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人間関係は「適度な距離感」が大事

人間関係は、「互いの距離が近ければ近いほど良い」わけではない。

私が、そのことを明確に認識できたのは、20代も終わりになってからだった。

学生時代からずぅーーーーーっと、詰められそうな相手との距離をどんどん詰めて、相手の望みそうな言葉ばかりを差し出して、共依存めいた関係に陥て破綻することを繰り返していた。いや、いる。過去形ではない。頭ではわかっているつもりでも、いまだに、そのパターンに陥ることがある。

そんな自分にも、10年来、5年来の友人がいる。

友人たちとすこやかな関係を継続出来ているのは、私の功績ではなく、相手が「適度な距離感」をキープすることに長けているひとたちだからだ。

お互いが心地よく、すこやかに過ごせる距離感は、人によって、相手によって、立場によって、関係性によって異なる。

「コミュニケーション能力の高い人」は、その「適度な距離感」を測り・保つのが上手い人のことだと私は思っていて、私と友だち付き合いをしてくれているひとたちは、みんなそれが上手い。
(それを証明するかのように、友人の大半は、接客業や対人職なのだ……!)

友人たちからはいつも学ぶことばかりで、ほんとうに感謝しているし、私も、少しずつでも、「適度な距離感」を保つことができるようになりたい。