「あぶない刑事」も間違っている?横浜のナゾ
横浜というのは東京に生まれて、ずっと東京に住んでいる僕からすると、なんかちょっと外国っぽい「オシャレなエリア」という感じだ。そういえば、数年前、AllAboutの横浜ガイドの人とかと、夜景を撮影しに行ったこともある。横浜は夜景が綺麗な街なのである。ちなみに僕はAllAboutのAV系ガイドなのだが、念のために言うとオーディオビジュアルで、アダルトビデオではない。
そんな横浜だが、実はさまざまな顔があるようだ。横浜に昔、生まれてから長く住んでいた人によると、だいたいの人の横浜についてのイメージは間違いなのだという。
僕の好きなドラマに「あぶない刑事」(ちょっと古いですけど)シリーズがある。これは横浜を舞台にした刑事ドラマで、舘ひろしさん、柴田恭兵さんが主演のコミカルなアクション作品だ。
このなかに出てくる横浜関連の話は、地元の人間からするとそんなこと言わないよ、そんなこと思っていないよということがけっこうあるという。(個人の感想です)
まず、横浜の人は横浜を「ハマ」とか言わないそうだ。
これはショック。ドラマ内では、舘ひろしさんとかが、
「ハマじゃあ、…」
みたいなクールな話をよくしていた気がするが、これは横浜地元民にとっては、そんな言い方はしないというわけだ。
そして、横浜の人は実に横浜から出ないのだという。そして、世界は横浜が中心であるというよりは、「横浜がすべて」という概念をもって生きているのだという。
たとえば、横浜では待ち合わせに、
「じゃあ、明日2時に西口で」
というと、それはもはや「横浜駅の西口」を指すのだという。
そして、アリーナと言えば「横浜アリーナ」を指すのだという。
もはや、横浜であるのは当然なのだという。
たしかに、住む世界の狭い小学生などなら、それは生活範囲内のエリアでのものの考え方になるのはよくあることだが、いい大人でもそういうものなのだそうだ。
小学生が友達と話している場合なら、「じゃあ、図書館でな」と言えば、それは自然に近所のよくいく図書館などを指すのはコンセンサスという感じだと思うが、大人でそういうのは不思議だ。
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