今月の展開 2021.11

平均化訓練から気持ちを離してみようと、無理に取り組もうとするのをやめてみて、それでも気持ちは縛られてしまいます。
体操についてネガティヴな気持ちを持ちたくはなかったし、そんな気持ちや費やす時間もうまくいっていれば体操へ注力できたはずだと思うと底抜けに悲しい気分になります。
5年くらい黙っていたけれど、黙っていてもあんまりうまくいかなかったなというのが、連日の投稿を書いている動機でもあります。
積極的に読まれるべきものを書いているわけではないですが、足跡として残しておきたいことであり、有耶無耶やどさくさの中に隠してなかったこと、いなかったことにはされたくもなければ、したくもない……という考えがあります。
失敗は隠すより共有したほうがいいという主張が元にはあったのですが、それはあまり受け入れてもらえなかったと少し懐かしく思います。

誰も彼もが意見が合わなかったということは決してなく、親身になってくれた人もまたたくさんいます。
あなたは何で怒っているのかと、そう聞いてくれた人は先生をはじめ何人もいました。
ただ、いくら言葉で説明をしたところでそれで解決に解決になるということはなく、今もまだ悩み続けています。

僕は読まれる必要はないけれど書いてあるというものと、何よりそれが積み重なった厚みには価値があると思っています。
それは書かれたものに限らない話ですが、願わくば出来たら多くの人が平均化訓練に触れて、そこから読み切れないほどの量の平均化訓練についての感想や疑問、解釈などが曲解や間違いまで含めて、足跡として積み重なってほしいと思っています。
そこにあっては苦も楽も、ネガティヴもポジティブも、嘘も真も、区別ないものなるのではないでしょうか。
もちろんこれは勝手なわがままなのですが、そんな将来を夢見て今月も投稿を書いていきたいと思います。