一瞬の風になれ。終焉2。

こんばんは。

実は、陸上競技場の陸上練習の時に、なぜだか私、左ふくらはぎの肉離れを起こしました。みんなで4継のレースやるっていうんで、カメラもって走ってたら、バキっ。なんだか音がするなあと思って足みたら、次の瞬間激痛。ああ、やっちゃったな〜と思いつつも、元気に走ってるみんなに申しわけなくて痛みに耐えてました。

全治三週間と言われて、松葉杖も貸されたんだけど、使わなかったです。なんか縁起悪い気がして。

それからちょうど一ヶ月。ほとんど普通に歩けるんですが、まだ腫れてて、ちょっとだけ痛い。いや、肉離れ、大変だ。

みんながならなくてよかった。

それもあって、みんなの足が心配で、亀有の神社で「健脚お守り」っていうのがあったから買ってきて、走るみんなに渡しました。

さて、前回の続きは三輪先生から。

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三輪先生 役、五十嵐啓輔。いがむー。なかなかのセリフのボリューム。せっかく覚えてくれたのに、初の通しが2時間50分強もあったため、だいぶカットさせていただきました。あれは申し訳なかった。肩の力が抜けた自然な立ち振る舞いに、熱さを秘めてる感じが、とてもよかったな。

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守屋正人 役、山木透。ぶきっちょで、でも仲間思い。透と守屋は似ている気がする。あのジャージのシュッてジッパー閉じるところ、とても守屋だった。ハードボイルな雰囲気どうやってだせるんだろって、悩んでた時期あって、あの演技にいきついたんだろうな。守屋の卒業の時のセリフが個人的にとても刺さってた。

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浦木 役、田中稔彦。面白いだけじゃない、リレーに選ばれなかった時、卒業のシーンで守屋のセリフを聞いている時、シーン全部で浦木の感情が伝わってきてた。全部埋めてたし、それを一緒につくれる仲間だったんだろうな。アドリブでは、ロッカーに入ってるシーンが最高に好きだった。

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島田 役、小栗諒、振付の松本稽古。諒くん走れるのかなと思ったら、結構早く走れたり、さわやか先輩似合ってたり、意外な一面がみれてよかった。松本稽古は、今回、バトン、ランニングマイムのオーダーに、フォーメションをダイナミックに動かして、物語にはめてきてくれた。曲もよかった。

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市川 役、伊藤あいみ。あいみは初めてだったけど、後輩二人を包み込むふところの深さがあった。女子ズの短いシーンだけで、絆作って、レースに負けてしまうシーンへと繋げてくれた。全力で挑んだからこそ、爽やかな想いで終われるんだ。

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桃内公太 役、優。色々と難しくも、お客様にとってとても大切なパートを演じてくれてありがとう。上演時間が長くなり、カットもおいつかなくなり、休憩も諸事情で入れられない・・・悩んだ挙句、もともとアドリブシーン(裏で役者が着替えたりしている)だったところを、リラックスタイムに変更しました。嫌な顔もせず、毎日、堂々とお客様をリラックスさせてくれました。後半は体操のお兄さんみたいになってきたり、筋トレしてるから顔つきまでシュッとしてきて、桃内でしたね。

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仙波一也 役、山内圭輔。ランニングマイムのクォリティあげに、とっても貢献してくれた圭輔。お父さんの指導もそうだけど、自ら落とし込んで、日々、あげていってくれた。セリフの少ない仙波だったけど、走っているシーンで語りかけてくれた。実は稽古終盤に足首の調子崩してたんだけど(本人曰く、癖になっているらしい)、本番に向けて調整して、本番では完全に本調子で挑んでた。そういうところもアスリートだった。

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高梨正己 、黒木文貴。プライドとコンプレックスが垣間見える高梨という役を、ぴったりに演じてくれましたね。ランも役柄にあわせてきてた。研究熱心でストイックな役者です。鷲谷ーズの存在感強かった。

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神谷母 役、香音有希。かおんさんは、今回とってもナチュラルにお母さんだった。ご飯たくさんつくってうれしそうなところ可愛かった。あと、野村宏伸さんとあの名台詞をアドリブで言ってくれてて、おお!と思った。生であれ見れた!

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神谷健一 役、柳川るい。いい味がでてたと思う。健一のプライドの高さとか、天然なところとか、それでいて弟想いなところとか、多面的な役を、自然に演じてくれた。

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アンサンブルの梅田祥平、野島大貴、渡邊崇。いろんな役やったり走ったり、裏をかけずりまわって、芝居を支えてくれてありがとう。ランも日に日によくなっていったね。

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桜町たろ。最後の駅伝のシーン、見せ場でしたね。ムードメーカーさんで、裏もいろいろやってくれてありがとう!


「一瞬の風になれ」はひとまずこれにて終焉。

みんなとこの作品が創れてよかったです。

また、どこかで風を吹かせることができればいいな。


*役者達への許諾は口頭で得ていますが、プライベートな写真ですので流用はご遠慮ください。また、マスクは写真を撮るタイミングで外せる人は外したり、外していなかったりしていますが、特に意味はありません。ご了承ください。





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