危うい「自分は体操をしている」

体操してるとだいたい上手く行きます。
理論上はそうです。

でもそこから、体操しながら刺激したはずだから失敗するわけがなく相手の受け止め方が悪い、みたいな理屈が、ぼろぼろの理屈ではあるけど、出てきてしまいます。

しかし残念ながら自分は十全に体操が出来ている、というのはやっぱり勘違いなのです。

100パーセント平均化した動きが出来る人間はいない、と保険をかけつつ、自分は体操しているから失敗はないとするのは、やっぱり欺瞞なんですね。

気分を作るのは簡単ですが、目眩しの観念で実態を誤魔化したら何もかも台無しになってしまいます。
これはやっぱり平均化訓練の発想に逆行するものだと思います。

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