転校生と同居する事になりました #8
○○ : やっと授業終わった〜
遥香 : ねぇ○○?
○○ : ん?
遥香 : 牛乳買ってきてくれない?
○○ : お前馬鹿か…
男1 : 何? 2人ともそういう関係?
ほら言わんこっちゃない
○○ : 違ぇよ
男1 : なら何で遥香ちゃんが○○に牛乳買ってきて何てお願いするんだよ
○○ : 今日俺の家で遥香とパーティする予定だったから
遥香 : え、パーティ何てしn…
○○は遥香の口を手で抑える
遥香 : ちょっと何すんのよ!
○○ : いいから俺に合わせろ!
男1 : どうかした?
コソコソと話す2人を見て不思議に思ったのか男1がそう聞いてきた
○○ : いやなんでもないよ
遥香 : パーティどうしようねって話してただけ
男1 : そっか。それよりそのパーティー俺達も行っていいの?
○○ : まぁホントは2人が良かったけどこの状況なら断れないしな
男1 : まぁイツメンしか呼ばないから安心しろ。
そんなことよりいつから遥香ちゃんのこと呼び捨てで呼んでんだよ
○○ : 遥香からお願いされんだよ。距離感じるから呼び捨てにしてって
男1 : なら俺も呼び捨てで呼ぼうかな〜笑
遥香 : 男1君はちょっと…
男1 : ガーン
○○ : じゃそういうことなんで俺だけの特権ってことで笑
男1 : まぁ仕方ねぇよな。じゃイツメン誘って7時ぐらいに○○の家行くわ
そう言うと男1は教師を出ていった
○○ : あ、さくら〜
さくら : 何?
○○ : さくらも俺ん家来なよ
さくら : でも…
○○ : いいからほら行くよ
そう言うと○○はさくらの手を繋いで走って家に帰った
さくら : はぁ疲れた…
○○ : あ、牛乳買ってくるの忘れた…
さくら : 買ってきなよ〜笑
○○ : 部屋漁るなよ?
さくら : わかってるから♪
ほんとにわかってんのかよ…
○○ : ただいま〜
さくら : あ、おかえり○○
遥香 : もう皆来てるよ?
○○ : わりぃわりぃ。近くのスーパーの牛乳売り切れてたからちょっと遠いところ行ってた
そうしてリビングに行くと驚きの光景が
○○ : えっと…何でこいつら酔いつぶれてんの?
遥香 : あれ
そう言って指を指す方向には料理用のワインの瓶が置いてあった
○○ : これ飲んでこいつら酔ってんの?
遥香 : そう
○○ : 本当はみんなで食べるつもりだったけどこいつらの親呼ぶか…
遥香 : チクるの?
○○ : ワインを使った料理出したら酔っ払っちゃったので迎えに来てくださいって言うだけだから大丈夫。本人達には明日怒るけどね
そうしてさくら以外は親に引き取られ家に帰っていった
○○ : さくらはどうする?
さくら : 久々に泊まってもいいかな?
○○ : 親は大丈夫だって?
さくら : ○○の所なら安心だねって
○○ : 2人とも晩御飯食べてないでしょ?
さくら : 食べてなーい
○○ : 今から作るけど何食べたい?
さくら : カレーライス!
遥香 : 海老!
○○ : なら海老のカレーライス作るから待ってて
数十分後
○○ : 出来たよ〜
遥香 : 美味しそう!
さくら : いただきます!
○○ : どう?
さくら : 美味しいよ!
○○ : なら良かった!
遥香 : 海老の風味もしっかりあっていい感じ! 今までの○○の料理の中で1番美味しいかも
○○ : それは良かった笑
さくら : ほんとに一緒に暮らしてるんだね
遥香 : さくちゃんには話したの?
いつからあだ名で呼ぶ程仲良くなったんだよ…
○○ : まぁ幼なじみだしな
遥香 : 2人って幼なじみなの?!
○○ : そうだけど?笑
遥香 : めっちゃびっくりした
さくら : 転校生が妹になったって聞いた時の方がびっくりしたよ笑
そうしてたわいもない話をしていると時刻は23:00に
○○ : 2人とも先お風呂入ってきな?
遥香 : ならお言葉に甘えて。さくちゃんも一緒に入ろ?
さくら : え?!
遥香 : ここのお風呂広いから2人でも余裕で入れるから大丈夫!
さくら : でも恥ずかしいし…
遥香 : いいからほら行くよ
遥香はさくらの手を引いてお風呂場に向かった
さくら : かっきーの大きいね…
遥香 : さくちゃんも小さくて可愛いじゃん
さくら : ムゥ…
こんなような会話がずっと聞こえてたのは内緒ですよ?
遥香 : 上がりました〜
○○ : じゃあ俺もお風呂入ってくるから
遥香 : その前にドライヤー!
○○ : はいはい笑
さくら : そんなことまでしてるの?
○○ : こいつのわがままでな
そうして遥香の髪を乾かしてお風呂に入った○○
○○ : 上がりましたってもう寝てるよな笑
さくら : 女の子の残り湯は気持ちよかったですか?
起きてたとも思ったらこいつ何聞いてきてんだよ
○○ : まだ起きてたんだな
さくら : 久々に○○の家に泊まるんだしちょっと話したいなって思って
○○ : コーヒー牛乳か普通の牛乳どっちがいい?
さくら : ならコーヒー牛乳で
○○ : はいよ
そう言ってコップ1杯のコーヒー牛乳をさくらに渡す
○○ : で、何か困ってることでもあるのか?
さくら : 実は最近誰かにストーカーされてる気がするんだよね…
○○ : なら俺が家まで送ってこうか?
さくら : それはなんか申し訳ない…
○○ : 遥香と一緒に朝も迎えに行くし帰りも3人で帰れば安全だろ?
さくら : ならお言葉に甘えようかな
○○ : 他にはなんかある?
さくら : 私のは無いけど心配事ならあるよ
○○ : 何?
さくら : この傷の事
○○ : それなら大丈夫だから
さくら : さくのせいでごめんね…
○○ : さくらのせいじゃないだろ。悪いのはあいつらだよ
さくら : そうだよね…
気まずい空気が流れる
○○ : もう遅いし寝るか
そうして2人は寝室に行く
○○ : 遥香は?
さくら : 2人で話したいこともあるだろうから私は布団敷いて自分の部屋で寝るって言ってたよ?
○○ : 俺が布団で寝るからベッド使えばよかったのに…
さくら : 今回ばかりはかっきーに甘えちゃおっか
○○ : だな。明日お礼行っとこ
そうして2人はベッドに入って眠りに着いたが現在時刻は1時
さくら : ○○起きてる?
○○ : 起きてるよ?
さくら : 女の子と2人っきりで寝てるのに襲わないんだね
○○ : 自我はしっかりあるからな
さくら : 私○○とならいいよ?
○○ : 今は昔のようにはできないだろ。
それに隣の部屋で遥香が寝てるし
さくら : 本当は○○も期待してるんじゃないの?
○○ : どうなっても知らないからな
さくら : 大丈夫だよ
そうして2人は甘い夜を過ごしました
〜To be continued〜
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