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第6回 サイクル理論でのスイングトレード

読者も一定数おられるので、師匠ともっと相談の上進めたいところだが、とりあえずはじめの一歩を踏み出して仮スタートし、走りながら改善を繰り返していく。

サイクル理論をご存知だろうか?メリマンさんが唱えたらしい。どんな人かはあれこれ調べれば分かるだろうが、あえて調べない。なぜなら私がトレードする目的は勝つこと一つであり、メリマンのおっちゃん?お姉さん?の素性、経歴を知ったところで、私の勝ちとは無関係、もし関係あってもかなり低いから。以前の自分はこういうことも気になって調べたくなったが、勝つこと、勝ちに直結することにフォーカスするよう、師匠から常々繰り返し指導されているので、そういう時間は使わないと決めた。自戒を込めて書いている。

感情ではなく理論に基づいた、根拠を積み上げたトレードを淡々とできるようになることが大事だ。これもいつも教えて頂いている。

理論の王様はダウ理論だろうが、今回はサイクル理論のポイントについて簡潔にまとめてみる。チャートを頭にイメージしながらお読み頂きたい。

●相場は上げ下げするが、安値(起点、ボトム)から上がっていき高値(トップ)をつけ、下がって安値(終点、ボトム)をつける。「ボトムからトップを経由してボトム」これで1周、1サイクルとし、これを繰り返している。

●各時間足によって1サイクルの長さには平均的な目安がある。私はスイングトレーダーなので主に週足、日足、4時間足を見る。1サイクルのローソク足の本数は

・週足プライマリーサイクル(PC)は25~35本
・日足メジャーサイクル(MC)は35~45本
・4Hアルファサイクル(αC)は60~80本

で見ている。なお、起点(ボトム)の足を1本目としているのでMT4で十字で数える際はプラス1する。

現実には上位足と下位足の関係で、もう少しオーブ(短縮や延長)することも時々ある。その辺はチャートを見て、経験値を積むしかない。

●1サイクルの形状については

ライトトランスレーション(RT)・・・起点よりも終点が高い。つまり安値切り上げなので、ダウ理論の上昇トレンド。高値(トップ)は1サイクルの右側(ライト)に来るのがセオリー。
レフトトランスレーション(LT)・・・起点よりも終点が安い。つまり安値切り下げなので、ダウ理論の下降トレンド。高値(トップ)は1サイクルの左側(レフト)に来るのがセオリー。

の2種がある。

●多くの場合、1サイクルの中には下位足のサイクルが3~4つ存在する。例えば、週足PCの中に日足MCが3つ存在する。これがフラクタル構造になっている。2つや5つの時もある。

●実際には分かりにくいものも一定数存在する。なぜなら相場にはイレギュラー(セオリー通りにいかないこと)もあるので。具体的にはαCなら50本や110本で閉じたり、高値(トップ)はライトにあるのに、暴落により終点が起点を割り込んだり。また、続伸中で高値安値が同時に切り上げ続けている場合は、どこがトップとボトム(終点)になるのか、など。これは私も経験値蓄積中だ。

頭の中にチャートをイメージしながら読んで頂けただろうか。これも訓練、慣れだと思う。ちなみに師匠はチャートを見なくても主な各時間足が頭に入っておられるようだ。しかも複数の通貨ペアの相関関係も踏まえてのことだから、私など足元にも及ばない。チャートを見ずにレートも暗記の上で解説を始められて、舌を巻いたことも今まで何回もある。

自分ならできる、勝てると信じ、継続して愚直に学び、楽しみながらトレードに向き合っていく。(次回に続く)

<今回も最後までご覧下さり、ありがとう>
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・自戒のため、スッキリ簡潔に表現するため、あえて語尾は歯切れが悪い、弱気な印象の「です、ます」ではなく、「だ、である」にしているのでご了承願いたい。日頃は丁寧な言葉遣いを心がけております。

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