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【ディーバ限定戦】スピリット以外のカードについて ~舞台を支える"グッドスタッフ"達~

こんにちは!一見です!

今まで何度か僕の使っている詩姫デッキについての記事を書いてきましたが、今回は趣向を変えて、「カード紹介」的な記事を書いてみようと思います。
内容は、ディーバ限定戦(以下詩姫戦)で使えるブレイヴ、ネクサス、マジックの中から一見の独断でピックアップしたカードについてとなっています。「このカードってよく見るけど、どうしてこんなに使われてるの?」といった疑問を持たれている方に、僕なりの考えを書いていけたら、といった感じです。
よろしくお願いします!

※当記事の内容は、全て2024年3月に開催されるワールドツアーファイナルのサイドイベント「ディーバ3戦バトル」のデッキ構築条件「ディーバ限定構築戦」(ディーバ関連カードのみ使用可能、《華黄の城門》などは使用しない)を前提としています。対戦相手も同じ条件で想定しています。
※誤って解釈しているルール等が無いとは言い切れませんので、こちらもご容赦下さい(もしTwitter等からご覧になっていて気づかれた方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると僕はとても嬉しいです!)。
※各リンク先はバトルスピリッツ Wiki様(リンクフリーとのこと)のページです。

なぜこの記事を書こうと思ったのか

カードについて書く前に、このことについて少し書いてみます。

詩姫といえば、よく言われるのは「推し」についてかと思います。
この記事を読んでくださっている方の中にも、きっと熱烈な推しの詩姫がいて、「この娘を活躍させられるデッキが組みたい!」と思っている方がいらっしゃるかも知れません。いてくれ
そうしたデッキを考えた時に、構築はその"推しスピリット(アルティメット)"を中心としたものとなり、特にスピリットの部分は中心となる推しによって大きく左右されがちだと思います。
しかし、スピリット以外の部分はその推しへのこだわりに大きく関係することなくカードを選んでデッキに組み込めることが多いのではないかと考えていて、そうしたカードについて有益なことを書くことが出来れば推しに関わらず多くの方のお役に立てるような気がしたので、この記事を書こうと思い立ちました(有益かは分かりません!)。
もっとも、そもそも書くことにしたカードのチョイスからしても考え方は人それぞれだと思うので、あくまで僕個人の考えとして見て頂ければと思います!

ブレイヴについて

いきなりネガティブな話になるのですが、個人的にはブレイヴというカードカテゴリ自体が詩姫デッキとあまり相性が良くない部分があるように感じています。
詩姫にはオンステージ・ショーアップをはじめとしたアタックステップ中にスピリットを召喚するカードが多数存在し、こうして召喚されたスピリット達によってアタックをしていくことも多いと感じていますが、ブレイヴの召喚・合体を行うのが原則メインステップである関係で、アタックステップ中に召喚されたスピリットに合体するタイミングがないためです。
しかし、そんな原則を覆すことができるブレイヴが詩姫戦内にも存在します。それが星華のかんざしです。

オンステージ直後に手札から提示する(オンステージの効果処理でドローした後で提示、召喚時に発揮される他の効果との同時発揮で解決順を選ぶ)ことで召喚でき、これによってオンステージで召喚されたスピリットの合体アタックが出来ます。
ノーコストでシンボル追加が出来るためアタッカーとしてより活躍させやすくなり、リリなどの回復効果と組み合わせて大きな打点を見込めます。
BP上昇量も実質+6000で、特定BP以下やBPマイナスによる除去から逃れたり、シンプルにバトル負けしにくくなったりと役立ちます。例えば、詩姫戦にはBP15000以下を除去するバーストがいくつかありますが、BP10000に合体すればそれらを受けなくなります。
主役のスピリットを手軽に強化出来る手段として採用率が高いブレイヴの1つだと感じていて、特にオンステージを複数種類持つ「フォンニーナ」「ラビィ・ダーリン」などを主役としたデッキでよく使われているようです。

先ほどアタックステップ中に召喚するカードが多数あると書きましたが、もちろん例外もあり、例えば【グランシエスタ】では4~5コストのスピリットを軽減を満たした1~2コストを支払って通常通りメインステップに召喚することも多いです。また、「レイ・オーバ」などでは逆にブレイヴをアタックステップ中に召喚する方法があるため、これらのデッキでは比較的ブレイヴを活かしやすいかなと思います。


