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大衆アレンジした「二郎」はポピュラーになるか?

ラーメン二郎をご存じだろうか?というか、知っている人は多いが、入ったことのない人が多いのではないだろうか?人気店でどの店も行列が店の外にできていて、しかも店内からほかの店にないオーラを放っているので、普通の人には入りにくい店だ。実際、大学生などがよく列を作っている。

二郎に行ったことがなくても、

「野菜マシマシ」

などという、ちょっと呪文のような言葉を聞いたことがあるだろう。二郎は基本、食券を使うのがデフォルトだが、アレンジに「略語」を使うのだ。これは10年以上前、僕がはじめて二郎に行ったときか変わっていない。店のシステムとして定着しており、変える気はないらしい。

そして、その麺の量なども普通のラーメン店よりも多く、普通のラーメン屋の大盛りが小盛りだったりする。

これらの多くのファクターが普通の人が二郎に行くのをこばみ、二郎はある意味カルト的な人気を持ってるが、あまりメジャーにはならないでいる。とはいえ、チェーン店は大量にあるので、ビジネス的には大成功していると言えるだろう。

そんな状況下で二郎をより普通の人に馴染みやすくした店や、麺などをアレンジした店などが登場してきて、「インスパイア店」と呼ばれている。

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