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ICHI FESと「わたし」 はたなかみどり

ICHI FESの運営メンバーにインタビューを実施する企画、ICHI FESと「わたし」。1人目は、ICHI FESの発起人であるはたなかみどりにお話を伺いました。

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自己紹介をしてください

はたなかみどりです。現在はシンガーソングライターとして活動しており、ICHI FESの発起人でもあります。

以前はバンドを組んでいた時期もありましたが、2020年1月からソロとしての活動を始めました。

座右の銘はありますか?

私の指針としている言葉に、「Life is Art」があります。生きていること自体が表現だと思っていて、人生は全て表現だと考えれば、きついことや辛いことがあっても楽しめるんです。

また、「人は何のために生まれてきたのか」と問われたら、「表現するために生まれてきたんじゃないかな」と私は思っています。

音楽や演劇といった表現ではなくとも、みんな自分を表現するために生きていると考えていて、表現する喜びさえあれば生きていけるという考えからLife is Artを指針にしています。

ICHI FESを開催したいと思った理由・きっかけはなんですか?

最初のきっかけは、「apbank fes」での感動体験です。フェスの最後に出演者全員が「to U」という曲を歌うのですが、出演者の方がto Uを歌っている風景が、とても印象に残りました。「あの場に立ってみたいな」と思ったのが約1年前のことです。

ただ、ap bankfesは自分にとってあまりに大きな舞台でした。だからこそ、出るためにはどうしたらいいのかを考えて、まずは自分の理想となる舞台を作りたいと考えたんです。

私1人でICHI FESの開催を決めたわけではなく、いつも私にコーチングをしてくれる「げんちゃん」と話をする中で、ICHI FESの開催というビジョンが生まれました。

ICHI FESのコンセプトとして「個の願いの解放」と「全体の調和」があります。後者の「全体の調和」というコンセプトは、言い換えると"サステイナビリティ"や"地球が再生する暮らし"を指すのですが、こちらは、apbank fesを参考にしています。

ap bankfesでは、ゴミを出さないように食器を洗う場所があるほか、サステナビリティに配慮された出店者さんが集っています。私としても、ap bankfesのような形を目指したいと思ったんですよね。

この「全体の調和」という部分はベースとして入れたいと思っていた一方、コンセプトを決める中で「自分が熱量を持って発せられるメッセージは何か?」も考え始めました。

そのときに浮かんだのは、「言うことが怖くても自分のやりたいことを口に出してみる」「本音のチャレンジをする」でした。この2つの言葉は自分も体現できているうえに、伝えたいし伝えられると思ったんです。

「一人ひとりのチャレンジを応援して背中を押せる」といったコンセプトはどうかなと考えて、それを言葉に落としたときに、「個の解放」というコンセプトが決まっていきました。

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ICHI FESの開催準備を進める中で、感じたことや気持ちの変化はありましたか?

もともとは、自分の夢を実現させたい気持ちが強くありました。おそらく運営メンバーのみんなも、「どうしたらみどりちゃんの夢を叶えられるか」と考えていたはずです。私としても、夢を実現するためにみんなにサポートしてほしいという考えでした。

ただ、クラウドファンディングを始める前の段階になって、ICHI FESが「みんなのフェス」になった感覚を抱きました。運営メンバーのみんなが、ICHI FESと自身の夢を重ねてくれていたんです。

それを空気感としても感じた部分があるし、「みどりさんの夢が自分の夢になった」と言葉で伝えてくれたメンバーもいました。運営メンバーだけでなく、ICHI FESのリリースを出したときから応援してくださっている方の力も感じます。

私の夢が「みんなの夢」になっている空気感を感じたからこそ、「ICHI FESを愛されるフェスにしたい」という気持ちは、大事にしないといけないと思います。

オンライン開催になったことへの率直な気持ちを教えてください

いろいろな方から心配をされますが、私個人の気持ちとしては前向きな選択だと考えています。

もちろん、外で開催できるのがベストだと思うし、約1年準備してきた背景もあって悔しい気持ちもありました。ただ、絶望感の中でいろいろと考えたときに「オンラインで開催できないだろうか」という思いが浮かんで、そのことが「中止」や「延期」よりも自分にとっては希望に感じたんです。

語弊がある表現かもしれませんが、ICHI FESが届けたい本質の部分は、オンラインでもオフラインでも大きく変わらないと思っています。正直、もし数ヶ月前のチームの状態だったら、オンラインへの変更を決断できていたかどうかわかりません。

でも、最近の運営メンバーの様子を見ていると、信頼関係やICHI FESの強い思いをそれぞれが持っているのを感じ、「オンライン開催でもなんとかできる」と思えたんです。

フェス当日が残り1ヶ月に迫った状況で、コンテンツも全て作り直すところから始めるのは、簡単ではありません。ただ、単なるライブ配信にはしたくないし、「オンラインだからこのクオリティは仕方ないよね」とも言われたくありません。

ICHI FESらしさをどこまで出せるのか、焦りもありつつワクワクしています。

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ICHI FESの運営メンバーを一言で表すと、どんな言葉が浮かびますか?

「未来を創造していく仲間」ですね。運営メンバーは基本的にみんな若くて、社会人としてこれからどういったキャリアを築くのか、その真っ只中にいるメンバーが多くなっています。だからこそ、どういう未来を築いていくかという話を楽しくできるんです。

「ワクワクするものを一緒に創造していけそう」と思えるし、「このメンバーが作る未来は明るいんだろうな」とも感じています。

今後、ICHI FESをどんな存在にしていきたいですか?

まずは、ICHI FESを愛してくれる人を増やしたいです。「ICHI FESに帰ったら会える仲間がいる」といった、居場所として存在し続けたいですね。

また、ICHI FESに行ったら人生変わったと思えるぐらい、来てくださった皆さんの願いを後押しするようなフェスにもしたいと考えています。そのためにも、フェスを継続していくことが短期的な目標です。

長期的な部分では、場所を固定したい気持ちがあります。どこかにフィールドを持って、そのフィールドでは地球が再生するような暮らしがあって、暮らしとともにICHI FESがある。そんな状態が現実になったら、私の中では理想かなと思います。

ただ、とても規模の大きな話なので、現段階ではまだ妄想の状態ですけどね。

記事を読まれている方へ一言お願いします

応援してくださっている方には、まずは日々、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

ICHI FESは、みんなで作りあげるフェスだと思っています。「お客さん」「演者」といった明確な区別はしたくないし、2つの境界線をあいまいにして、みんなで作っている感覚を味わってもらえたら嬉しいです。

また、もし何かに挑戦することを諦めている方がいるなら、ICHI FESを通して小さいことからでも取り組んでいただきたいです。ICHI FESには、たとえ無謀と思われることでも口に出して、前進しようとする仲間がたくさんいます。

ぜひ、そんな姿にエネルギーももらいながら、ICHI FESの世界観を体感してください。

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ICHI FESは、2021年10月2日(土)・10月3日(日)にオンラインで開催します。

オンライン上ではありますが、皆さまとお会いしたい気持ちは運営メンバー誰もが持っております。ICHI FESの公式ホームページ、およびチケット情報に関しては、以下のURLよりご確認ください。

公式ホームページ→https://www.ichifes.com/
チケット情報→https://www.ichifes.com/ticket

皆さまとお会いできますことを、心よりお待ちしております。

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