私は最終的に
東京の芸能界とはご縁がなくて
破滅エンド、バッドエンドを迎えて。
夢破れて、結局、
いまはエンタメ業界から離れて
生活するはずが。 

戻って来ちゃったんだよなー、
コロナ渦のおかげで。
だから、復帰直後に
オーディションの中止と、
リモート稽古を体験する羽目に。。。

要するに、破滅エンドは迎えたけど、
追放処分を受けるような不祥事は
いっさい、芸能界では犯してない。
だから、戻ってこれただけ。

そのため。
結局、同時期に東京の芸能界に
いた人と違って、
地元の芸能界も壊滅的な状況だった。
だから、
稽古をする機会に恵まれていたことに
悩みに悩んだ。

推しの舞台が最終稽古で
バラシになったり
(舞台「デュラララ!!」)
ツアーが中止になったり
(岸洋佑の唄者修行)、
もう、ありとあらゆるエンタメが
中止となる中。

向こうがステイホームで、
こちら側が稽古しているのが
申し訳なかった。

しかも、罪悪感を感じたのは、
やっぱり、復帰したことによる、
申し訳なさ。

このコロナ渦で、
デビューできなかった人。
このコロナ渦で、
活動を縮小せざるをえなかった人。
このコロナ渦で、
芸能界を引退した人。
このコロナ渦で、
先にあの世へ行った人。

知名度ないのに。
実力がないのに。
わたしには、アンチしかいないのに。
ファンなんていない。
待っている人なんていない。
そもそも事務所に入っていない。
芸能界に友達がいない。
チケットが売りさばけない。
まだ、人前に出るのが怖い。
できれば。推しには、
活動復帰を知られたくないし、
知らせたくもない。
なおかつ。

こんな状況で芸能界に戻って来て、
周りがどんどん倒れる中、
続ける意味も、
自分がこの世界にいる意味も
見いだせないまま。

そして。
このことを知った世間から、
非難、誹謗中傷が来るんじゃないか、
と思うと、復帰をしたことも、
活動を本格的に再開したことも、
この恵まれた状況も、
言い出せなかった。
税金で生活できていることも、
エンタメ業界で飯を食っているわけ
ではないから、
恵まれた環境で、
金の心配をせずに、
芝居ができる、この状況は。

だって、自分より恵まれている人たち
の嘆きを背負いながら、
引退する人の背中を見送りながら、
なおかつ、死出の旅に向かった
同期を見送りながらで、
本当、何のために稽古しているのか、
考えれば考えるほど、
手がつかなくなった。

自分が選んだ道だけど、
かつて聞いた、
「舞台に出たくても出られない人が 
 いる」という
誹謗中傷発言を思い出す日々。

たしかに、わたしは恵まれているよ。
でもさ。

毎年、試験(オーディション)が
ありまして。
子役時代。
毎年、1年間期間限定だったから、
事務所を知らないんだけど。

あくまでもわたしのいたところだと、
5月に入学して3月に卒業公演をして
なおかつ、期間中に座内発表会が
あって、役を選ぶオーディションが
ある年もあるので。
まぁ、いるだけで年に3回
オーディションを受ける必要がある。

で。
そのー、そのオーディション、
そこまでガチじゃないと思ったら。

えっと、参考動画。
https://youtu.be/FXKcCpKPZIA

まぁ、
キュウレンジャーのお兄さんお姉さんがオーディションの話を
していまして。

どこかで聞いたようなオーディションを受けてまして。

それ、私、子役時代に経験したわ。

すっかり忘れていたけど、
山崎大輝さんが落ちた?
オーディションと同じタイプの
オーディションは受けてます。

テーマを与えられて話す、みたいな。

山崎大輝さん。芸歴10年。

一行大姉の子役歴。4年半。 

なんで表舞台に立っていた年数が
短くて、なおかつ一行大姉の
出演本数、
おそらく、山崎大輝さんの
10分の1ぐらいなはずなんですが、
アレってへー、
子役時代のオーディションって。

ちょっと待って?
ガチガチのガチ??

