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読書記録「勝ち負けよりも生き方」

”私たちはアメリカ式の資本主義に慣れてしまっているので、「成功したい」という欲求を自然のように感じています。でも、文学の世界に浸ってみると、成功や勝ち負けとはなんてどうでもいい、というか、意味がわからないという感覚になるはずです。
文学とは経済的成功や勝ち負けとは違う次元で成立しているものだからです。「生きる」ことの意味の深さを何とかつかまえようとしている、そういう営みなのです。”
「読書する人だけがたどり着ける場所」

まさしく現在アメリカ在住の私にとっては、この資本主義の考え方の方が多過ぎて、自分の考えがたまに夢見る夢子ちゃんなんじゃないかと思ってしまう。「年収1千万は貧乏の部類」と言われて、自分の持ってるものに満足できなくなってしまうこの弱さ。投資は基本、お金は増やすもの、合理的に競争しながら誰よりも上へ。みんな、疲れませんか?本を読んで心の声を聞いてみよう。

文学とは、何も哲学や宗教、心理学を学ばなくても「生きる」事を深く考える学問だったんだ。もちろん、学びに終わりはないけれども、深く濃く残る言葉を頂きました。

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