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 ACIM勉強会のおしらせ(2023年12月)

2023年12月の、ACIM勉強会のお知らせです。
(文末にリンクがあります)

11月は私がインフルエンザでくたばっていたため、勉強会はオンライン、対面ともお休みでした。

ということで12月は、11月に予定していた内容をそのままで。



オンライン読書会


<オンライン読書会(zoom)>
12/9(土)10:00—12:00
「祈りの歌」

「悪意をもってあなたをこき使う者、あなたを迫害する者のために祈れ」。(マタイによる福音書5:44/新欽定訳聖書より)

要するに、「敵を愛し、敵のために祈りなさい」。

新約聖書にあるこの有名な一文のおかげで、キリスト教は「敵を愛する、寛容な宗教」という評判を得て久しいと思います。

でも今回読む予定の箇所では、ACIMのイエスはこの一文に関して、私たちのこれまでの解釈と異なることを語っているのです。(*)

私としては、ここで語られている内容のほうがナザレのイエスの真意だったのでは…という気がしているのですが。

え?それ何?どういうこと?面白そう…

と思った方は、ぜひ!

(*)もちろん、「はあ?敵?そんなん、ぼっこぼこにしちまやーいいんだよ!」みたいなハナシじゃありません。念のため。

対面での勉強会


<ACIMを学ぶ>
12/15(金)13:30—15:30
@二子玉川
(場所などの詳細は、文末のリンクでご確認ください。)

ACIMは、近現代の心理学ーことにフロイトの精神分析学の概念を援用した内容になっています。
フロイトが唱えた「我々の心(精神)は重層的な構造になっている」という説が前提です。

とはいえ、もちろん心や精神をモノのように取り出して分解したりはできません。
心がそういう構造になっている、というのはあくまでも仮定。

でも、そう考えるといろいろ腑に落ちますよね。

ことに私たち自身が気づいていない自分の心の側面に関しては、心が階層的な構造だと考えなければ理解不能です。
さもないと、なんで自分の心なのに「気づかない」なんて事態が発生するわけ?ってことになっちゃう。

私たちが暮らしている家でたとえれば、階層的構造になっているため屋根裏や地下室はふだん目に触れない。
人間の心だって、似たようなもんだよね…という話。

この仮説による我々の精神構造のなかでも、今回の焦点は「無意識(あるいは潜在意識)」と呼ばれる部分です。

ACIM学習のポイントは、この「無意識」―私たちが気づいていない心の部分にある、と言うこともできるかもしれません。
(誤解のないように申し添えれば、ACIMの目的は心の構造を解明することではなく、私たちが気づいていない自分自身の想念に自覚的になることにあります。)

今回は、ACIMが考えるこの「無意識」について学びます。

実はこの「無意識」、ACIMのいう「聖霊」と直接に関係しているんです。
だからこそ、押さえておきたいところでして。

残念ながら、この関連についての記述はFIP版(日本語タイトル「奇跡講座」)には収録されていません。
専門的すぎると考えられたか、あるいは、精神分析の定説とは異なると判断されたからかもしれません。

先に述べたように、心や精神を取り出して「物理的に」観察することはできませんから、上記の件に関しても真偽の判定はできないでしょう。

つまり、
「フロイト派か、ACIMか、どっちが正しいんだ?!」
というような議論は不毛ってことで。

しかし今回とりあげるテーマは、ACIMを学ぶうえで非常に興味深く、かつ有用なものだと思います。

前半の時間帯はこうした学びに使い、後半の時間帯はACIMを私たちの人生にどう応用するのかについて考えてます。
自分の人生に活用しなければ、いくら学んでもしょうがないですしね。

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