バドミントン デンマークオープン回顧

こんにちは。いっちーです。

今日はバドミントンについて書きます。
私も学生時代に汗を流したスポーツで、今までのスポーツ歴(いや、人生全てにおいて??)で一番一生懸命取り組んだことです。

秋田県が誇るバドミントンの強豪・北都銀行の永原・松本ペアは日本人対決となる決勝で 福島・廣田ペアにゲームカウント1-2で惜しくも破れてしまいました。

試合を寸評すると、 1ゲーム目は中盤から10連続的失点などあり10-21で落とし、悪い流れは2ゲーム目の中盤まで続きます。

この時のラリーを客観的に見ると、攻めが信条の永原・松本ペアが、ロブをあげてばかりで反対に攻められる時間が長かったようです。

バドミントンの場合、ネットにかけてしまうと失点であるため、ネットより低い球をどう捌くが重要です。打つ位置と相手の位置にもよりますが、大きく分けると次の3パターンがあります。

1.高く大きくコートの端まで返す(ロブ、クリア)
2.低くネット付近へ落とす(ヘアピン、ショートリターン)
3.低く速い球で返す(ドライブ)

1の場合は、次の返球までの時間を稼ぎ、きちんとポジションを整えて、 相手の攻撃に備える選択です。

2の場合は、次の返球をネットより低い位置で打たせることで、返球を上げさせ、攻撃に転じる狙いです。

3の場合は、速いラリー(ドライブ)に持ち込み、相手のミスショットを誘う、または耐えきれなくなって、大きく高い返球を上げさせて、攻撃に繋げる狙いです。

それぞれのデメリットとしては、
1.次の返球で攻撃される(スマッシュを始め、高い打点からネットより下に打ちこまれる)可能性が高い。

2.相手がネット前に詰めていたり、打つコースを間違えると瞬殺、またはピンチになる

3.自分の返球が速いため、相手にも素早く返球されると苦しい展開になる

おそらく高い打点からの攻撃力とパワーは永原・松本ペアに分があると思いますので、1が多いと自分達の良さを殺してしまいます。まぁ、そうは簡単にさせない福島・廣田ペアの巧さがあるのですが。

2ゲーム目の中盤から、明らかに高い打点からの攻撃が増え、最後は甘い球を前衛で叩くというパターンが増えました。これが目指すべき姿であり、今まで勝利を積み上げてきた定石です。勢いに乗った永原・松本ペアが1ゲーム取り返します。

ファイナルゲームはミスの少なかった福島・廣田ペアが終始リードし、16-20で迎えたマッチポイント。ここで超絶プレーが出ます。

なんと時間にして2分近く、111回のラリーを繰り広げます!4人とも脚が止まりつつある中、根負けとも言える形で廣田がネットにかけて終了。

永原・松本ペアの逆転を期待せずにはいられない展開。さらに1点取り18-20、最後は松本のサーブミスで試合終了。極限のプレッシャー、そして息の上がるなかのショートサーブってホントに難しいんです。

次は全日本選手権でしょうか。
頑張れ!北都銀行の選手達!

せばな!

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