全国レベル対応型だったのかー。
事務所受けたことないし、
そもそも事務所にいたことないし、
東京の芸能界には爪痕残せず
地元に戻ったから、気づかなかった。

私の認知が歪んでいるかもしれない
けど、
私は、先生から
「本物のスターは違う。
 エキストラとしての演技がうまく、
 普段は普通の一般人、
 まるで普通の会社員のように
 見える。
 お前ら役者はスターだけを
 演じるつもりか?
 違うだろ?
 役者である以上、
 さまざまな役を演じるんだ。
 エキストラとしての芝居も
 こなせない、
 普段から業界人の匂いを
 させるようになったら、
 役者としておしまいだ。
 役者なんてやめちまえ」
と聞いて育ったから、
東京の劇場入り口で、
業界人と間違われた時、
「役者になるのはあきらめよう」って
決めた記憶がある。
ちなみに、
ミュージカル「テニスの王子様」
1stシーズンファイナル公演の、
東京ドームシティホール、
当時は確か、JCBホールでしたけど。

私と違って、
業界人で普段は業界人の匂いを
出さない人は、私3人知っています。
谷原章介さん、
松坂桃李さん、
そして、岐洲匠さん。
業界人の匂いしなかったから、
近くにいても気づかなかったのが
松坂桃李、
目が合ったから気づいたけど
そっと別れたのが谷原章介、
目が合ったけど
結局知り合いじゃなかったから
目を逸らしたのが 
当代の市川猿之助、
後ろを通ったのに
気付かなかったのが岐洲匠、
なんとなく近くにいた気がするけど
わからなかったのが荒牧慶彦。

いや、5人か。

話を元に戻すと。
でも、この動画、
キュウレンジャーキャストの
同窓会で楽しく飲んでいる人たちが、その数ヶ月後に、 
配信イベントへのリモート出演
(南圭介)、
舞台の中止(岐洲匠)
コロナウイルス感染(榊原徹士)
全国ツアー中止(岸洋佑)
イベントの中止(山崎大輝)
バースデイイベントの
配信への切り替え(大久保桜子)
を、経験すると言う。

戦隊モノのオーディションの倍率、
業界一だと聞いているので、
そんな、キラ星みたいな
スーパースター、
レジェンドたちが
仕事ストップ、一時中断を
余儀なくされる中。

エンタメで金稼ぐ程度の才能が
なかった自分が。

税金で、正確にはお客様の水道料金で
食わせてもらっている人間が。

いいのかよ、いいのかな、って。
悩みながら、半ば投げやりで
稽古していたら、周りは上手くなって
いるし。

正直、
芸能界の表舞台にいた時も、
「この舞台、わたしがいなくても
 成立するよね?」
「この舞台、わたし必要ないよね?
 降りても問題ないじゃん。
 出なくてもいいじゃん。 
 主役と違って、わたしは出番
 少ないし、
 みんなわたしより上手いんだから、
 ここにわたしがいる意味なんて
 本当はなくて、
 立たせてもらっている身なんだから
 いつでもやめてやるー!」って、
ずっと思っていた。
端役、アンサンブルキャスト
みたいなもので、
チケットノルマいつも最低限しか
さばけなかったし、
ローカル芸能界でも、
ローカルな、田舎のエンタメ業界でも
入り待ち出待ちはあるんですが。

私、基本、入り待ち出待ちゼロ、
花のプレゼント皆無、
ファンからのプレゼント、
もらったのは初舞台の1回だけで、
後輩たちが、花を両手で抱えて、
劇場出口でつっかえていたから、
ドアを開け続ける。