こうなると一気に選択肢が広がりますが、個人的にトップクラスの扱いやすさと感じているのがお願い絵馬で、疑似的なドロー効果とシンボルを最大軽減1コストで手に入れることが出来ます。
アタック時効果といいシンボル追加といい回復効果と相性が良いのはかんざしと同じで、召喚時の疑似神託まであるためリリとは特に相性の良いブレイヴです。この召喚時効果まで余すことなく活かしやすく、雷神サンディで使う手札を供給し続けられるシナジーもある【グランシエスタ】では採用率がかなり高い印象です。

この絵馬から神軽減がなくなって最大軽減でも2コストになる代わりに、疲労効果によってシンボル追加のアタックを通しやすくなったのがラブリーウォーターガンです。コストを支払わずにブレイヴを召喚する分には軽減の数は関係なく、そうした召喚方法を多く擁する「レイ・オーバ」のデッキで採用されているのを見かけます。
余談にはなりますが、デッキの動きを安定させるサーチ効果持ちとして多くのデッキで見かけるスピリットの一人《[オフショット]リアス・ウロヴォルン》の召喚時効果は「私服」を持つ"カード"を手札に加えられるため、系統:「私服」であるこのブレイヴを加えることも出来ます(後述する浮き輪なども同様です)。

他にも、詩姫戦での貴重なネクサス対策《戦国トロフィー》や、ショーアップ持ちに合体して使い回せるドローになる《波に踊る浮き輪》などデッキのコンセプト次第で組み合わせて使ってみたいブレイヴは多いなと感じています。6月にはプレバン商品によって《夢幻の天剣トワイライト・ファンタジア(BS22-X08)》が詩姫戦に加わる見込みで、こちらの活躍にも期待です!

ネクサスについて

詩姫戦と言えばこの2枚と言っても過言ではないでしょう。戦国フェス メインステージプロデューサーリリです!実際、とても多くの詩姫デッキに2種6枚で採用されている代表的なカード達だと思います。
どちらも配置によって消費した手札が後々還元されるデザインになっていることが扱いやすさの要因かなと思いますが、手札の還元のされ方などの性質がそれぞれで大きく異なるような印象なので、この2枚にどういった違いがあるかについて僕の考えを書いていこうと思います。

まず戦国フェスですが、手札を増やしていくには系統:「私服」及び「衣装」が必要なのはテキストの通りで、どちらか一方にあまりにも偏ったデッキや、そのそもどちらも持たない【グランシエスタ】の神衣装や「孫市」などが多く採用されたデッキでは少し扱いにくいかも知れません。過剰に偏らない方がいいとは書きましたが、バランスはそこまでシビアにならずとも十分扱えると感じています。僕の持っている戦国フェスを採用したデッキには私服5枚のデッキも14枚のデッキもありますが、現状ではどちらも使用感は悪くないです。私服少な目衣装多めでは、最低限手札交換になれるのが良いなと思いますが、私服が多い場合は私服側にドロー/サーチ効果があったりした方がいいかも知れません(僕の私服14枚デッキでは8枚がそうしたカードです)。
リリと大きく異なる点は、このドロー効果にアタックを必要としないことだと僕は思っています。その性質上、アタックをあまりせずに戦況をじっくり整えていくコントロール系のデッキと相性の良いカードという認識です。また2軽減あるのも嬉しく、重ね引きが配置しやすいだけでなく効果もしっかり重複するため、3枚採用した場合でもダブつきが気になりにくいようにも思います。

リリは戦国フェスと違い、「詩姫」であれば「私服」「衣装」に関係なく使えます。黄としても扱える神シンボルの存在も貴重で、神軽減持ちの詩姫や創界神や「プロデューサー」を要求する効果を持ったカードもいくつか存在するため、そういったカードとの組み合わせで必要となることも多いかと思います。
こちらはドロー効果の神技が自分のアタックステップのフラッシュでしか使えない関係で、ドローするためには何かしらアタックする必要があります。折角使うからには複数枚ドローできた方が効果が活きると思うので、継続的なアタックを無理なくするようなビートダウン系のデッキと相性の良いカードという認識です。また、こちらは重ね引いた場合2枚目の配置に2コスト必要で更に配置時神託が事実上できないため、2枚目以降と比べて1枚目の価値がとても高まるカードだとも思います。その関係で、1枚だけを使うことを前提とした1~2枚採用も検討しやすいカードかも知れません。もっとも、リリを採用するデッキは前述の通りの神軽減やプロデューサーとのシナジーを前提にしている場合も多く、その為にフル投入となることも珍しくないように感じます。

