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札幌記念 上位人気馬&穴馬候補見解

はじめに

今週はG2札幌記念です。

登録馬をざっと見て、初めに感じたのが

「人気馬そこまで切れなさそうだな」

という感想です。

実際上位人気馬はそこまで文句つけるところもなく、見解的には難しいとことでした。


上位人気馬見解

① アドマイヤジャスタ
そもそも2歳時の実績ではホープフルステークスでサートゥルナーリアに次ぐ2着に入り込むなど、地力は高いはずの馬です。それ以降の3歳クラシック戦線では全く走れませんでしたが、前走の函館記念では一変して復活の勝利。イン前有利のそのレースで外枠から勝ち切れたのは評価できるものの、それ以前のレースを見ていると、内で揉まれる条件になると走る気をなくしてしまう面があったのは明らかです。
条件的にはやはり外枠で揉まれないポジションで競馬ができるということが一番大きいと思います。
とはいえ懸念点も多く、斤量の増加や前走の展開利を考えると人気するならどうかという感じ。


② ノームコア
完全に東京マイル巧者なので、この舞台で強気で買うかどうか取捨に迷う一頭です。右回りでも数戦実績を残してはいるものの、その時はまだ前目でレースができていた時なのでごまかしも効きました。古馬になってからは脚を溜める競馬が主になっており、実際にスタート後の二の脚を鈍くなってきています。
差しが効きやすいこの舞台でこの馬の脚質は問題ないのですが、やはり右回りが課題になりそう。また高速馬場での適性が高いだけにタフな洋芝でこの馬の良さが活きてくるかどうか。


③ ブラックホール
ゴールドシップ産駒で初めて重賞制覇(札幌2歳ステークス)を成し遂げたのがこの馬です。洋芝実績が高く、現状2-1-0-0と連対以上しかありません。
また速い上りを持っていて、ここまでの7戦中6戦で上り3位以内を記録。末脚が堅実な点は評価できますし、差し展開になれば十分上位争いですね。
懸念点としてはどうしても出脚の悪さがあるので、脚をためながら展開を待つ競馬しかできないということです。弥生賞でも展開が向きながら道中のポジションの悪さから差し届かず4着という競馬になっているので、そのあたりがどうなるか。


④ ポンデザール
残層の札幌日経OPではレコードタイムを記録するなど、2着馬のボスジラに4馬身差をつける圧勝。札幌実績が高く(3-0-0-1)、唯一馬券外に敗れた一戦は長期休養明け初戦のものなので度外視してもよさそう。
また、切れ味勝負でいいところが出てくる馬で、勝ち切ったレースではすべて上り最速を記録。この点は舞台的にも妙味はありそうです。
懸念点としては2000への対応と、重賞で好走歴がないにもかかわらず定量船であることから55キロを背負わなければいけないこと。


⑤ ラッキーライラック
昨秋のエリザベス女王杯で復活の快勝を遂げてから、香港ヴァーズ・大阪杯とG1戦線で結果を残しています。前走の宝塚記念も6着と敗れてしまったものの、クロノジェネシスのマクリはじめに合わせるように仕掛けていき、結果的に展開に負けてしまったという負けて強しの内容。
今回のメンバーの中では能力・実績共にずば抜けていますし、正直ここでの凡走は考えにくいというのが本音なところ。初の洋芝になりますが、決して高速馬場でしか走れないタイプではなく、タフな馬場でも問題なさそう。
懸念点としてはここがメイチではないということでしょう。おそらくのちのG1戦線に向けて出走間隔を確保したいという思いのものでの出走になると思います。とはいえ地力は上位なので。


穴馬候補見解

☆1 トーセンスーリヤ
前走の宝塚記念ではうまく先手を取れて気分良く行けたものの、3角から4角にかけてラッキーライラックやクロノジェネシスの強烈なマクリにあおられてしまい凡走。とはいえ現状能力的にはこの舞台で足りてもいいものを持っているのは事実としてあります。
差し有利の舞台とはいえ、気分よく先手を取れればうまく残せても。

☆2 トーラスジェミニ
前走は思いっきり切ったのですが、想像以上に前で粘り切っていました。あの展開の中4着(0.4差)の競馬ができたのはかなり評価できます。反動もなくここに挑めるのであれば。
同型のトーセンスーリヤと無理にやりあわずに仲良くいってくれればどちらか一頭は残ってもいいかなという感じ。

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