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ツミデミック

2023年11月22日ごろ発売/光文社

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中に話しかけてきた女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗は――「違う羽の鳥」
調理師の職を失った恭一は、家に籠もりがち。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣に住む老人からもらったという。翌日、恭一は得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れると――「特別縁故者」
渦中の人間の有様を描き取った、心震える全6話。(出版社サイトより)

「小説宝石」に不定期で掲載された短編を集めた一冊です。

こちらから、一話まるまるお試し読みができます。ちょっとダークな読み味ですが、ほかの話はほっこりもしんみりもありで、いろいろなテイストが詰まっています。

初めての上製本で、装丁も色々とチャレンジしていただき、美しい本になりました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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