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らべあろ企画『日本の世界遺産 西日本編 』ご紹介 後編

  引き続き後半のご紹介です。

7.石見銀山遺跡とその文化的景観  平成19年 文化

 こちらも鮎太さんにご紹介いただくのが適任かもですが😅

『石見銀山のネズミ取捕り』というのは聞いたことはあるのですが、現在では殺鼠剤の使用はされていません。

石見銀山ねずみ捕りは江戸時代、石見国笹ヶ谷銅山で銅と共に採掘された硫砒鉄鉱(砒素などを含む)を焼成して作られた殺鼠剤である。主成分は亜砒酸。単に「石見銀山」や「猫いらず」とも呼ばれ、広く使われた。実際の大田市の石見銀山では産出されなかったが、知名度の高さにあやかるためか、「笹ヶ谷」も同じ幕府の直轄領「石見銀山御料」に含まれるためか、「石見銀山」と号した。毒薬として落語・歌舞伎・怪談などにも登場する。毒殺死体を見たら「石見銀山を一服盛られたな」という台詞が出てきたりする。

石見銀山通信より

  横道に逸れましたが、こういった鉱物の産出現場は、木を切りだしたり山を削ったりしているのが現状ですがここは木を伐ると植樹されていたり坑道に沿った形状が当時と変わらぬ、あたかも山の景色と一体化したような、どこか懐かしい風景が広がっています。

8.明治日本の産業革命遺産・製鉄・鉄鋼・造船・石炭産業(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県・山口県・岩手県・静岡県…市町村名は省略)平成27年 文化

こちらは、8県17市にまたがる23の構成資産から成り立ちます。
『日本人は勤勉である』を証明するかのように、明治維新後にわずか20年で産業革命から資本主義に転身を果たしました。こちらも是非ご一読ください。

勤勉な日本人のDNA、今一度思い起こしていかなくては…と感じました。

9.『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群  平成29年  文化

 福岡県の玄界灘に浮かぶ沖ノ島は、遥かな古代より「神宿る島」として島そのものが信仰の対象であり、1600年もの間、厳格な禁忌によって 沖ノ島や祭祀遺跡はほぼ手つかずのまま現在まで守られてきました。
また古くからのしきたり『女人禁制』であり神職以外一般人の上陸はできません。登録が決まったニュースを見て(そっとしておいてほしいなぁ)とふと感じたのを思い出しました。

10.長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産群  平成30年  文化

  町立幼稚園児だったワタシですが、近所のクミちゃんが『天使幼稚園』というキリスト系の幼稚園に通ってて、部屋にある見たこともない絵本に心踊ったものです。しかし弾圧の時代には様々な型で信仰を続けて来られたのは並大抵のことではなかったかと。

11.百舌鳥・古市古墳群・古代日本の墳墓群  令和元年  文化

 就職で鹿児島から大阪に向かう機内からは仁徳天皇陵が見えました。「でか!」と思ったこと、それから帰省する度、ここを見ると「戻ってきたんやな」と感じていた若い日のワタクシ。
  こちらの古墳群は、堺市・羽曳野市・藤井寺市の墳墓群から成り立ちますけど…こんなにあったのか…そういえば、ハニワ課長って肩書きの方がいらしたなぁ🤭

12.奄美大島・徳之島・沖縄島北部及び西表島  令和3年 自然

 どこも行ったことはないのですが、確か高校の担任が徳之島の出身だったことと同じく徳之島にはかつて泉重千代さんという世界最長寿の方が(1986年死亡)いらしたことが記憶にあります。
 アマミノクロウサギやイリオモテヤマネコやアマミエビネなどその島固有の動植物が生息しています。

 以上、駆け足の自分の感想のみのご紹介でしたが企画始まりましたら「あー、ラベがなんか書いとったなぁ」程度に思い出してくだされば🤭

では、俳句は楽しい!!
を合言葉に楽しんでご参加ください❤️

お読みくださりありがとうございました😃

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