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その最悪の日は僕に何を教えてくれたか?

その日はついていない日だった。午後に撮影があるのだが、午前中なんと6時に目が覚め、調子よく原稿を書いていたら、昼には疲れて昼寝をしてしまい、起きたら午後2時を過ぎていた。うーん。

撮影物をかばんに入れて手早く家を出ようとしたが、箱が大きすぎて、僕がよく使っているターガスのPCバッグに入らない。

他に適当なバッグをなんとか探して、ようやく家を出たのが3時ごろ。何しろ、秋葉原で後3時に集合なので、3時に出て間に合うわけがないのだ。

そこからのさらなるミラクルとして、電車の乗るために持っている、おサイフケータイ対応スマホに金をチャージするのを忘れていて、電車に乗れない!

それなら、チャージすればいいのだが、そのスマホだけはバッテリが切れており、さらにモバイルバッテリを忘れていたので、バッテリを充電できない。そして、家に戻ると、また、時間がかかる。どうすればいい?

「これじゃ、電車に乗れないじゃないか!」

と思ってパニックになりかけたが、我にかえって小銭で切符を買って電車に乗った。

うーん。これはだいぶ遅れそうだ!

というわけで、とりあえず先方に30分ぐらい遅れそうだというメールを送った。

かくして、目的地に着くと、約束時間を40分ほど過ぎている。

これは新記録だなー、いやー、もっといい新記録を作りたいなー、と思った。

しかし、まだまだ驚くことは続く。

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