主役さんは、たくさん花が届くし、
稽古に差し支えないから、
重いドアを、支え続けた。

先生、激怒していたなぁ。
1番の古株である、
先輩の私に、なにやらせてんだ、
みたいな。
もっとも、
先輩らしく振る舞う必要はないし、
仕方ないけど実力主義なのが
芸能界だから、次の日昼公演あるし
夜公演の後の外は3月だから
冷えるけど、仕方ないかなーって、
思ってました。

で、結局、東京の芸能界でも、
事務所に所属することなく、
ボランティアのエキストラしか
経験してないから。
全国区の作品に出ているなら
まだしも、顔も名前も出てない以上、
「その地味な顔で何回も
 舞台に出ていたなんて嘘つくなよ」
とか
「イギリス仕込みの演劇なんて
 ここで言う必要あります?
 そもそも、
 覚える必要あります?」
とか
「すげー歌下手じゃん、
 音痴で聴くに耐えなかったから
 思わず歌かぶせちゃったよー」
とか、
ひどい言葉を投げかけてくる人たちの
言葉、青二プロダクションや、
日本ナレーション研究所の人に
何を言われても、耐えるしかないか。

そして、自分で自分を縛っていた
言葉。
結構、わたしの演劇の先生って
口汚くて厳しくて。

厳しい口調だけど、
「私は蜷川さんよりはマシ」
って聞くと、
こっちは蜷川さんのことは
何も知らないから、
黙らざるを得ないわけですよ。

こっちは、キレキレの蜷川さん
知らないし、
直接の対面したことないので。

いまだに、水戸芸術館の稽古場にいると、蜷川幸雄の存在をうっすら
感じてしまう。

蜷川さん、しょっちゅう水戸に来て
芝居をつけていたからだ。
直接接点はなくても、
子劇、水戸子供演劇アカデミーの
稽古場では、しょっちゅう、
演出家兼作家兼講師の長山泰久さんが
蜷川さんを引き合いに
出すものだから、
たまらない。

灰皿を投げる人と付き合った人
だから、異常に厳しかった。

長山さんがものを投げることは
なかったけど、
私たちの目の前で、パイプ椅子、
いや、違う。

わざわざ、芸術館の備品である
椅子をザザザーと、並べ出した
ことがある。

あれをうまく説明できないんだが、
正直。
あまりにもシュールすぎて、
何が起こったかわからなかった。

何やり出したんだ、この人。

しかも。

そのまま、稽古場から脱走。

2時間だったか、1時間だったか。

そのあたりの記憶がひどくあいまい
なのは、当時小学5年生で、
なおかつ、現代演劇に関しては
初めての現場で、私にとっては
すべてが新鮮だったからだ。

ちなみに、何時間か経ってから
戻ってきたのだが、
子供にとっては永遠に思えた。

なおかつ。
稽古場にカムバックしたのは、
お手伝いに来たお姉さんたちが
探しに行き、連れ戻したからだ。

しかしながら、戻ってきた時の言葉が
また、ひどかった。

「なんで連れ戻しにこない?」

うん、冗談みたいな本当の話。

聞いた話によると、
蜷川さん、最初のスタジオ、
ゲイシャスタジオ?の時は
キレッキレすぎて、
パイプ椅子を役者に投げつけた、
って聞いたけど、本当かよ。。。

話を元に戻すと。

実は、わたしの活躍は、
正確に言うと、全国レベルの活躍は、
記録に残ってない、と思うじゃん。

残してくれたんだよな、
これが。

東宝の監督が撮った映画に
たずさわった、
東映の大泉学園前のスタジオの、
映画スタッフとか。

元気してるかなーー??

だいぶ前なんだよ。

アマゾンプライム会員なら、
無料で観られるんじゃないかな。

そう。

つい先日、コロナウイルスの陽性と
わかった阿部サダヲ主演の映画、

舞妓Haaaan!!!

にボランティアのエキストラとして
参加した時に、
東映のスタッフさんには
大変お世話になったはず。

スタジオが何番だったかは
覚えてません!

