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雌阿寒岳 冬山登山前日、野中温泉、アイヌ料理、、、

千歳市でラーメン

2021年1月8日。
本来ならこの日に女満別空港へ到着予定であったが
異常な寒気が降りており
飛行機も欠航で急遽千歳市で1泊。


便名、レンタカーの変更手続き、
ゲストハウスのキャンセル、
改たな宿泊先の手配、、、

色々と事が落ちつく頃にはお腹が空いてきた。
真っ先に思い描いてたものはやはり、、、
暖かい味噌ラーメンだ。

■みそラーメン「喜亭」

店内は店名キティちゃんグッズが多め。
オーナーの趣味なのかな。

無化調のラーメンは味噌ながらあっさりしていて
見た目以上にスープのくどさもなく美味しい!

チャーシューはボリューミーで
食べ応えあります。

ホテルに戻り翌日の飛行機も早目な為、
この日は早寝をし就寝。



翌日1月9日、
再度千歳空港へ向かう道中で
白い恋人の看板が目に入る。

朝8時頃の気温は-14.3℃。
千歳市ではまぁまぁ冷えてる日らしい。


9時35分千歳空港を離れ、
10時25分に道東オホーツク地方の玄関口、
女満別空港、無事到着。

手配をしていたレンタカーを借り、
準備が整い11時頃。
さぁどうしようか?
当初の予定とずれてしまい、考え、、、


とりあえず今日はオンネトーまで向かおう!
と決めた。

南下し釧路、帯広方面へ片道70km程。
ただ雪道でスピードは落ちるので
おおよそ2時間程と予想。
安全運転でオンネトーまで運転。
天気は曇1つない快晴。何処までも続く、
広大で真っ白な景色が広がっている。

森の中を走りながら
眼下に入る木漏れ日が気持ち良い。
ふと車を止め深呼吸。
風もピタリと止んでいた。
静寂な時が流れている、そんな風に思えた。

14時頃、オンネトー前の野中温泉口に到着。
写真見てお気付きかと思われますが右側の道には門がありここから湖岸までは冬季の為、道路が閉鎖されていて、
手前の野中温泉口に車を停めてからの歩きになります。




幸いにも湖岸までの道路が舗装されており行き易く、時間の短縮に繋がった。
歩きで約30分、片道2km程かな。

時刻は14時半頃オンネトー前に着。
連なる木々に隠れていた雌阿寒岳、阿寒富士が遂に目の前に現れました。

オンネトー到着


この場所は2018年の6月、夏に訪れた以来で、
夏に見た景色とこんなに変わるのかーと興奮しました。

雌阿寒岳は噴煙を上げており、
大地の漲るパワーを感じる。


あっこの日オンネトーに訪れた理由は
ここで山容を見上げたかった理由もありましたが
「アイスバブル」が見たく今日ここに来ました。

↓↓↓以下アイスバブルとは

https://youtu.be/Q9KsAMQsRoc


ただ前日までこの地域も勿論雪で荒れてて
その痕跡はオンネトーにも付いていた。

、、、膝上まで雪、、、
予想外の量。。
今回荷物の関係上ピッケルしか持ってこなく、
ブレード側の方で掘り起こせば何とかなると思ったが甘かった。

これを永遠とやってたら日が暮れてしまう。
アイスバブルは見れず、、、
またの機会という事で取っておこうと。


移動し、
夏に訪れ撮影したポイントに向かってみた。

↑↑↑2018年6月の夏

↑↑↑2021年1月、今回。

同じポイントは雪に埋もれてて探すのに一苦労。
10m先なのだが膝上まで雪、、、
雪固めてポジションを作りザックを置き、
カメラを出し撮影。
気温は-8〜10℃程。
日陰なので余計に寒さが染みる。
ただ風がなかったので幸運の恵み。
無な場所にシャッター音だけが響き続けた。
インナーグローブを持ってきたがフィーリングが合わず結論素手で設定。
3分が限界。。。即退散。。。

秘境の湯、野中温泉

移動の疲れや寒さであったりと
疲れが溜まっており身体を温めたいと
心身に思っていた。

■野中温泉
泉質は硫黄臭が強く
湯上がりでも身体に染みつく程。
湯の色は淡い青色です。
湯にゆっくりと浸かり、温かさが一層に身体の真に辿り着く。

外の露天風呂はぬるめな湯加減で
マイナスの零下で入る湯はさぞかし気持ち良い♪

幸運にもわたくし1人で貸し切り状態であった。

アメニティ施設はなし。
入浴料金400円です。

このままここ野中温泉で1泊したかったが満席で宿泊出来ず、阿寒湖街で一夜を過ごします。

宿泊したホテル山水荘。
純和室で昔ながらの作りだが
館内には阿寒湖温泉もあり、就寝前に一風呂入り
湯はとにかく熱かった印象です。




アイヌ料理 店民芸喫茶「ポロンノ」

ここ阿寒湖の繁華街では
アイヌ料理が食べられるお店があると友人から情報を頂いてたので早速行ってみる事に。


店内はフィギュアであったり漫画であったりと
雑貨が多く場にいても飽きない空間です。

■アマムカレー
アマムとはイキナビ、金時豆、行者にんにくが入ったアイヌ伝統の炊き込みご飯。
カレーは甘目な味付けで
鹿肉は赤ワインに漬け込んだものらしい。
ホロホロと柔らかく、美味しかったです。


■ポッチェイモ
ジャガイモを原料とした保存食です。
土の中に埋め冬季は雪に覆われ、春先の暖かくなる頃に自然発酵して出来上がるものです。
アイヌ人の知恵の固まりですね!
味付けはバターの風味が重なり
ビールとの相性も抜群。
珍味です。


ポッチェピザ
ポッチェイモの生地を使った生地は
パリパリとした食感。
チーズ、サラミとの相性も抜群に良く美味しい。


亭主は奇策でとても暖かい方であった。
カウンター越しで話も盛り上がり、
時間を楽しめました。


翌日の雌阿寒岳冬山登山をする話題を相談し、
天候も良さそうとの情報もあり、気合いも高まった。
ただ山の天候は変わり易い。
今自分の持っているギアで何処まで行けるのか判断がしにくかったが細心の注意を払い行動しようと再度心に植え付けた。

自分が決めた行動は責任を持ち無理はせず、
自分の行ける所まで。

 

翌日に続く、、、

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