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第二ボタン

女1 : ○○先輩ご卒業おめでとうございます!

○○ : ありがとう

女1 : 一緒に写真撮りませんか?

○○ : もちろんいいよ

女2 : 私とも撮ってください

女3 : 私も!

○○ : はいはい。順番にね笑

? : …私も○○先輩と写真撮りたいな…

? : ならさくも写真撮りませんか〜?って言ってくればいいじゃん

さくら : かっきーは私にそんな勇気がないこと分かって言ってるよね?

遥香 : でも○○先輩と会えるの今日が最後だよ?

さくら : そうだけど…

遥香 : そんなクヨクヨしてたら他の子に○○先輩盗られちゃうよ?

さくら : それは嫌だけど…

遥香 : じゃあ頑張ってね

それだけ言い残しどこかに行ってしまった遥香

さくら : そんなこと言われてもそんな勇気ないよ…

そう言ってさくらもどこかに行く


○○ : はぁはぁ。探したよ

さくら : ○○先輩?!

○○ : さくらちゃんだけ挨拶に来なかったから何かあったのかと思って…

さくら : ごめんなさい。○○先輩人気だから私なんかが挨拶に行ったらダメだと思って…

○○ : そんなの関係ないよ笑

さくら : そういえば第二ボタン誰かにあげたんですね

○○ : あーはいこれ

さくら : え?

○○ : さくらちゃんにあげたかったから自分で隠し持ってた笑

さくら : なんで私なんかに…

○○ : さくらちゃんのことが好きだからじゃだめかな?

さくら : え…?

○○ : さくらちゃん。僕と付き合ってください

さくら : 私なんかでいいんですか?

○○ : さくらちゃんだからいいんだよ

さくら : 私の方こそよろしくお願いします

○○ : 良かった…

さくら : 何がですか?

○○ : 振られるんじゃないかと思って…

さくら : 私も○○先輩が好きだから振らないですよ。それより私なんかで良かったんですか?

○○ : 何度も言わせないでよ。俺はさくらちゃんが好きなの

さくら : フフフ。嬉しいです

○○ : これからよろしくね?

さくら : 私の方こそよろしくお願いします

これは終わりの日から始まる青春のお話

〜Fin…?〜

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