突発性難聴になった話

突発性難聴になった。突発性って突発的に起こるから「突発性」って付くんだろうな、すげえ、というのが病名を聞いてから起こった感情だった。
というか、これはおそらく、偏見と先入観に満ちた、誤っている(それも致命的に)であろう考え方だが、病名というのは結構テキトーにできているのだと思う。
なんだか難しそうな感じ(漢字とかけている)をパッと見たときに受けるが、本当に機械的に決まっているんだろうな。急に聴くのが難しくなったから突発性難聴。注意力が散漫でたくさん動いてしまうから注意欠陥・多動性障害。そんなに難しいことではない。病名のチョイスに意味はない。
とにもかくにも、片耳が聞こえづらい。なぜこのような現象が起こるのか、正確なところはまだわからないらしい。
原因とされる事象の中で最も心当たりがあるのがストレスだが、少なくとも、ぼーっと歩きながら「言語野の衰退が激しくなりそうだから久々にnoteでも書くかな」と思えるくらいには余裕がある。本当にストレスがたまっている人間は、おそらく言語野の心配をしない。
お米を炊いて、こないだ作って余ったので凍らせておいたパスタソースを解凍したら、パスタソースを入れておいたジップロックが溶けた。俺は「プロ仕様」の文字を信用したのに。肉のハナマサはすぐ「プロ仕様」というが、いつもだいたい疑わしい。
もったいないのでお米にジップロック水溶液と化したパスタソースをかけて食べた。俺の体は肉のハナマサで出来ている。

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