このように、僕はこの2枚について結構相反する部分があるカードだという認識があるため、どちらか一方だけを採用しているケースも多いです。しかしながら、あくまでも採用の優先度を左右しているだけなので、神軽減やプロデューサーとのシナジーを扱うコントロール系デッキで両採用したり、逆に他に使いたい低コストのカードがたくさんあったりすれば両方を不採用としても何らおかしくないと思います。特に、この2枚と役割の似た「手札になる初動ネクサス」があれば、有力なライバル候補になりそうです。そんなカードが、

あります。これらもまた「先攻1ターン目から配置できるドロー効果持ちネクサス」で、ドローの条件を満たせるデッキであればリリや戦国フェス以上の重要度になり得るように思います。
二つの水上コテージはLv2の【ダブルビビッド】関連の効果を使えずとも、低コスト衣装のたくさん採用されたデッキでは大事なドローソースとして活躍しそうです。個人的には、大体8~9枚(3種)ぐらいドロー対象のスピリットがいれば効果の発揮を期待できるかなといった感覚です。効果の発揮回数に制限が無いのも魅力で、同一ターン内での大量ドローも可能で、《溢れる奇跡》などによるループコンボもあります。低コスト衣装が多いということは即ち私服が少なくなっていることが多いため、そういったデッキでは戦国フェスではなくこちらを採用することも多いように感じます。ただし、こちらの効果は重複しないため採用枚数は「このカードを引けているかどうかがどれだけ大事なことか」との相談になるかと思います。他の初動やドローカードなどの枚数次第で2枚以下に落とすのも良さそうです。
いつでも熱く、アイカツ!は系統「星麗」の召喚などでドローできるネクサスで、コテージとは異なりドローにターン1の制限はあるものの戦国フェスと同様の重複可能かつ多軽減によって重ね引きが気になりにくいのも魅力の1枚です。もちろんアイカツ!系のデッキでの採用例が多く、特に【ルミナス】は「星麗・衣装・コスト4」が多く採用される関係でコテージとの両採用も見られます。個人的には、コテージのところで書いた通り対象スピリット(星麗)が3種9枚程度あればドローを見込めると思うので、アイカツ!デッキ以外でも検討できるカードなようにも感じています。

デッキ構成をある程度選ぶものの、この2枚もまた「手札になる初動ネクサス」としてデッキの動きを支えてくれると思います。また、この2枚には戦国フェスにはない良さがあり、それは

この開演! スクールバンド「Vo/Gt/Key/Ba/Dr」の影響を受けないことです。Lv2効果に書かれたキーワード能力「共鳴(砲)」は「スクールバンド」詩姫達の持つ能力で、その関係上基本的にはスクールバンドデッキで使われるカードにはなりそうですが、戦国フェスの採用率の高さを考えた時に、戦国フェス対策をしながらシンボルになれる(Lv1の手札交換効果だけ残ります)という点で他のデッキにこのカードを採用していてもおかしくないように思います。もちろん、このカードを使う場合は自分の戦国フェスを事実上諦めることになります。

ネクサスには他にも、神域が【グランシエスタ】にめちゃくちゃ効きそうな《プロデューサーヘラ》、湊みおに手札を封じられてもダメージ軽減のできる《プロデューサーアルテミス》、私服の代わりに系統:「制服」を扱うアイカツ!デッキを支える《ジョニー別府》、[白黒幻奏]との組み合わせでドローやコアブになれる《ホワイトステージ》・《ブラックステージ》などたくさんあります。リリや戦国フェスのこともあって固定化されがちな枠な印象もありますが、色々なカードを試してみると意外な発見があるかも知れません!

