2021年 松多壱岱仕事

アメブロの方でやっていた、毎年の総決算。

2018年

2019年


2020年

せっかくなので、今年もやってみようと思います。

2021年もエンタメ界は大変でした。
私は二本の舞台が中止(延期)となりました。
夏頃は先が見えない状況に。
エンタメ界も「戦い方」を模索し編み出していった年でもありました。
ワクチンの接種の推奨とともに、稽古始まりに「PCR検査」、稽古中毎日の「体温測定」に加え、劇場入りの日に「PCR検査」、劇場入り後は毎日「抗原検査」するようになりました。
(製作チームによって対応は違います。私が下半期かかわった舞台では上記の対応でした)
11月くらいから落ち着きは見せました。
夏の頃を思い出すと信じられないですよね。

そんな中、2021年は演出舞台が5本ありました。東京ドールズ が二期三期同時公演だったので、2本と考えると、6本です。
それ以外に劇団ディアステージのプロデュース、CYNHN 、MinAラストライブ、電音部LIVE@サンリオピューロランドなどに関わりました。
あと、舞台版 マーダー☆︎ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~もありましたし、ムーのポッドキャストやTiktok配信もありました。

今年一年の出来事とは思えない・・・

2021年一発目、2月はこちらでした。
舞台プロジェクト東京ドールズ
「The Garden」(二期)

「Sky Tower」(三期)

役者もスタッフも大変な目にあったとという評判の東京ドールズ。
先日、松多組スタッフの忘年会があったんですが、「どの現場が辛かったですか?」のアンケートに、みなが口をそろえて「東京ドールズ」と言っておりました。
そりゃそうだ。あのボリュームを2本やったんだもんな。
演出も新たな試みをしました。
まず、白ホリのスクリーン映写を裏打ち。これに透過スクリーンに前からエフェクト系の映像を写すと、臨場感たっぷりな絵ができました。
二期のラスボス、タロス の三面映写。正面、ゲームと同じ横、そして透過スクリーンにて背中側を見せて、存在感を出しました。
八百屋になってる高台がセンターで開閉したり、ピグマリオンが着ぐるみででてきたり・・・ライブもあったし、まあ、盛り沢山でした。
みなさん、お疲れ様でした!(心から)

3月は「爆剣」でした。

ヨコオさんとの仕事は、刺激的です。
テンション高くキャストが喋りまくる台本に、拍子木を叩き、透過スクリーンを緞帳のように開閉させるアイデアが浮かびました。
ライティングも白黒のみ、血などを表現する赤が映えて、美しい世界が造られている中・・・なぜかモグモグし始める・・・。
楽屋にコンロが持ち込まれ、料理するいい匂いが充満しておりました。

この頃、「マーダーミステリー 」の企画が立ち上がり、打ち合わせやらテストプレイをしてました。また、CYNHNのharevutaiライブや、MinAのLastliveもありました。
そして、6月。

「キューティハニー Climax」


シリーズ最終。
「全編クライマックス」をキャッチコピーにしてしまったので、必死にクライマックスを創りました。初演を思い出すとキャストの成長っぷりが見事でした。
そして、楽曲も何気に作り続けオリジナル曲が12曲に・・・(もっとあるかも)。作曲の三好くん、ありがとう。作詞の俺、がんばった。
キューティハニー を元にしたオリジナルストーリー。設定から考えることができ、また三話で完結できたことは、脚本家としても財産となりました。

それから舞台「魔術士オーフェンはぐれ旅-The Stage-Ver.2」の稽古に入りましたが緊急事態宣言を受け、延期。次の「えんとつ町のプペル」も中止し、配信番組をやりました。
この頃の演劇界は、舞台がどんどん中止になっていってました。
二度とあんなことになってほしくない。
先が見えない中も、劇団ディアステージ「ネコにマタタビ、アキバにオタク」をプロデュース。無事完走できました。しかもほとんど満席。
来年一月も、劇団ディアステージやります。脚本演出は門野くんです。
2022年1月19日(水)~23日(日) 池袋シアターKASSAI「トラブルメーカーXXX」
楽しみです!

劇場を借り切ってのマーダーミステリーのテストプレイがあったりして・・・
そして、10月。「一瞬の風になれ」が上演されました。

https://youtu.be/M2f035yMXt0

ランニングマイムしまくってました。
ダイナミックなスプリントのシーンを目指しました。
関係ないけど、生まれて初めて肉離れになりました。
母校が舞台、そして相模原で上演できました。
同級生も集まり、ちょっとした凱旋公演的な空気があったのが嬉しかったですね。
演劇を志してから、同級生とはほとんど交流もなかったですから・・・。
同級生のもとむら相模原市長にも観劇いただけました。
後日談ですが・・・舞台の二日後には市長からお礼の手紙が届いたんですよ。手書きの言葉も入っており・・・本気で脱帽しました。
改めて、すごい人物だなあと。(同じタイミングでご挨拶したプロデューサーにも届いていたそうです)

そして「電音部LIve@サンリオピューロランド」の演出をお手伝いしたり、あと「プロジェクト東京ドールズ 特別イベント」もありました。

それから12月に・・・
舞台「滄海天記・序篇~天月、闇に墜つ~」


シリーズの幕開けが舞台となった「滄海天記」
ゲームの前日譚を書かせていただきました。
演出も、2021年の集大成にすべく、集中してつくりました。
実はゲームの中で回収されるであろういろいろなことが埋め込まれてもいます。
ゲームが出てからまた観てもらえると、面白いかもしれないです。

2022年は
全キャストAKB48メンバーによる
舞台『いわかける! -Climbing Girls-』の脚本、総合演出

「爆剣弐」

https://youtu.be/NQObiMvT_S0

そして、あうるすぽっとで「世界は僕のCUBEで造られる2022」があって・・・
先日発表された「淡海乃海-現世を生き抜くことが業なれば-」が控えております。
どの作品も絶賛準備中です。

私的なことで言えば、2021年は変化の年、スタートの年でした。
非常に充実した年、良き年となりました。
体力的にも、精神的にも、もろもろひとまわりアップしたように思います。

2021年大変お世話になりました!
ありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたします!

松多壱岱







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