FM音源とPCM音源

自作着メロ全盛期の頃(1999-2001)、FM音源とPCM音源の2つのケータイ端末に分かれていた。
ドコモ派だったので、
NEC 富士通がFM音源
パナソニック 三菱がPCM音源
多分こんな感じに分かれていた。

NECだけ4和音で他は3和音

でこの頃、自作着メロを自分のサイトで配信する人たちがいた
無料でDLできてクオリティもすごいのからテキトーなものまで。
他の人に比べてよりキレイな着メロやよりマニアックな着メロを探してずーっとサイトを巡っていた
これが当時のマウントみたいな感じになってた。


FM音源とPCM音源どちらが音がキレイかというと
一般的にはPCM音源と言われていた
PCM音源は、音色がある程度の種類から設定できてそれを組み合わせることができた。
単純に言うと、同じドレミの音階でも、ピアノの音色だったり、オルゴールだったりギターだったり

だから、その当時の人気な曲で、桜坂(オルゴールver)とかやたらあった

FM音源は、音色の設定がない
音色の設定はないが、自分で音色を作れるという特徴があった。
普通の人はピアノ風だったりな音色にして作って4和音を駆使して作っていた。一般人だ作る音色はあくまでも風なのでPCM音源には劣っていた。


でもヘンタイなサイトがひとつあって、音色を自由自在にあやつって、
異次元のクオリティの着メロを配信しているサイトがあった。
ネットの片隅で見つけてからすぐに万単位の集客があるサイトに変わった。
覚えているのが、Who...(ハンドベルver)
当時のNECのケータイからハンドベルが流れてびっくりした覚えがあるw
多分これが、2000年の春くらい

その後、2000年の6-9月くらいに個人でやってる無料着メロがJASRACが違法になるといって一瞬で消えた。
上記のサイトも表面上消えたけど、会員制にして全国で数十人くらいでしばらくは配信していたみたい。
会社のおっちゃんがなぜか会員だったw

同時期にPCサイトでも、midiが同様の対応になり一斉に消えた。

当時Wi-Fiもなくパケ代が5万円になり、方法を変えてPCでケータイサイトを周り着メロのサイトをメールで送り
そこからDLする方法に切り替えてパケ代を削減していた。


ちゃんと調べもせずに個人で思い出して書いているので間違いとかあると思います。