マジックについて①(防御札系)

マジックの中でも、ライフ減少やアタックを止めるカード達から書いていこうと思います。


詩姫といえば防御札はコレ、というイメージの方もいらっしゃるのではないでしょうか。跪いて エブリワンは軽減の多さによって使いやすいこと、ハッピィクレッシェンドの方は系統「星麗」と追加効果の嬉しい1枚です。また、アタックの一切を受けずに済む可能性があるという点も魅力かなと思います。
しかしながら、最近ではバーン効果などを含む強烈なアタック時効果を持った詩姫達が多かったり、契約スピリット達をはじめとした3コスト以下のスピリットの採用率が増している印象があることから、このカード3枚だけで受けきる、というのはどんどん難しくなっている印象を受けます。個人的には、3コスト以下(低BP、と読み変えても良さそうです)に対抗する手段とセットで採用するのがオススメかなと思います。例えば、フィールドに置かれるエブリワンの場合は《[学園制服]ディアナ・フルール》と組み合わせての除去効果とブロッカーの役割で3コスト以下を受け止める、といった使い方もできます。ハピクレを使う「星麗」ベースのデッキ(アイカツ!)では、粒ぞろいのバースト達と一緒に守りを固めるのも良さそうです。
エブリワンのRev前後どちらかということについては正直テキスト通りの感覚で、ミラージュやトラッシュに関わる効果をどれだけ使うかと相談かなと思います。

スイートハート(主にBSC33-RV001)カレンダーガールはいわゆる「アタステ終了」の防御札です。エブリワンのところで書いたようなアタック時効果を複数回使われずに済むというのが長所として大きいように感じています。リリの存在もあって、そういう状況は少なくない印象です。
こちらは単に「アタステ終了メタ」があると貫通されてしまうので、やはりエブリワン同様に他の防御札と組み合わせて(散らして)採用するのが良いのかなと思います。終了メタの数が少なくて割り切れれば良いのですが、「フォンニーナ」をはじめ「レイ・オーバ」、「ノア・フルール」などなど結構な種類があるため、個人的には割り切る判断はしにくいように感じます。それでもある程度の採用がみられる背景には、そうしたメタを基本的に持たずアタステ終了が有効な「リアス&リオル」の存在があるかなと思います。
カレンダーガールの方は基本的に「星麗」系デッキでの採用になるかと思いますが、このタイプのデッキではアタステ終了持ちバーストの《[レインボーシェリーパープルコーデ]七倉小春》も候補となりそうなので、彼女とのバランスも考えた防御札選択になるのかなと思います。


通常環境でもお馴染みでしょうか、白晶防壁です。詩姫戦では非契約デッキでのRev前も多く見るように感じます。エブリワンスイートハートのところで書いた裏目の要素が比較的小さい印象で、対応できる状況の多さは詩姫戦の防御札の中でも高い部類だと思います。
そう考えると、ソウルコアを使わないorカウントを貯められる多くのデッキで採用したいのですが、詩姫戦では事実上軽減を取れないため使う場合は4コスト必要になり、構えると自ターンの動きを窮屈にしてしまいやすいジレンマがあります。この点はコアブーストができればあまり気にならないように感じるので、コアブーストの得意なデッキとの相性が特にいい防御札だと思います。また、Rev前は相手のスピリットに触れるマジックとしての役割もあり、詩姫戦でしばしば見る「スピリット・ネクサス耐性持ち」を退けながら返しのターンで崩す、みたいな使い方も良さそうです。
他の考慮点として、「黄でない」「歌でない」「フィールドに置かれない」という点が響くデッキやカードもある程度ある(【トワイライトゴシック】などでよくあります)ため、その点が影響するのであれば他の選択肢がより有力になってくるかと思います。

防御札は多くの場合「デッキを動かすこと」には関わらず、手札を純粋に1枚消費してしまうため、状況によっては手札事故の要因となってしまう可能性がありそうですが、このフィニッシングダンスオープン効果の「ついでに」手札に加えられるため、そういった事故の可能性をある程度は緩和しつつ防御札として採用しやすい印象です。それぞれの効果の関係上、(テキストの通りですが)オープン効果を持つ詩姫達やプロデューサーとセットで採用することになるかと思います。これらを両方無理なく採用しやすい【グランシエスタ】での採用例が多いように感じます。個人的には召喚時3枚オープンが2種6枚以上入っていれば採用することが多いです。
防御札としての防御力としては、たくさん並べられた状況を受けきれない代わりに今のアタックを止められるため安定している印象です。特に、追加効果まで使える状況なら相手のスピリット2体に対してフラッシュを渡すことなく止められるというのは稀有な特長だと思います(逆に言えば、ダンスを持っている相手にアタックする時は回復状態を2体以上残しておかないとフラッシュが回ってこないことになります)。
また、このカードはフィールドに置かれないという点は考慮すべき場合があるように思います。何で?

