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泣いてしまった話

noteって、なんとなくポジティブなイメージがある。
ネガティブな投稿もあるのかもしれないけど、それを慰めあってポジティブに向かっていこうとする気配を感じる。

私の勝手なイメージです。

けど、今回の投稿は、今書いてる段階ではどう進むかわからないから、ネガティブで終わる可能性もあるし、別にネガティブで終わってもいいよね、ということをあらかじめ言っておく。

今日は、家で泣いてしまった。

旦那さんに「ほめてくれー!」と言ったら、頭を撫でてもらえて、そしたら涙が出てきた。「ほめてくれー!」と言った経緯はなんとなく何もやる気がしなかったからである。そして、頭を撫でてもらえたら、泣いてしまった。

泣きながら「インフルエンザ、治ってよかったなあ」と言った。それまでに考えていたこととは、全く違うことを言った。夫はつい先日までインフルエンザにかかり、寝込んでいたのだけど、そんなことは泣く前まで忘れていた。

それまでに考えていたことは、「何もやる気がしない…」ということと、「私は本当に何にもできないのに、何かしなくちゃいけない」ということ。子どもがいると、何かしなくちゃいけない気がして、何かしている。ご飯を食べさせたり、おむつを替えたり、着替えさせたり、お風呂に入れたり。だけど、何もしたくないときもある。

ただ、そういう風に思ってたことではなく、頭を撫でられて泣いてしまったとき、「インフルエンザ治ってよかったなあ」と言った。そして、「私や(子ども)にインフルエンザが移らないか怖かった」と言った。そのとき、改めてはっきりと自分が「怖かった」ことを知った。

移らないかも怖かったし、さらに今回、夫がインフルエンザになって、熱が下がった頃に「頭が痛い」と言い出し、「ロキソニンを飲んでもいいかな?」と言った夫に対し、「いいんちゃう?」と言ってしまったのを後悔していた。インフルエンザのときに、ロキソニンを飲むと、インフルエンザ脳症というのを誘引してしまい、死に至る危険性があるらしい。特に小さい子どもがなりやすく、成人男性なら発症率は低いようだけど、そんな危険があることを知ったのは、夫がロキソニンを飲んだあと、私がロキソニンを飲んでもいいんちゃう?と言ったあとだった。知らなかったな〜。

だから、ロキソニンを飲んでから、心配していた。もしかして、インフルエンザ脳症を発症したらどうしようかと思っていた。でも、そんなことはなく、夫は元気になった。よかった。

「インフルエンザ治ってよかった」というのと、「インフルエンザの間、怖かった」というのを、泣いて改めて思い返された。なんとなく感じていたけど、口にはしていなくて、その後忘れていたようなことを、泣いて、改めて思い出して、それと同時に言葉にした。それでなんとなくすっきりして、この文章を書こうと思うに至った。


それから、ポジティブとかネガティブとかどうでもいいし、どっちでもない、どっちもある、どっちかに決めるとつまんなくなる、というときもあるのだなと思う。

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