10年後の君は今何を見てるの

CUE!2ndライブ『Sing about everything』のある1曲についての感想を書きたくてnoteを始めました。

結論から書くと、まだ答えを持っていなかった1stライブと、答えを得て迎えた2ndライブでこんなにも見え方が変わるのかってことです。

CUE!2ndライブ『Sing about everything』


8月15日に立川ステージガーデンでおこなわれたCUE!の2ndライブ

語彙力が無いオタクなのと感想まとめについては別記事を作るつもりなのでここでは


めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ良かったという一言に留めたい。


本題に入る前に宣伝させてほしい。


昨年11月1日の1stライブでアニメ化が発表されていたCUE!

今回のライブでアニメの放送が2021年1月開始であることが発表されました。

公式ツイッター、HPも開設されたのでチェックしてほしい。

公式Twitter


アニメ公式HP


第一弾のアニメPVも初披露されたのでぜひこちらも観て欲しい

アニメPV第1弾


そして今回の2ndライブは8月22日まで観れるアーカイブがあるので興味を少しでも持ったのならぜひ観て欲しい(3500円)

アーカイブURL


宣伝終了


さて、ここからタイトル回収

『10年後の君は今何を見てるの』


このタイトルはCUE!の楽曲『カレイドスコープ』の歌詞から拝借しています。

CUE!では季節ごとのシングル発売されています。その中でこの曲は夏曲に当たります。

歩いていると少し汗ばむけれど風が吹くと心地よい涼しさを感じる、そんな夏の夜の空気を感じられる曲です。

この曲単体でのエモさ満載で、語りたさMAXなのですが、ここで語ると長くなるのでこれも別記事で書きます。


CUE!の全体曲はメッセージ性がつよつよで語りたい曲が多すぎる


CUE!の楽曲はapple music、amazon music、spotify、line musicでサブスク配信しているのでぜひ聞いて欲しい

各CDの詳細から各サブスクへのリンクがあります。


話を戻します。


『カレイドスコープ』は

10年後の君は今何を見てるの

この問いかけから曲が始まります。


10年後の自分が何を見てるか、胸を張って即答できますか?


何を見てるかとは、夢の話でもいいし、どんな生活しているかでもいいです。


私はできない。


10年後

夢を変わらずに見られている自信なんてない

生活に関しても、仕事をやめているかもしれない

結婚しているかもしれない

はたまた、もうこの世にはいないかもしれない


オタクは四半期ごとに嫁が変わるし

人はラーメン食べたいって思っててもカレー屋の前を通ったらカレーが食べたくなる。

1年後の未来でさえ漠然とこうかなくらいにしか言えないのに、10年後に自分が何を見てるか、簡単に答えは出ない。


ただ、漫然と生きているだけの人間でもそうなのだ


夢に向かって歩み始めたばかりの彼女たちならなおのことだろう


CUE!は声優のタマゴたちの物語だ


夢に向かって1歩踏み出したばかりの彼女たちにとってこの問いかけはどれだけ重たいものだろう。

ただ声優を夢見ているだけなら、何も考えず10年後自分は声優をやっていると言えるのだろうか。


ただ彼女たちは夢に向かって一歩踏み出した。

踏み出して、夢が現実になった。

現実になって、気付いた。

10年後に自分が今と同じものを見ていると言えるのか。

言えたとしてもそれは虚勢ではないか、意地を張っているだけではないか。

明日さえ分からないのに、10年後のことなんかわかるはずがない。

夢が現実となって、現実を知った彼女たちにこの問いはとても重たいものだったろう。



ここから1stライブの話になる

2ndライブを観ての感想なのに突然1stライブの話になって申し訳ない。

ただ1stと2ndの対比の話がしたいので続けさせてもらいます。

2020年11月1日カルッツかわさきで行われた1stライブ『See you everyday』

このライブでも『カレイドスコープ』は歌われた。

『カレイドスコープ』はCUE!屈指のエモソングである(当社調べ)

