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【1/27】東京メトロ新規上場へ 新規上場株は個人投資家も購入できるのか?

【1/27:市場を読み解く!今日の投資知恵袋】

本日のToday's Topicは、東京メトロが上場するにあたり、ブックビルディング方式を採用するとのことで、その特徴をまとめました。

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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初めに日本の市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、日経平均先物)を振り返り、その後、米国市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、VIX指数および外国為替市場の推移)について振り返ります。米国市場の動きは日本株にも影響を及ぼします。日本株に投資をする人も、米国の株式市場、為替市場のドル円推移には特に注視するようにしてください。

【Today’s Topic】

東京地下鉄、通称「東京メトロ」が早ければ24年度中にも新規上場を目指すことがわかりました。早ければ、今夏にも上場を目指すとしています。現段階で株式比率は日本政府が53.4%、残りを東京都が46.6%を保有しており、それぞれが50%を売却するようです。

募集方法は「ブックビルディング(需要申告)方式」を採用することも決定しています。

このブックビルディング方式とは、新規株式を発行する場合の公募価格を決定する際に、投資家の需要状況を鑑みて公募価格を決定する方式のことで、現在も一部を政府が保有する銘柄である日本郵政やJT(日本たばこ産業)が同方式で上場しています。

このブックビルディング方式での価格決定方法は、その他の入札方式と異なります。ブックビルディング方式では、機関投資家から意見を聞き出し、そこから投資家の需要を勘案することで価格を決定していきます。これにより、例えば仮条件が1,500円〜2,000円となった場合、公募価格の条件は基本的に最も高値である2,000円になります。

ちなみに入札方式は、投資家の入札額が直接反映されるため、入札額が高値になれば公募価格も高くなってしまいます。

今回は、東京メトロが上場するにあたり、ブックビルディング方式を採用するとのことで、その特徴をまとめましたが、理解はできたでしょうか。

24年も新規公開株が相応に増えると思いますが、その時にどのような方式で公募価格が決定されるのかなど、今回の内容を通じて把握するようにしてください。


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【26日の日本株市場】

日経平均株価は反落となり、前営業日比485.40円(1.34%)安の 35,751.07円で終えました。

出所:SBI証券

東証株価指数(TOPIX)は続落し、前営業日比34.27pt(1.35%)安の2,497.65ptで終えました。

出所:SBI証券

東証プライムの売買代金は概算で4兆5018億円、売買高は15億8316万株、値上がりは321銘柄、値下がり銘柄数1294銘柄、横ばいは43銘柄となりました。約78%が値下がりとなりました。

日経平均は反落となりました。26日の米市場で半導体関連で構成するフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の下落やインテルの売上見通しがさえなかったことで、東京エレクトロンやアドバンテストが指数を押し下げ、節目の3万6000円を下回りました。

【29日の日本経済カレンダー】

重要イベントはありません。

【26日の日本債券市場】

日本10年国債の利回りは0.714%で終えました。

【26日のCME日経平均先物】

シカゴマーカンタイル取引所のCME日経平均先物は、前営業比180.00円安の35,860.00円で終えました。

【26日の米株式市場】

ダウ工業平均は続伸し、前営業日比60.30ドル(0.16%)高の 38,109.43ドルで終えました。

出所:SBI証券

ナスダック総合指数は反落し、前営業日比55.13pt(0.36%)安の15,455.36ptで終えました。

出所:SBI証券

ダウ工業指数は続伸となりました。26日に発表された米個人消費支出(PCE食品、エネルギーを除くコア指数)が市場予想を下回ったことを受けて、FRBが利下げに動くとの観測から、午後に一時マイナス圏に転じる場面も見られましたが、引けにかけて再び買いが集まったことで再びプラス圏で終わりました。

ナスダック総合指数は7営業日ぶりの反落となりました。午前中に買いが集まりプラス圏に入る場面も見られました。しかし、買い一巡後は来週大型ハイテク株の決算発表を控えており、様子を見る投資家が多くマイナス圏で終えました。

【29日の米経済カレンダー】

重要イベントはありません。

【26日の米国債券市場】

10年物国債利回りは4.153%で終えました。

【26日のVIX指数(恐怖指数)】

VIX指数は前営業日比1.41%下落し、13.26となりました。

出所:SBI証券

【27日7時現在のドル円相場】

外国為替市場におけるドルの推移ですが、1ドル=148.16-148.19
円での推移です。

出所:SBI証券

26日に米個人消費支出(PCE)が発表され、市場を上回ったことを受けて、米長期金利が上昇し、円安ドル高に進みました。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。

日々コツコツ継続することは大変ですが、この「市場を読み解く!今日の投資知恵袋」では、押さえておきたいポイントをコンパクトにまとめ、投資に役立つ知恵を日々養うことが目的です。投資は自己判断でお願いいたします。

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