ちなみに、どう言う経緯で、
東宝の映画で東映の撮影スタジオを
使ったか。

待ち時間にたまたま、製作の人から
私はこう聞いた。

「東宝の映画であれば、確かに
 成城学園からほど近い、
 ゴジラの撮影で有名な、
 砧(きぬた)のスタジオが
 適当だろう。

 しかしながら、今回の映画には、
 砧までエキストラを運ぶ車を
 出すような予算がない。
 そもそもまず、砧は
 公共交通機関の便が悪く、
 終電が早いし、
 小田急線は遅延が多い。
 
 あそこは「スター」が
「送迎用の車」で来るところだから
 仕方ない。

 つまり、ボランティアエキストラを
 使うには、ここ、東映のスタジオは
 公共交通機関で来ることができる。

 大泉学園前まで電車で来れば、
 そこから先はすぐだ。

 だから、東宝と東映は互いに
 行き来があり、撮影スタジオを
 貸し借りする仲である。
 ライバルじゃなくて同業者だし。

 蒲田行進曲って知ってる?
 本当は、昔、蒲田に撮影所が
 あった。
 映画の全盛期だよ!
 あーあ、いつか、蒲田の映画を
 撮りたいなー」

あの時。目をキラキラさせながら
映画について熱く語った眼鏡の
お兄さん。

シン・ゴジラの映画には、
参加できたのだろうか。

そして、あの大きなクルマ。

間違いなく、戦隊モノや仮面ライダーのオフショットで出てくるクルマ
だったんですが、
私の前に誰が乗っていたのかな??

そんなわけで。
実は、阿部サダヲとは、
共演経験がある。

ちなみに、この映画、
堤真一と共演できると聞いて、
喜んで参加した。

もちろん、ボランティアなので、
交通費は自分もちである。

そして、もうひとり、
とんでもない二枚目がいた。

私の好みのおじさま。

いや、誰だよ?!

と思ってたら。

まー、その、水田組は、  
エキストラを一人の役者として
扱うので、役者紹介があり。

やっぱり、エキストラとはいえ、
役者さんを紹介してもらうのは
嬉しい。
現場の一員だな、って思えたから。

あの私好みのイケメン。

生瀬勝久かーい?!

嘘だろ?!
堤真一と互角か、それ以上の
二枚目じゃねーか?!

いやなんでこの人普段
三枚目なんだよ?!

堤真一と生瀬勝久、同時に
プロポーズされたら、
私、生瀬勝久選ぶよ?!

あー、でも阿部サダヲもいいなー。

一生懸命だしなー。

と思っていたら。

「本番!」

はい。

こちら、15回、ACM劇場に出た
芝居バカ。

元子役。

なんだこの吸引力。

手塚ゾーン?!

参考画像:

https://tenipuri-miya.com/手塚ゾーン/


それから数年後、
ミュージカル「テニスの王子様」に
手塚役で出演した、馬場良馬、
南圭介が戦隊ヒーローとなるのだが、
それはまた別の話である。

そう。
確かあれは。

撮影は2006年、今から14年前。

最初に引用した、
岸洋佑が出演した
宇宙戦隊キュウレンジャーの
放送の11年前の話である。

ところで最近、キュウレンジャーを
見始めたんだが、
オリオン号のセットがあるあの場所。

私が撮影に参加したスタジオと
おんなじ場所かなー?!

たまたま、あそこが空いてたらしい。

ロボコンの映画みたいな、
中華ラーメン屋のセットを組んでた。

うん、かなりでかかったし、
天井ぶち抜いていたし、
撮影に特殊技術使ってたし、
なんかアフレコする、
エキストラの声が欲しいって
監督が言ったら
すぐ録音の準備が整ったし。

眼鏡の人。

まさか、若い頃の
望月卓プロデューサーじゃ

2009年入社だから違った。

いや、誰だよ?!

あいつ、今何してる?

仕事、続けているといいけど。


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