防御札は他にもありますが、正直なところよく見るのは以上のカード達かなと思います。自分のデッキや相手に使われる想定のカードと相談しつつ、他のカードを探してみるとマスターピースが見つかるかもしれません。

マジックについて②(その他、除去・ドローなど)

以下のカードはいわゆる「防御札」とは別のマジックで、主にタイプ:歌とのシナジーを考える時の選択肢として特によく見かける(と思った)カード達になります。

最新ディーバブースター「白黒幻奏」で登場して以来、限定戦の除去マジックの定番となったように思うのがこのシスターズシンドローム(BSC40-RV001)》です。白晶防壁のところで書いた「スピリット・ネクサス耐性持ち」対策の意味合いを持ちながら、振り分け可能な2回のBP-6000によって多くの状況で扱いやすさを感じる1枚です。この除去効果を目当てに、「フルール」関連効果だけでなくソウルコアを使う効果の部分も考慮せずにチームを選ばない採用例さえ見かけるほどです。

シスターズと比べると範囲が狭くはなりますが、コストを支払わずに使える「離れた時」効果が魅力のピックシュート「Gt」です。リンク先のwikiにも書かれている通り《[学園制服]ディアナ・フルール》との相性が良い(これはシスターズも同様ですね)と思いますが、個人的に書いておきたいのは《[白黒幻奏]リオル・ティーダ》の契約煌臨元の《[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン》にコアシュートを受けて使用した場合で、この-10000によってリオルはLv2BPがちょうど7000となり、制服ディアナでピッタリ触ることが出来ます。

タイプ:歌のシナジーを使うデッキを考えた場合、先述している防御札や除去札以外にも能動的に使いやすい歌マジックが欲しくなることが多いと思うのですが、そうした時に真っ先に検討されるのではないかなと思うのがこの幻桜奇譚です。軽減を満たすことが出来れば1コストで手札を減らさずに歌を使える(フィールドに置ける)ため、歌シナジーを考えればミラージュセットの効果を使えなくとも採用しやすいカードかなと感じています。能動的に使うという意味ではフラッシュ効果をメインから使うのも全然あると思います。
このカードの特長として、能動的に使えるのに除去札のように使う選択も取れるという点があると思います。テキストの通り考えればバーストとして使った場合の話ですが、セットせずともまたしても[学園制服]ディアナ・フルール》との組み合わせでフラッシュに除去とブロッカーの確保をドローしながら行ったりできます。

魂のリフレインもまた、手札を減らさずに使える歌マジックです。ドローする前提であればタイミングがメイン限定となりますが、元のコストが軽いため序盤から使いやすいのが魅力です。個人的には、手札を減らさない歌を採用するにあたって(奇譚3枚では足らず)4枚以上欲しいと感じることが多いため、そういった意味でも重宝している1枚です。
と、「手札をフィールドに置く」効果に触れずに話してきましたが、もちろんデッキトップ操作としての役割で採用されることもあると思います。是非とも「フレンド」「共鳴」などと組み合わせて上手く使いたいところです!

元々今回の記事のカード選定は僕の独断という話で進めていますが、この項目で挙げたカード達は特にその要素が大きいかも知れません。マジックについては特に個性的なものが多いように感じていて、相手の意表をつけるようなカードも多い印象です。各種カードデータベースで「タイプ:歌」と検索すると色々あるので、興味がありましたら是非見てみて下さい!丸投げ

おわりに

詩姫限定戦というフォーマットのカードプールは通常環境と比べればずっと狭いものだと思いますが、僕はこのカードプールを追うだけで精一杯です(何なら限定戦内も自信を持てるほどではありません)。通常環境で色んなカードと向き合える方々は本当に凄いなと常々感じています。
そんな狭いカードプールの中にも色々なカード、色々な選択肢があるということをお伝え出来ていたら僕は嬉しいです!今回は「推し以外の部分」というテーマで書いてきましたので、読んでくださった皆さんが”推しの子”を輝かせられる完璧で究極の1枚と出逢えることを願い、締めの言葉とさせて頂きます!!

お読みいただきありがとうございました!!

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