歌い出しから号泣している人が居て、連れて涙ぐむ人も居て、1stライブでこの曲が強く印象に残ってる人も多いのではないか。私はそうです。


1stライブで『カレイドスコープ』の後に歌われた曲について話したい。

というかそこが今回の本題になる。


『私たちはまだその春を知らない』


この曲が1stライブで『カレイドスコープ』の次の曲だった。

この曲が1stライブ時点での『カレイドスコープ』の問いへの答えだったと思う。

タイトルに「春」と入っている通り春のシングルのカップリング曲。

春曲は季節シングルでは1番目、コンテンツ内で見ても全体曲のうち2番目に発売されたCDである。

春、一歩踏み出した彼女達、まだ不安定で曖昧で、自分が今過ごしている春すらうまく把握できなくて

この先にやってくる春にどんな景色が見えるのかまだ分からない彼女達の歌

彼女達は1stライブの時点でまだ問いへの答えを持っていなかったのではないだろうか

まだ不安定で未来を見通せない、それでも夢を信じて前へ進んでいく彼女達の姿だった思う。


ようやく2ndライブの話になります。

2ndライブの『カレイドスコープ』の後の曲は

冬曲である『白い沿線』『最高の魔法』を経て春曲の表題曲『beautiful tomorrow』に繋がった。


『白い沿線』で好きな歌詞がある

幼い感情が溶けて覗いた夢の先

夢を花開くのを待つ蕾に例える歌はよくあると思う。

ただその蕾には「幼い感情」という雪が積もっていて、その雪が溶けなければ蕾は埋もれたままで、花開けない。

この歌詞を初めて聞いたとき


は?天才か?????


と思いましたね。

「幼い感情」は単なる憧れの感情だったり、夢に夢見るだけの甘さなのかなとか思っていたりする。

「幼い感情」が溶けて初めて夢の蕾は日を浴び、花開くために前に進める。

『白い沿線』もすごく良い曲なので単体で記事書きたい。


そして、『最高の魔法』

これはゲームシナリオの話になるが

メインシナリオVol.1.3は『最高の魔法』がシナリオタイトルになっている。

このシナリオで彼女達は声優雑誌のインタビューでこれから声優を目指している人への言葉を求められる。

自分達の自覚とは裏腹に時が経てば、いつまでも新人じゃいられない、前へ進まなければいけない。

悩みながら、時には仲間とぶつかり仲間に助けられながらインタビューへの彼女達なりの答えを出した。

『白い沿線』と『最高の魔法』で彼女達の歩みと成長が伝わってきた。


『カレイドスコープ』の問いの話に戻ります。

彼女たちは季節を過ごしていく中で、この問いに対して胸を張って返せる答えを得たのだと思う。

だからこそ冬を経て辿り着いた春は『beautiful tomorrow』だったのではないか。

問いに対して真正面からの答えではないかもしれない。

100点満点の答えではないかもしれない。

それでも現在の彼女達が『カレイドスコープ』の問いに対して胸を張って答えられる答えを得たのではないか。

2ndライブのカレイドスコープは1stの時にはなかった強さを感じた。

単にライブ慣れしただけかもしれない。

それでも自分が感じた強さの中には彼女達が歩んだ道のりで手に入れた絆や自信、そんなものがあったと思いたい。





「セトリ考えた人そこまで考えてないと思うよ」とか、「こじつけオタク乙w」とか言われようが知ったこっちゃないんだよ!!

解釈は受け取った側のオタクの自由じゃい!!

公式と解釈違いが怖くてオタクやってられっかよ!!


最後に予防線を張っておくチキンオタクです...唐揚げにでもしてください...


そんなことよりなにより彼女達が辿り着いた春を『beautiful tomorrow』と言えるが嬉しい

悩み、時には仲間とぶつかりながら歩んできた彼女達を見てきたから、そんな彼女達が辿り着いた春のことを『beautiful tomorrow』と呼ぶことができるくらい前向きに歩めたのだと思うと、なんか、こう、、、






嬉しい☺️☺️☺️






今回の2ndライブのアーカイブは8月22日まで観れるし、1stライブの円盤はアルバム『Talk about everything』の初回限定盤に付いてくるから1stライブと2ndライブを両方楽しめる今のこのチャンスにぜひ両方を観て欲しい。

今まで語った話がなくとも、CUE!は曲、ダンス、パフォーマンスがめっちゃいいので、特にダンスのフォーメーションは声優でここまでやるのかってくらい複雑で見ごたえ抜群なので観て欲しい。

youtubeチャンネルにはMVがフルで上がってたり、ライブのダイジェストもあったりするので観て欲しい。

観て欲しい3連発ですみません...






リンク貼っても飛ばない人居そうだし動画貼っとこ



最後はよく分からなくなったけど俺はCUE!が好きだし、少しでも興味持ってくれたら嬉しいなと思ってます。

以上です。






noteってこういう感じで良いのかな?

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