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壁際の攻防

前回の投稿のちょっとした補足です。

自分がそうだったということもあり、壁際の人達に寄り添いたい気持ちが強くあります。
当時から変わらずですが、この考えはエゴイスティックに稽古すべし、己のことに集中すべしという意見と、しばしばぶつかります。
周囲と意見がすれ違うこともあるし、いちばん困るのは自分の中に葛藤が起きてしまうこと。
「雑魚はほっとけ」とか言われたらやっぱり腹立つし、そう思いつつ、余計なことすべきでないなと感じることは多かった。

それに今思えば、僕が寄り添いたいのは稽古の輪に加われず、何もできずにいなくなってしまう人達であって、壁際にいるままに膨らんでいく勘違いや増長ではありません。
それまで許そうとするのは、やっぱりよくないことだったのだろうと思う。
痛い目を見るのはたいていそんな時だった気がする。

前回はこちら

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