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第4回 なぜFXを始めたのか?なぜスイングトレードに落ち着いたのか?師匠との出会い(3)

前回記事は下記の①についてお伝えした。

https://note.com/ichikawa_/n/n3a58211447e0

①継続して学べるか、継続してトレードできるかどうか。
②スキルに加え、人として信用できる人から、ベストは尊敬できる人から学ぶ。
③トレードスタイルが自分(の性格や生活リズムなど)に合うかどうか。

今回は②について。何かを学ぶ時、「誰から学ぶのか?」はその後の流れを大きく左右する、極めて重大なポイントだと思う。

以前、仕事で学校の職員室に出入りした時、これは教育者の発言?と耳を疑う話を大声でする男性教員に遭遇し、ビックリしたことがあった。周りには他の先生に加え、生徒も1人2人見かけた。件の教員は他の教師にたしなめられていた。当然のことだが、少し安心したのを今も覚えている。

これまた私事だが、かつて交通事故の被害者になり(こちらの過失はゼロ)、計4人の弁護士に修理費などの回収の可能性について意見を聞いたところ、揃いも揃って「この加害者では支払能力も疑わしく、不可能でしょう」との残念な回答。しかし、結果は耳を揃えてとはいかず、10回の分割(弁護士曰く、異例らしい)にはなったが、全額回収できた。

この経緯を詳細に記せば、少しは人のお役に立てる、ちょっとしたドラマかドキュメンタリーになりそう笑。実は加害者には逮捕歴があり裁判中だと、分割返済中に初めて知るなどヒヤヒヤもあったが、本題ではないので控える。

何が言いたいかというと、教師、弁護士といっても色々だということだ。上司やコーチ、そして親ガチャといわれるように、親もしかり。「誰から学ぶのか?誰をパートナーとするのか?」によって結果が相当大きく分かれるのは、あなたもご存知かと思う。

「誰から学ぶのか?」の問いに答える上で外せないのは、「人に教える、人を育てる、導く時に一番大切なのは何か?」ということだと思う。一流のスキル、人がら、人格、厳しさ、思いやり、忍耐力、指導力・・・、色々考えられるがどうだろうか?あなたにも少し考えて頂き、答えを出された後で読み進めてほしい。

(thinking time)

今学んでいる師匠との出会いを通して、また、幼少期からのことを振り返ったり、今まで本を読んだりして、これが根っこ、ベースだと強く感じている私の答えは、その人の内に秘められている「可能性」を信じることだ。

上司と部下に例えて具体的にいうと、部下はどうすれば目標達成できるか分からずに悩み、自信を失うこともあるだろう。順境ばかり続くはずはないから。

そんな時に、部下本人以上に、その部下が秘めている可能性を上司が強く信じ、「大丈夫、君ならできる!」思いやりを持って伴走し、応援し続ける。時には厳しく。そんな上司が理想像だと私は思う。

スキルや実績はそこそこあるが、部下たちを見下し、口を開けばダメ出しかいら立ち、イヤミ。そんな上司に怒りを通り越してあきれ返ったのも、今は昔。「人として、お前はもう死んでいる」(前回に続いて、また名言を思い出した)

トレード、相場も、順境ばかりではない。連敗中や心身の不調、相場が分かりにくいなどの逆境の中、トレードスキルだけの指導者についていけるだろうか?その人の言葉を素直に信じ続けられるだろうか?スキルと人間性を兼ね備えた師匠からでないと①の「継続して学べるかどうか」も危うい。

非常に多くのトレーダーに読まれ、賞賛高い「デイトレード」という本がある。何度も何度も、持ち歩いて出先でも読んだ私の一冊は第1版第29刷!かなり売れているようだ。その第4章にも同様のことが記されている。

縁ある方と共に、私の師匠から学べたら幸いだ。長くなったので続きは次回に。ここまでご覧下さり、ありがとうございました。

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