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★2020年に始めたお蔵入り企画。《KINDLY TIME and WONDERFUL CHOICE》



2020年に始めたお蔵入り企画。
《KINDLY TIME and WONDERFUL CHOICE》



この企画は、2020年末に閉店した四谷三丁目の会場 綜合藝術茶房喫茶茶会記にて、日本で初の緊急事態宣言が発令される直前までの間に1,2,3月と月一のペースで3度開催された。

企画は、土曜早朝に四谷三丁目交差点に集合し、
「⑴散歩7:30」「⑵セッション8:30」「⑶朝食9:30」というスケジュールで行われた。企画意図としては、「鑑賞体験から始まる1日」に興味があったからだ。

通常昼/夜以降のイベント催しが多く、観客はイベントを訪れる以前にそれぞれの時間を過ごし、後にイベントを体験/鑑賞するというプロセスがしばしばだが、そのプロセスを逆転してみることで一日の過ごしにどのうような影響があるかを実験してみたかった。

またこの企画の2年前から茶会記で21:00四谷散歩 鑑賞者と演者が一緒に街歩きを共有した後に22:00パフォーマンスという「四ツ谷夕闇通り探検隊」という企画を10回程度行っていて、この「KINDLY TIME and WONDERFUL CHOICE」では、観客はパフォーマンスの前後に早朝散歩と、喫茶茶会記の珈琲と演者の用意してきた朝ご飯の場を共有し「良い一日を!」と解散するスケジュールだった。

通常昼下がりにオープンする喫茶茶会記が、この企画の為に早朝から店を開けてくださりパフォーマンスと朝食という憩い場を提供してくださったお陰で実現できた企画。コロナ禍と重なり企画は、継続できなかったけどかなり面白い企画だったと思う。

(また、どこかでこのようなことができたら)



2020年頭に企画を思い立ち、すぐに企画ヴィジュアルの撮影をJunnosuke Nishiさんにお願いし撮影被写体協力として集まってくれた長岡岳大さん、安岡あこさん、神谷梨帆さん、Nao Hashimotoさん、米澤一輝さん、あと久保田舞さん、との中目黒ロケも面白かった。

昼に集まって撮影終了後、駅まで戻る道の間でひとりずつちょっとずつパフォーマンス撮影したりなんかも楽しかったな。

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